ドラマ『いつか、ヒーロー』の第7話「最終章!洗脳されたダークヒーロー」が2025年5月25日に放送されました。
第7話では、氷室が渋谷勇気だったと明かされ、渋谷勇気(氷室)の過去が明らかになりました。
第7話のあらすじやネタバレ、感想をご紹介いたします。
『いつか、ヒーロー』第7話:あらすじ
朝日放送テレビ『いつか、ヒーロー』公式HPより、第7話のあらすじをご紹介いたします。
謎の男・氷室海斗(宮世琉弥)の正体は赤山誠司(桐谷健太)の教え子・渋谷勇気だった!赤山誠司(桐谷健太)は、事実を確かめるため、氷室の元へと向かう。どうやら氷室は渋谷勇気としての記憶を全て失っている様子。その裏に隠された渋谷勇気の壮絶な過去とは…
朝日放送テレビ「いつか、ヒーロー」公式HPより引用
一方、若王子の手下に襲われた大原要蔵(でんでん)の容体は予断を許さない状態が続く。ゆかり(長濱ねる)、野々村(泉澤祐希)、瑠生(曽田陵介)、いぶき(星乃夢奈)の4人は病院で大原の様子を見守り続ける。そんな中、赤山は4人に氷室の真実を告げる。衝撃の真実に驚きを隠せない4人は混乱し、ぶつかりながらも、命懸けで若王子の不正の証拠を守った大原のため、そして大切な仲間である渋谷勇気を取り戻すため…赤山とともに立ち上がる事を決意する!
それでは第7話の内容を見ていきましょう。
『いつか、ヒーロー』第7話:ネタバレ
画像:テレビ朝日「いつか、ヒーロー」公式HPより
『いつか、ヒーロー』第7話で起きた主な事柄を分けてご紹介いたします。
↓↓↓『いつか、ヒーロー』第6話のネタバレ・考察についてはこちらでご紹介しています!

ネタバレ1:大原が搬送される
大原は、宅配便の配達を装った人間に襲われ、病院に運び込まれていました。
大原は腹部を2カ所刺されて意識不明。手術を受けることに。
赤山は、おそらく若王子の差し金だろうといいます。
大原がこうなったのは自分のせいだという赤山。
瑠生たちにも「巻き込んで悪かった」と謝り、危なすぎるからもう関わらないでほしいと頼みます。
そして、赤山は「あとは俺がやる」と氷室の元へと向かうのでした。
ネタバレ2:渋谷勇気の過去
若王子から、氷室の正体が渋谷勇気だと聞いた赤山。
若王子によると、氷室は事故で頭を怪我したからか、まるでコンピューターのように抜群の頭脳を持っているといいます。
何をやっても完璧で、若王子の右腕として表の仕事も裏の仕事もやってくれているそう。
若王子は、氷室はきっとたくさんの人を殺しているといいます。
「洗脳しているのか」と聞く赤山に、「氷室を連れて帰りたいなら止めない」と言い、氷室の連絡先を渡す若王子。
しかし、若王子は「氷室は赤山のことは全く覚えていないだろう」といいます。
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氷室に会いに来た赤山は、氷室に渋谷勇気がどんな人間だったか教えて欲しいと聞きます。
氷室は、「案件1 渋谷勇気」と言い、渋谷勇気についての情報を話し始めます。
案件1 渋谷勇気
・生後間もなく母親が死亡。
・父親の虐待により5歳で『希望の道』入所。
・『希望の道』解散後、実家に戻される。
・父親からは、「母親が死んだのはお前のせい」と虐待される。
・虐待にめげず、中学を出て住み込みで働きながら定時制高校に通い、国立大学に入った。
・父親は、勇気の奨学金に手を付け、勇気にたかり始める。
・父親の要求に応え、バイトをかけ持ちした。
・大学卒業を目前にしたある日、過労によってもうろうとしていた勇気は事故に遭った。
氷室は、「渋谷勇気は惨めだった」といいます。
何かになろうとたった一人もがき、しかし、誰のことも自分のことすら守れなかった。
生きてても死んでも誰も気にも留めない最低の人生だと言う氷室。
赤山は、「勇気はがんばったんじゃないのか?たった一人でがんばったんじゃないのか?それだけですごいことじゃないのか?」と投げかけます。
それに答えない氷室に、赤山は「お前は何者なのか」と氷室自身のことを聞きます。
氷室は、若王子の右腕として普通の人にはできないさまざまな仕事をこなしドリーム社を成長させ人々を豊かにしたといいます。
そして、氷室は小さいころからの夢だったヒーローになったと話します。
氷室のその言葉に、「それがお前のなりたかったヒーローか?」と問いかける赤山。
赤山「それがお前の望むヒーローなら何も言うことはない。
でも違うんだったら うちに帰ろうぜ」
ネタバレ3:若王子と勇気の関係
若王子と渋谷勇気(氷室)の出会いは『希望の道』です。
若王子が『希望の道』に来ていたある日、若王子は勇気に救われたといいます。
『希望の道』にいるときに、父親から電話がかかってきた若王子。
父親からの電話の内容は、〝お前(若王子)が弱くて役立たずの負け犬だから、若王子家の仕事はさせない〟と言うものでした。
ショックで泣きわめく若王子。
そこに勇気がやってきて、若王子に「あげる」とポップコーンを差し出します。
どうして泣いていたのかと聞く勇気に、「弱くて役立たずだから」と答える若王子。
若王子の答えに、勇気は「大人が泣いたっていい」と言い、「人間はなんにでもなれるよ」と力強く話します。
若王子はその言葉に救われたようす。
その後、若王子が経営するドリーム社の病院に、大人になった勇気が事故で運ばれてきます。
全身打撲。左腕左足の骨折と脳挫傷。それに顔面を損傷しており蘇生は難しいという判断でした。
しかし、若王子は「勇気は昔僕を救ってくれたから、今度は僕が勇気を救う」と勇気を助けます。
そして、無事助かった勇気。
勇気は、ドリーム社が調教していたという氷室海斗という人物と戸籍を入れ替えられ、氷室海斗として生まれ変わったのでした。
その後は、若王子の右腕としてドリーム社に尽くす氷室。
若王子は、氷室の誕生日に呼び出し「自分の後継者にふさわしい者」だとしてプレゼントを渡します。
それは、子どものときにもプレゼントしたという、ブラックジャガーのお面でした。
ネタバレ4:勇気が守ってくれた?
氷室の元を後にし、大原が運ばれた病院に戻る赤山。
赤山は、瑠生たちにも氷室の正体が勇気だと話します。
信じられないと疑う瑠生たち。
そんな中、ゆかりだけは「私は信じたい」と言います。
瑠生やノノは「氷室は人殺しで、平気で自分たちのことも殺そうとした」と受け入れられないようす。
洗脳されていたとしても許させることではないと怒りをあらわにします。
しかし、ゆかりは「氷室は自分達を殺そうと思えば何度でも狙えたはずなのになんで」と自分たちは殺されていないのはなぜなのかと疑問を口にします。
いぶき「勇気が守ってくれてたってこと?」
瑠生「そんなわけねえだろ」
黙り込んでしまうゆかりたちに、瑠生は「氷室が勇気だったとするなら、俺は俺のやり方で確かめる」と宣言するのでした。
その言葉に、「自分もそうする」というノノ。
いぶきやゆかりも頷き、全員が動き出そうとするのでした。
しかし、赤山は「勇気は自分が連れ戻す」と瑠生たちを止めます。
それに対し「赤山のためではなく自分たちのためにやる」という瑠生たち。
瑠生たちの思いに赤山は「わかった」と頷き「絶対に無茶だけはしないでくれ」と頼むのでした。
ネタバレ5:それぞれの動き
瑠生たちはそれぞれが動き出します。
瑠生は、築富住建と東ドリーム銀行にだまされた被害者の人たちと、裁判を起こすことを決めました。
ノノは、お面をつけてユーチューバーとして活動していましたが、お面を外し、株価が下がってしまっているタイガーファンタジー社の株を買うように呼びかけます。
このタイガーファンタジー社は、ゲームセンターで遊ぶ子どもたちのことを一番に考えている会社で、大手ファンドの金儲けのために潰されていいような会社じゃないと視聴者に訴えかるノノ。
みんながこの会社の株を買って株価が上がれば、会社を救うだけでなく大手ファンドに大打撃を与えることが出来ると話します。
ゆかりは、『希望の道』園長の奥さんだった女性の妹に会い、子どもたちが赤山に書いた手紙を受け取りに行きました。
いぶきは、術後から眠ったままた大原の元へ向かいます。
いぶきが大原の身なりを整えようとすると、大原は無事目を覚ますのでした。
ネタバレ6:赤山の思惑
赤山は暴露系ユーチューバーと会い、何か打ち合わせをしているようす。
しかし、若王子の秘書がその姿を写真に収めていました。
若王子は小松崎とともに、十和子を呼び出し、赤山が暴露系ユーチューバーに渡していたSSDの中身が何なのか問い詰めます。
「ドリーム社のやりがい搾取問題だと思う」と答える十和子。
小松崎は、念のため配信サイトに圧力をかけてこのユーチューバーのアカウントをBANさせるというのでした。
赤山が最後にすがったのが暴露系ユーチューバーだということを笑う若王子。
小松崎も、新党結成とフトゥールム社買収に何ら問題はないと自信をもって答えるのでした。
しかし、後日。
テレビニュースに、海外メディアが
・ドリームグループジャパンの関連会社ではたらく外国人を含む社員6名が現在行方不明となっていること。
・東ドリーム銀行に、組織ぐるみでの重大なコンプライアンス違反。隠蔽工作などの問題があったこと。
が報道されていると速報が入ります。
海外メディアは忖度しないので、赤山は海外メディアで報道されるように仕向けていたのでした。
さらに、タイガーファンタジー社の株価が大幅に値上がりする事態に。
このままだとドリーム社にとってとんでもない損失になると慌てる氷室の部下。
氷室は、「個人投資家が騒いだところでたかが知れている」と株を大量に売ることを指示します。
一方、赤山は、「勇気は俺が絶対に取り戻す」と闘志を燃やすのでした。
【いつか、ヒーロー】第7話:感想
赤山たちの反撃が本格的に始まってワクワクしました。
しかし、次回が最終回とは驚きですね。
全8話で終わってしまうなんて残念です。もっと続いてほしかったな。
第7話では、若王子と氷室(本当の渋谷勇気)の関係が明らかになった回でした。
勇気が若王子に投げかけた言葉は本心だったはず。
そして本心だったからこそ、若王子は救われたのだろうと思います。
しかし、若王子は間違った方向へ行動し、勇気は若王子の駒として使われることになってしまったなんて悲しい話です。
一方で、若王子が事故に遭った勇気を救ったのも純粋な善意だったのではないでしょうか。
記憶がなくなっているかはその時点ではわからなかったはずですし、記憶が残っていたら別の未来があったのかとも思います。
それとも、記憶があっても洗脳させて自分の駒にしたのでしょうか。
勇気はどんな人生であっても、別人として生きさせられるなんて望んでいなかったはず。
赤山が『希望の道』で子どもたちの心を救ったように、再び勇気の心も救ってあげて欲しいです。
赤山は「勇気を取り戻す」と言っていますので、最終回ではきっと勇気の記憶も戻るのだろうと思います。
しかし、勇気は人を殺したりしてきているようなので、普通ならすんなり赤山の元へ戻ることは出来ないはず。
そのあたり、どんな結末になるのか興味深いです。
というか、あと1時間でまとまるのでしょうか。
最後まで丁寧に描いてほしいなと思います。
↓↓↓『いつか、ヒーロー』第8話のネタバレ・考察についてはこちらでご紹介しています!

まとめ
『いつか、ヒーロー』の第7話について、あらすじやネタバレ、感想をご紹介しました。
↓↓↓『いつか、ヒーロー』第1話から全話の復習はこちらからどうぞ!

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