【約束16年目の真実】最終話ネタバレ!事件の真相は?桃の犯行理由がサイコすぎ!

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中村アンさんが主演を務める日本テレビ系ドラマ『約束 ~16年目の真実~』が2024年6月13日についに最終話を迎えました。

最終話では、16年前の連続殺人事件の真相が明かされました!

この記事では、最終話のあらすじやネタバレ、そして事件の真相は一体どのようなものだったのか、ヤバすぎる“犯行の理由”や“約束の内容”をまとめてご紹介いたします!

この記事では、『約束~16年目の真実~』最終話のネタバレをしています。
まだ見ていない方はお気をつけください。

目次

ドラマ『約束~16年目の真実~』とは?

『約束~16年目の真実~』は、16年前に父が連続殺人犯の容疑者として逮捕され、全てを奪われた主人公・桐生葵(中村アン)が、刑事となって過去の真相を探る完全オリジナルの〝心理サスペンスドラマ〟です。

被害者はみな、遺体の口に複数のビー玉が詰められ、右手は指切りの形にされていました。

前回の第9話では、真犯人は飛鳥桃だと明かされました。

ドラマ『約束~16年目の真実~』最終話あらすじ

井出(森優作)の雑貨屋で真犯人を示す決定的な証拠を見つけた葵(中村アン)。
その時、同級生の一人、飛鳥桃(織田梨沙)が葵の前に現れた。連続殺人の真犯人の正体を知り、葵は衝撃を受ける。桃は、すべての殺人は自分がやったことだと認める。葵は桃にスタンガンを押し当てられ、意識を失う──。

引用:「約束~16年目の真実~」公式HPより

それでは、最終話で明かされた事件の真相をご紹介いたします!

【約束16年目の真実】犯行の理由がサイコすぎ!

不破翔の妹・玲や、飛鳥桃の母親を含む被害者8名全員を飛鳥桃が殺害していました。

きっかけは不破のシナリオ

桃は、不破が主人公を葵としてあて書きしてシナリオを書いていると聞き、葵がサスペンスの主人公ってどんな感じかドキドキしたそう。

読んでみると、「突然首を絞めて殺害し、その口にビー玉を詰める」という、その行為が美しく官能的に感じたといいます。

新しい世界がパーっと広がっていた気がしたという桃。

特に、終盤で主人公が首を絞められるシーンを読むと、葵の苦しそうな顔が思い浮かんで興奮したそう。

殺人衝動が起き、桃はそこから葵に夢中になっていきます。

桃「葵の苦しむ顔が頭から離れなくなって、やってみたいな~って

練習してみようと、葵の面影が少しでもある子をターゲットにして殺害したそう。

桃は人当たりがいいため、あまり警戒されなくて簡単だったといいます。

自分でも殺せるやり方を研究して、計画を練って実行。

最後にロープで首を絞め、口にビー玉を詰めると、美しくて達成感もあってもう一度やろうと決めたそうです。

桃がサイコパスすぎて驚きました。怖い。

【約束16年目の真実】不破玲殺害の真相

2人目の被害者である不破玲も、たまたま雰囲気が葵に似ているから殺害したそうです。

ただ、本当は事件の日に殺害する予定じゃなかったそう。

葵と玲が言い争っているときに、玲の手が葵の首にかかるのを見て、殺人衝動がうずいてしまったとのことでした。

ビー玉は持っていたけれど、凶器は持っていなかった桃。

その時、桃は「葵の家庭を揺さぶってみたい」と思ったそう。

桃「父親が殺人の容疑で疑われるようなことがあれば、
葵は見たこともない表情を見せてくれるかもしれない。
私を頼ってくれるかもしれない」

葵の家の庭からロープ持って急いで戻って殺害します。

命無駄にしないからね。この練習は必ず活かすから」とビー玉を詰めて指切りしたそう。

その後、玲のもっていたルーズリーフに暗号を見つけ読んでいると、葵が戻ってきてぞくぞくしたとのこと。

桃「私の作品を葵に見られる。反応を間近で見ることができる。
そう思ったら興奮が止まらなくて」

しかし、ミサンガが切れて落としていたことに気づいた桃。

自分が犯人だとバレると思い、葵を後ろから殴ったようです。

その後、葵の父親が捕まりますが、桃は、疑いの目が向いたら面白いなと軽い気持ちだったそうで、本当に捕まってしまったことに驚いたといいます。

しかも捕まったまま死んでしまい、「全部解決した」とびっくりしたそう。

しかし、その結果葵が町を出てしまうことになっとので、その点は反省したとのこと。

そして、もう殺すのはやめようと思ったそうです。

殺害した遺体を作品と言ってるのがもう怖すぎますね。理解できない感覚です。

【約束16年目の真実】母親殺害の真相

不破玲を殺害したあと、もう殺すのはやめようと思った桃ですが、最後に「ママは殺しておかなきゃ」と思ったそう。

桃は母親から虐待をされていたそうで、暴力をふるう母親は殺せばいいってそのときようやく気付いたという桃。

殺害すると、さっきまで母親だったのに、醜い死体が転がっていて笑ってしまったといいます。

しかし、身内の遺体は自分が疑われてしまうので、処分をどうするか考えていたら、ちょうどそのときに救世主が現れたそう。

ちょうど井出尚哉がやってきたとのことでした。

虐待はされてるのかなと思いましたが、桃の店でよく集まっていた葵たちは気づかなかったのでしょうか。

【約束16年目の真実】飛鳥桃の協力者・井出尚哉

井出尚哉は、桃が殺害した被害者を埋めたり、犯人が桃だとバレないようにアリバイ工作したり、桃に協力しています。

真実にたどり着かないよう、葵をけん制するため、呼び出したり後ろから襲ったりしたのも井出でした。

井出がはじめて協力したのは、桃が母親を殺害したとき。遺体を埋めるのを手伝っています。

桃が母を殺害し、遺体の処分をどうしようか考えているときにたまたまやって来た井出。

桃は、「どうしよう…」と泣きながら井出に助けを求めます。

井出は見返りを求めることもなく何でも思い通りに動いてくれたそうです。

この時桃は、遺体を埋めるなら葵の家の庭がいいとリクエストしたそう。

桃「葵が帰ってきたら見つけてもらえるかもしれないでしょ」

桃は、いつか見つけてもらえるようにと葵の家の掃除もしていました。

井出尚哉が桃に協力する理由

桃をかばう理由は、『俺を救ってくれたから』だといいます。

事件の一年位前、井出は親に見捨てられ、施設ではいじめられ、どこにも居場所がなかったそう。

そんな井出に、桃が話しかけてくれました。

それ以来、何度も食事をくれて、互いに親からの虐待の話をして、桃の店にも時々行くようになったそう。

井出「彼女はこの世界に俺の居場所を作ってくれた」

井出は、自分が桃を救わなきゃと思ったそうです。母親に立ち向かった彼女を救わなきゃと。

その後も犯行をかばい続けていたのは、今さら見捨てられないという気持ちから。

「俺が守らなきゃ」とずっと思っていたそう。

そのため、葵をけん制して真実にたどり着かないようにしたりしていたとのこと。

井出「俺が全ての罪をかぶってでも彼女を…」

捕まればおそらく桃は死刑になってしまいます。

井出は、桃には生きていてほしかったそう。ただ、笑っていてほしかったようです。

桃の話を聞いた後だと、井出がなんだかまともに感じてしまいました。
全然まともじゃないですが、まだ井出の気持ちの方が理解できますね。

↓↓↓『約束~16年目の真実~』真犯人だった桃と井出尚哉のつながりや関係はこちらでご紹介しています!

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【約束16年目の真実】神田橋の事件など近年の事件の真相

葵が町からいなくなった後は、何にも感じなくなったという桃。

5年前、葵のようす見に都心(神田橋)まで行きました。

葵が気づいてくれるかもと思い、一人殺してビー玉詰めてみたけれど気づいてもらえなかったといいます。

簡単にうまくいくわけないと、その後も犯行を続けている(3~4年前の事件)と、思いが通じたみたいに葵がこの町に戻ってきました。

心の底からうれしかったようで、桃は、自分がこの町で葵を殺したかったと気づいたそう。

興奮した桃はまた1人殺します(和田瑠璃)。

しかし、今度は作品を見てもらいたくて、遺体も隠すのをやめたそう。

その上、他の作品も見てもらいたくて、井出に通報してもらい過去の殺人も知らせたそうです。

だんだん、今までの伏線が回収されていきますね。

【約束16年目の真実】葵を殺害しない理由

葵を殺害しない理由は『親友だから』でした。

桃は、葵に執着し、葵に似た人物を殺害してきました。

葵は「私がターゲットなら最初から私を殺せばよかった」と言いますが、桃は「親友を殺すわけない」と言っています。

桃のことを『親友』と呼んだのは葵からでした。

映画シナリオを読んだ直後くらいの時期、桃が葵と2人で歩きながら「葵とずっと一緒にいられたらな」と話します。

桃の言葉に「どこにいても、いつまで経っても親友でしょ」と答える葵。

桃は親友と言われてすごくうれしかったといいます。

このとき、桃は葵にある約束をしました。

ほほえましいすてきなエピソードですよね。ここだけ見れば…。

【約束16年目の真実】桃と葵の約束の内容

16年前、桃が葵としたという約束の内容は『葵を殺すこと』

直接こういったわけではないので、葵は全く覚えていません。

親友と言われて喜んだ桃は、「私、絶対いい作品にするから。この町で最高の作品を作り上げる。だから楽しみに待っててね、約束!」と葵と指切りをするため右手を差し出します。

この“作品”というのが、葵の遺体という意味で「葵をこの町で殺す」と桃は約束したつもりだったようです。

葵は、映画の話だと思って快く指切りをしますが、桃は、葵が自分に殺されることを了承したと思ったそう。

桃「不破君のシナリオに沿って最高の作品を作り上げるって約束したでしょ?」

そのため、その日のために練習してきた桃。

しかし、葵を殺したいけれど、親友を殺すことなんかできないとずっと苦しかったそう。

一方で、桃は、葵が親友である自分に軽蔑するような目を向け逮捕しようとしてきたことに怒りが湧いているようす。

桃「だったら親友じゃないね、殺していいね」

そして、ついに本当に殺害しようとロープで首を絞め始めます。

天草が16年前に見たという葵が誰かと指切りしていたシーンはこの時のことだったのですね。

【約束16年目の真実】事件の結末は?

葵の首を絞める桃ですが、やってきた香坂達刑事にとめられてしまいます。

刑事たちがやってきたことで、「もういいや」と殺害する気がなくなったようすの桃。

そこへ、不破もやって来ます。

不破「どうしてだよ!」

どうして妹を殺したのか聞く不破。

桃は、不破は全く関係ないといいます。たまたま玲だっただけだと。

不破は、隠し持ってきたナイフで桃を刺そうとしますが、葵が止めようと間に入り手を切られてしまいます。

葵「私だって許せない。でも、だからこそこんな形で終わらすべきじゃない」

葵は、不破が罪を犯すことを玲は望んでいないと言います。

多くの命を奪った桃は裁かれなければなりません。

一方、桃は「私を助けてくれたんだね」と恍惚の表情で葵を見つめます。

葵「逃げることは許さない」

そういって葵が手錠をかけ、桃は逮捕されました。

テレビの報道によると、桃はすべての容疑を認めているとのこと。

ついに16年前の事件の真犯人が捕まり、事件が解決しました。

刑事に邪魔され、すぐ「もういいや」となる感じがまた怖いです。
犯人がこんな感じだと、犯行に対する怒りをどうすればいいのかも混乱しそうです。

↓↓↓『約束~16年目の真実~』真犯人・飛鳥桃のこれまでの言動についてはこちらからどうぞ!

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【約束16年目の真実】葵の後悔

「ずっと傍にいたのに。早く気付けていれば何かが変わっていたかもしれない」と後悔する葵。

しかし、香坂は桃について「飛鳥桃は完全な2面性を持ち、身内さえ平然と殺すシリアルキラー」だとプロファイリングしています。

「近くにいる人間ほど気づけなかったはず」と言う香坂。

“映画シナリオにより殺人欲求が目覚め、主役だった葵に向けられた。

もし、主役が別の人物ならターゲットは変わっていたはず。”

香坂はそれだけの事だと言います。

葵は、「桃は悪魔だったのか。それとも何か少し違っていれば彼女を救えたのか」とまだ考えますが、香坂は「それはあなたが背負うべきことじゃない」と葵にはっきりと伝えます。

香坂「多くの犠牲者を思い これ以上悲しみが生まれないよう 
大切な人を失わないよう強く生きる」

見るべきは未来」だと香坂は言うのでした。

「強く生きる」という言葉がなんだか泣けました。前を向いて進んでほしいです。

【約束16年目の真実】登場人物たちのその後は?

最終話では、各登場人物たちのその後のようすがわかる描写がありましたのでご紹介いたします!

天草のその後

桃が真犯人だったことを知り、「葵や桃の傍にいたのに、結局何もしてやれなかった」と悔やむ天草。

そんな天草に、葵は「見返りや利害で一緒にいたんじゃない。何かを期待したんじゃない」と語りかけます。

葵「それが親友でしょ。ちゃんと罪を償って。みんな待ってるからね」

天草「ありがとう」

罪を償い、再びみんなと会うことを約束するのでした。

葵の表情が柔らかくなっていたのが印象的でした。
すべてが明らかになり、肩の荷が降りた感じでしょうか。
香坂の言葉もきっと葵が前を向く後押しをしたのでしょうね。

一条のその後

一条は不起訴になったそうです。

「自分の信頼を回復してくれた」と葵にお礼を伝えます。

しかし、それは香坂の手柄だと言う葵。

一条は、「有村から葵に渡してくれと頼まれたものがある」と一通の手紙を渡します。

康男が亡くなる直前、葵への手紙を書き残していたものだそう。

留置所にあった手紙が有村の手に渡っていたようです。

有村はずっと自宅に保管していたとのこと。

一条は“速水康男は立派な父親だった”という伝言とともに、葵に渡してくれと有村から預かっていました。

もっと早くに渡してほしいと思ってしまいますが、捨てられず葵の手に渡ってよかったです。

父・康男からの手紙

康男はさいごまで葵のことを考え続けていた。

《手紙の内容》
俺は刑に服する。けれど葵にだけは潔白だと信じてほしい。
つらい思いをさせてすまない。
本当は心に傷を負った葵の傍にいてやりたかった。

どうかゆっくりと心の傷を癒してほしい。
仲間を大事にしてほしい。自分を大事にしてほしい。

そしてもし、心に余裕が生まれたら望野町に思いを寄せてほしい。
父さんはこの町が好きだ。
楽しい思い出がたくさんあるこの町が。

いつかまた、葵が心から笑える日が来ることを願っている。
そして、真実が明らかになる日を信じたいと思う。

葵はこの手紙を読み、「真実、明らかになった。約束果たしたよ」と空を見てつぶやくのでした。

葵は、きっと亡くなった康男に向けて、真実を明らかにすると約束していたのですね。

香坂のその後

本部に戻ることになった香坂。

あいさつに来た葵に、チームや葵に助けられた結果だといいます。

香坂は、葵に「本部に来ないか」と誘いますが、「この町を守つことが自分の責務だと思っている」と断る葵。

葵「寂しいですか?」

香坂「まさか。あなたこそ本当はまだ私とバディでいたいのでは?」

葵「プロファイリングですか?」

香坂「ご想像にお任せします」

またいつか」とどこかで再び一緒に仕事をする約束をします

香坂が葵を認めているのが感じられてすてきなシーンでした。

不破のその後

事件が解決し、北見が丘に集まった葵、不破、恵。

不破は、「この町のことを記録しておこうと思う」と伝えます。

ライターではなく、監督として物語を書くそう。

不破「まっすぐな希望の物語にしたい

恵「シナリオができたら私たちにまっさきに見せてよね」

不破「もちろん。じゃあ、いつかこの町で」

葵「約束だね

未来への希望の約束をするのでした。

不破も前を向けるようになったようで、すっきりとした笑顔が印象的でした。

葵のその後

葵は、16年前の事件が解決した後も望野署に勤務し続けています。

事件解決から3カ月後、本部からの応援要請を受け香坂と合流する葵。

葵と香坂は再びバディとなって捜査していくようすが描かれてドラマは終了となりました。

「またいつか」といった約束が早くも果たされましたね。

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まとめ

『約束~16年目の真実~』事件の真相についてご紹介いたしました。

桃のサイコパスっぷりが恐ろしかったです。理解できない思考回路でした。

井出が桃に協力していた理由の方が、人間味があって納得できました。

1話から最終回までずっと見ごたえのあるドラマでしたので、見返して伏線を確認しながらもう一度楽しみたいと思います。

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