ユーミンストーリーズ『春よ、来い』第3話ネタバレ感想!日記の内容は?

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幅広い層に愛される松任谷由実さんのデビュー50周年記念に出版されたトリビュート小説「ユーミンストーリーズ」が2024年3月にNHK夜ドラにてドラマ化されました。

3月4日から、3つのお話がオムニバスとして3週にわたって放送されており、3月18日から21日までは第3週『春よ、来い』が全4回で放送されました。

この記事では、3月20日に放送された第3週『春よ、来い』第3話のあらすじとネタバレ、視聴した感想をご紹介いたします。

この記事は、ユーミンストーリーズ『春よ、来い』第3話のネタバレをしています。
まだ見ていない方はご注意ください。

目次

NHK公式HPより、『春よ、来い』第3話のあらすじをご紹介いたします。

カナコ(宮﨑あおい)は3回しか会ったことのない千崎(岡山天音)から思わぬ申し出を受けたことをきっかけに、母が”あれ“をどう使ったかというずっと抱いてきた疑問と向き合う覚悟を決める。そして千崎の運転する車に乗って、疎遠になっていたある人を訪ねる。一方、中学校では多英(白鳥玉季)に対するイジメがエスカレート。叔母のなりみ(小野花梨)は部屋に引きこもった多英を家族の思い出の場所へと連れ出す。

NHK公式HPより

第2話では、“あれ”の力の条件や、新しく登場した中学生の多英のことが描かれました。

第3話では、カナコと千崎の関係が大きく変わっていきます。

それでは第3話の内容を見ていきましょう。

第3話で起きた主な事柄を3つに分けてご紹介いたします。

千崎の申し出

カナコは、昼食をとろうと入った蕎麦屋で、2度偶然千崎と相席することがありました。

2度目のときに、「今度あらためて食事でもどうか」と誘われたカナコ。

そして、約束した食事中、千崎はカナコに「結婚を前提にお付き合いをしませんか?」と申し出ます。

「こうやって会うのは3回目なのに結婚を前提は変では?」と言うカナコに対し、

千崎は「カナコさんと一緒にご飯を食べるのはとっても楽しい」と伝えます。

今までは「永井さん」と呼ばれていたのに急に名前で呼ばれ、カナコは千崎に「女の人に慣れているんですね」と言います。

違うと否定する千崎ですが、そのあわてぶりを見て面白い人だと感じるカナコ。

「結婚は置いておいて、またご飯を食べに行きましょう」と千崎に伝えます。

そして、食事の帰り道、千崎は今度遠出して出かけようとカナコをデートに誘います。

カナコは「運命とは劇的なものではなく、巡り合わせのようなもの」だと思っているそう。

この食事の日、カナコはすでに千崎のことを好きになり始めていたそうで、

千崎との出会いも、“あれ”についても運命なのだろうと受け入れていきます。

カナコ「ママが叶えたのはいったいどんな願いだったの?」

家に帰ったカナコは、ずっと抱いてきた疑問に向き合う覚悟を決め、読むことのできなかった母の日記を開きます。

そこには、新聞の記事が切り抜かれ挟まれていました。

記事の内容は、「女性画家の鹿島小枝子さんという方が亡くなった」というもの。

さらに、日記には「叶ってしまった。もう絵は描かないで。しあわせは続かないで」と書いてあります。

「しあわせは続かないで」って誰に向けての言葉でしょうね。
小枝子さんでしょうか。それとも自分自身?

多英の状況

多英は、1か月ほど教室に行くことができず、保健室登校をしています。

仲のいい深海とも会っていないようで、保健室の先生に最近深海は来てるか尋ねます。

深海は盲腸で入院しているとのこと。

保健室から出てきたところをクラスのいじめっ子たちに見られてしまい、多英はトイレへ逃げ込みました。

いじめっ子たちは、多英を追いかけトイレまでやってきて、個室に入った多英に対し、

「もう学校来なくていいよ。」「1か月も授業受けられないんだもん。」「大変!しんぱーい。」「まじ来ないで。」と笑いながら何度も言ってきます。

家に帰ってから、多英は祖父・草平と叔母・なりみに「学校行かなくてもいいかな」聞きます。

草平は「行かなくたっていい」と認め、なりみもうなずきます。

それから、多英は家に引きこもるようになりますが、ある日、なりみからドライブに誘われます。

しかし、なりみは免許取得後はじめての運転のようで、草平は非常に心配し多英を連れていくことに反対します。

「多英を連れていきたいところがある」というなりみ。

草平は、多英にどうしたいか聞きます。

「行きたい」という多英を、なりみは連れ出します。

行き先は、なりみが昔家族でよく行ったという海です。

なりみは、「その海を一緒に見たい」と多英に伝えます。

いじめのシーンは見ているのもつらい気持ちになりますね。

カナコの決意

カナコと千崎は、千崎の運転で鹿島彰という男性のもとを訪ねます。

鹿島は、疎遠になっていたカナコの父親で、母・さなえの元夫です。

新聞の記事にのっていた女性と同じ名字ですね。兄妹でしょうか。

カナコ「ママに最後に会ったのはいつですか?」

鹿島「小枝子が亡くなった次の年かな。」

さなえは、小枝子がどうして亡くなったのかをとても気にしていたそう。

カナコも亡くなった理由を尋ねると、がんで亡くなったと教えてもらいます。

余命を告げられていましたが、それよりずいぶん長く生きられたそう。

亡くなるときもとても穏やかで、そのことを聞いたさなえはほっとしていたようです。

そして、自分はカナコとさなえを幸せにできなかったと謝る鹿島。

カナコは、「それは私が決めること。私は今幸せ」と鹿島に伝えます。

鹿島の家を訪れたあと、2人は朝日が綺麗に見える海沿いの場所に車を止めます。

そこでその夜は眠るそう。

千崎と一緒に朝日を見るために。

カナコが母親の願いと“あれ”について向き合っていくそばに、千崎がいてくれるのがすてきですね。
朝日を一緒に迎えるのは、新たな人生の日の出のような感じでしょうか。

千崎とカナコの関係がだいぶ進展しましたね!

千崎はカナコのことを丸ごと受け止めている感じがすてきでした。

カナコも千崎に“あれ”の力の話をしていますし、心を許しているようですね。

“あれ”の力は、カナコが「母親の空想かも」と言っていましたが、叶ったかわからないからこそ、
少し疑いながらも一族の人たちは皆ずっと言い伝え続けてきたのかもしれませんね。

たまたま、一族の中で願ったことが現実になった人が、自分が願ったからこそ起きたことだと信じこんでしまったり。

もしかしたら、最初はこどもに秘密の話をするような感じで言った冗談が、ずっと代々伝わってしまったのかも?

そういう冗談をこどもに話す人はそれなりにいそうですし、雄大たちの一族も同じように代々伝えられ続けたのかもしれません。

条件も、願った後にこどもが叶ったのか確認できないようなものにしたのかも。

第3話では、雄大たちは出てきませんでしたが、次回雄大たち一族の“あれ”の話についてもより詳しくわかるといいなと思います。

さらに、鹿島小枝子という女性と、カナコの母・さなえの間に何があったのかも気になりますね。

また、“あれ”の力とは関係ない、多英たち家族はどう関わってくるのでしょう。

それにしても多英の学校での状況はかなりつらそうでしたね。

見ているだけで心が締め付けられるような悲しい気持ちになりました。

でも、家族が寄り添ってくれているので少し救われますね。

↓↓↓ユーミンストーリーズ『春よ、来い』第2話ネタバレ感想についてもこちらで詳しく紹介しています!

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ユーミンストーリーズ『春よ、来い』第3話のあらすじとネタバレ、感想をご紹介しました。

“あれ”の力とは空想のもので、本当はそんな力はない可能性が出てきましたね。

次回が最終回です。

それぞれの家族が関わっていくことは残りの放送時間的にないのかな?

それぞれがどんな結末を迎えるのか楽しみですね。

↓↓↓ユーミンストーリーズ『春よ、来い』第1話ネタバレ感想についてはこちら。

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