毎週金曜日22時から放送しているTBSの連続ドラマ『不適切にもほどがある!』の第8話が2024年3月22日に放送されました。
第9話は、渚がハラスメント疑惑をかけられたり、タイムマシンに問題が起きたりするそうです。
この記事では、第9話のあらすじからネタバレまで、また次回最終話はどうなっていくのか考察をしていきます。
この記事は、9話までの内容のネタバレをしています。まだ見ていない方はご注意ください。
『不適切にもほどがある!』第9話 あらすじ
TBS『不適切にもほどがある!』公式HPより、第9話のあらすじをご紹介します。
社内報のインタビューを受けた渚(仲里依紗)。その記事を読んだ後輩・杉山ひろ美(円井わん)が渚の発言は自分に対するアウティングかつマタハラだ、と市郎(阿部サダヲ)の元に相談にくる。秋津(磯村勇斗)も交え、市郎から話を聞いた渚は、特定の誰かについて話したわけではないとショックを受ける。しかし、杉山の気持ちはおさまらず・・・。
そんな中、秋津が社内モニターとして登録しているマッチングアプリでマッチした証券会社勤務の矢野恭子(守屋麗奈)と待ち合わせをするため、市郎と秋津は「SCANDAL」へ。するとそこには昭和にいるはずのサカエ(吉田羊)の「ちょっと綺麗になった」姿があり・・・!?
TBS公式HPより
8話では不倫問題が描かれていましたが、9話でも「ハラスメント」という現実世界でもよく問題になることがテーマになっているようですね。
市郎は孫の渚のピンチにどう向き合っていくのでしょうか。
それでは9話の内容を見ていきましょう!
『不適切にもほどがある!』第9話 ネタバレ
第9話で起きた主な事柄を7つに分けてご紹介いたします。
渚のハラスメント騒動
渚が社内報で取り上げられ、インタビューを受けます。
渚「今、妊活をがんばっている人達に言いたいのは、こころのゆとりを持った方がいいと思う」
その内容を見た渚の同僚の杉山は「自分に対するアウティングだ!マタハラだ!」と市郎のもとへ相談に来ます。
渚は、特定の誰かについて話したつもりはないとのことですが、社内会議にあげられてしまいます。
以前、杉山の妊活や通院のため仕事の日程をなかなか決めることができなかったとき、
渚は杉山に対し「じゃあ、その週はいないものとしてシフトを組んでおくから来れたら顔を出して」という発言をしていました。
これがプレマタニティハラスメントと認定されてしまいます。
渚は、「ハラスメントのつもりはなく、休みやすいムードを作ってあげようとしたための発言」だと反論しますが、
杉山はメンタル不調ため休職することになったそう。
そのため、渚も1か月休職するように告げられました。
渚は了承しますが、杉山に伝えてほしいとメッセージを残します。
渚「杉山ちゃんがママになるころには何かの役に立てたらいい。
私、あなたの味方だから。」
相手がどう感じるかはわからないので、良かれと思ってしたことや言ったことがハラスメントにつながってしまうのは悲しいですね。
秋津のマッチング
秋津の勤める会社は、新規にマッチングアプリを開発したそう。
秋津は社内モニターとしてアプリを利用しており、アプリからの通知が鳴りやみません。
今まで恋をしたこともなく、今は恋愛する気はないという秋津ですが、市郎にすすめられアプリ利用者の女性・恭子と会う約束をします。
恭子と何度か会ううちに、市郎が居候している自分の家に恭子を連れてきた秋津。
市郎を追い出し、恭子との距離を縮めていきます。
秋津はイケメンですしモテそうですよね!
ちょっときれいになったサカエ
時は少しさかのぼります。
秋津が恭子と初めて会う約束をした場所は、マスターの店「SCANDAL」でした。
市郎も恭子を見るために、秋津と一緒に「SCANDAL」にやってきます。
するとそこには、昭和にいるはずのサカエが、以前よりちょっときれいになって戻ってきていました。
市郎は驚き、恭子が来たのも気にかけずサカエに何があったのか話を聞きます。
サカエは、男に依存しないと生きていけない女に成り代わってしまったそう。
どういうことかと市郎が聞くと、サカエは昭和で安森とお付き合いをしているそうです。
SNSもDMもない昭和の男の行動力に惹かれてしまったサカエ。
もうずっと昭和でいいかもと感じています。
安森ととてもいい雰囲気の中、令和の井上から「問題発生!すぐに帰ってきて」と呼び戻されます。
サカエが戻ってきたことで、市郎は純子とキヨシが家に2人きりになることを心配します。
対して、サカエは「書き置きしてきたから大丈夫」だと言います。
【書き置きの内容:キヨシが昭和でやるべきことは、昭和の井上とサカエを引き合わせること】
さらに、純子は受験勉強で忙しいことを伝えると、市郎は驚いてしまします。
サカエは昭和の良さも感じているんですね。どちらの世界にもそれぞれいいところがありますよね。
「タイムマシンはもう出せない」
井上に呼び戻されたサカエは、市郎と一緒に井上から話を聞きます。
まず、サカエの書き置きのことを知った井上は余計なことはしてはダメだと怒ります。
タイムパラドックスはご法度だと。
そのあと、本題を話し始めます。
井上によると、タイムマシン事業のスポンサーが撤退してしまったそう。
井上「タイムマシン、もう出せません」
ギリギリ帰ってこれてよかったと安心するサカエですが、市郎に「キヨシはどうするんだ」と言われます。
はっとするサカエは、キヨシがまだ昭和に行ったままだと思い出します。
市郎も「ずっとこっちにいるわけにはいかない」と井上にあと1回だけどうにかならないかと詰め寄ります。
しかし、1回の運行には燃料費だけでも数百万のお金がかかるらしく無理とのこと。
解決策は見つかりません。
あるとき、市郎は「昭和に戻れないということは死なずにすむのでは?」と思いつきます。
しかし、純子は昭和にいるため自分だけ助かっても意味がないと考えなおします。
サカエは自分の息子のことをちょっとでも忘れてしまっているなんて、安森の存在に相当振り回されていたのでしょうね。
「もう会えないかもしれない」
市郎は秋津の家に居候していますが、秋津が恭子を家に呼んだことで家から追い出されてしまいます。
そのため、市郎は休職中の渚と渚の父・犬島が暮らす家に移りこみます。
そこへサカエと井上も呼び、一緒に食事を囲みます。
サカエから純子の話を聞くと、犬島はつい泣いてしまします。
犬島「いるのかいないのか。死んでるのか生きてるのかわからなくなっちゃって。」
そんな犬島を見て、市郎は「俺だって泣きたい」と言います。
市郎「もう会えないかもしれないんだぞ」
昭和はどうだったかと聞く渚に、サカエは「人がうるさかった」と答えます。
令和では、みんなイヤホンにマスク、わからないことは自分で検索、ととても静か。
パワハラやセクハラについては、「ひどい。感覚を鈍らせないと無理。認定基準がないし。」とのこと。
市郎は「認定して終わりじゃ意味ない。細かく分類して解決した気なっているだけじゃないのか。」と納得していないようす。
渚は、昭和のように「鈍い世界の方が自分にはちょうど良かったかも」とこぼします。
渚「行ってみたかったな、昭和」
それを聞いた市郎は、「みんなで純子に会いに行こう」と翌日純子のお墓参りに行くのでした。
令和の時代にはいないけど、昭和に戻れば会えるというのは確かにわけわからなくなりそうです。
でも、死んでしまった大切な人と会える手段があったのはうらやましいですね。
ムッチの告白
昭和では、ムッチ先輩と純子が「SCANDAL」で向き合っています。
ムッチ先輩「お前が高校卒業したら結婚しよう」
純子は「ごめんなさい」と断ります。
純子にとってムッチ先輩は、ずっと憧れの存在で今も好きだといいます。
純子「だけど、世界は広くていろんな生き方があるって知ってしまった」
ムッチ先輩は、「自分も未来に行ったから知っている」と言いますが、
純子は「それなのに自分のスタイルを貫ける先輩はかっこいいです。がんばってください」と去っていきます。
純子の去ったあと、フラれたことに気づいたムッチ先輩は大号泣してしまいます。
一方、令和では、同じく「SCANDAL」で恭子と秋津が向き合っています。
秋津は、恭子から「秋津くん、ちょっと違うかも」とフラれてしまいます。
フラれたことで、恭子のことが好きだったと気づいた秋津。
「好きってこういう感じなんですね」と号泣してしまいます。
同じ場所で、令和では秋津がフラれ、昭和ではムッチ先輩がフラれ、切ないですね。
「お母さんに会いに行こう」
フラれてしまった秋津のところに、市郎と井上がやってきます。
井上の大学のラボに、タイムマシンの予備の燃料が1回分だけ残っていたそう。
そのため、市郎は「秋津が結婚して渚が復職したら帰ろうと思っている」と伝えます。
一方、渚はごみ捨てに出たとき、ごみ捨て場で捨て方のルールを守らない住民に注意をします。
すると、「そんなに上から言わなくてもいいんじゃないか」と逆上されてしまいます。
住民「そんなだからパワハラで訴えられるんですよ!」
騒ぎを聞きつけ犬島が現れます。
犬島「お前に渚の何がわかる。渚はパワハラなんかしてない!」
~♪このあと犬島メインのミュージカルです♪~
その後、無理しすぎたのか犬島は倒れ救急車で病院に運ばれます。
一命は取り留めたようです。
渚のハラスメントについては、どこから漏れたのかSNSで拡散されていました。
「SCANDAL」で落ち込む渚に、市郎は「今度の土曜日、お母さんに会いに行こう」と誘います。
今度はお墓参りではなく、本当に昭和まで行くとのこと。
2人はタイムマシンのバスに乗り込むのでした。
市郎は、渚が落ち込んでるのは見てられないのでしょうね。
犬島も娘のピンチに駆けつけて助ける姿はかっこよかったです。
『不適切にもほどがある!』第9話 感想
ハラスメント問題、難しいですよね。
相手の状況や気持ちは全てわからないのが当たり前なので、今回のように良かれと思ったことが相手を傷つけてしまうのは悲しいです。
誰でも加害者側になってしまう可能性があるので気をつけないといけませんね。
今回はマタハラについてでしたが、妊活で休んだりするのが当たり前になってマタハラというのがなくなったとしても、きっとまた別のハラスメントが出てきたりするのでしょうね。
年代、性別、経験が違う人たちみんなが同じ価値観になるわけないですから、どんな問題でもお互いの気持ちを考えて優しくできる世界になれたらいいなと思います。
互いの歩み寄りが大事ですよね。
そして、タイムマシンがついに出せなくなってしまいましたね!
あと1往復分はできるみたいですが、みんなの今後はどうなっていくのでしょう。
市郎は、秋津の結婚と渚の復職を見届けてからその1回を使おうと思っていたみたいですが、
結婚を待っていたら数年はかかるんじゃないかと思ってしまいました。
その間、純子に会えなくてもよかったのかな。
結局、落ち込んでいる渚のためにすぐ昭和に戻ることになりましたが、市郎も令和でやり残すことがなく帰れたらいいなと思います。
【考察】『不適切にもほどがある!』最終話はどうなる?
次回、ついに市郎が昭和に戻りますね!
公式HPによると、令和になじんだ市郎は昭和の中学校に疑問を持つようです。
昭和マインド全開だった市郎が、令和の良いところや悪いところを見て、昭和の在り方を変えていくのでしょうか。
純子は、令和の世界を見て未来に希望をもっていますが、市郎は、自分と純子の行く末を知っているからこそ、希望だけでは進めませんよね。
自分と純子の未来をどう変えていくのかも楽しみですね。
もし、純子や市郎が死なない未来がやってくるとしたら、現在の令和では何か変化が起きるのでしょうか。
いきなり純子や市郎が生きていたことになって登場するのもおかしいですし、純子と市郎の生きていく未来の世界はパラレルワールドのようなところなのかもしれませんね。
そして、渚は純子と会って何を話すのでしょう。
落ち込んでいるときに、本当だったらもういないはずの母親と話せるだけでも少し元気が出そうですよね。
自分が純子のこどもだということは打ち明けない気がしますが、最後になるかもしれない親子の時間を楽しんでほしいです。
タイムマシンはあと1往復分だけの運行みたいですので、その後はもう会えなさそうですが、
令和の井上が昭和にいるサカエに連絡していましたし、スマホでつながれたりはするのでしょうか。
別の時代といつまでも繋がるのがいいことなのかはわかりませんが。。。
キヨシや強、昭和の井上やサカエもどうなるのか気になりますね。
タイムパラドックスはご法度ということですが、そもそもタイムマシンって何のためにあるのでしょうね。
歴史を確認するためでしょうか。
大きな悲しい出来事があるなら回避したいとどうしても思ってしまう気がします。
過去を変えちゃだめなら、未来を変えればいいのでは?
過去を変えるのではなく、未来を知って今を変える。
市郎にとっては、未来に来て自分の時代を変えていくんですよね。
いつか、昭和の井上君が大人になったときに、未来に行けたり別の世界に行けるようなタイムマシンを作ってくれて、また会えたらいいなと思います。
↓↓↓こちらに不適切にもほどがある第8話ネタバレ考察についても書いていますので気になる方はチェックしてみてください!
まとめ
『不適切にもほどがある!』第9話のネタバレと感想、そして最終話がどうなるのか考察をご紹介しました。
次回、ついに最終回ですね!
どのような結末になるのか楽しみです!
↓↓↓不適切にもほどがある第6話ネタバレ考察についてはこちら。
↓↓↓不適切にもほどがある第7話ネタバレ考察についてはこちら。
コメント