2024年11月7日の18時過ぎ、グアムに修学旅行に行っていた高校生たちが帰りの飛行機内(日本航空とユナイテッド航空)で嘔吐してしまい集団食中毒に感染している疑いがあるそうです
報道によると、機内食が原因ではなさそうとのことですが、何が原因なのでしょうか。
食中毒の症状が出るまでの時間も調べてみましたのでご紹介いたします。
グアム修学旅行で集団食中毒の原因は何?
まずは機内食が原因ではなさそうとのことです。
機内食が原因でない理由
① 食中毒を発症しているのは高校生や引率の先生のみ。
② 搭乗前から体調不良を訴えていた人もいた。
機内食が原因なら、高校生やその学校の先生だけにしか症状が出ないのはおかしいですよね?
また、症状の出た高校生の中には搭乗前から体調不良の方もいたそうなので、グアムで食べたものが原因となっていそうです。
では、何が原因だったのでしょうか。
可能性が高いのは次の2つだと思います。
① ホテルのビュッフェ
修学旅行中の高校生全員が食中毒になったわけではないようですので、全員が同じものを食べるようなお店で感染したわけではなかったと思います。
ホテルでは朝食がビュッフェのことが多いですよね。
ビュッフェはそれぞれが好きなものを選んでいくので、特定のものを食べた高校生だけが食中毒に感染してしまったのではないでしょうか。
ビュッフェだと長時間置かれたままのものもありそうですし、食中毒が起きやすいかもしれませんね。
② グループ別の食事
高校生の修学旅行では、全員が同じところを訪れるのではなくグループごとに行動する時間が多いのではないでしょうか。
グループで行動しているときに入ったお店の食べ物で、一部のグループが食中毒に感染してしまったのかもしれません。
食中毒の症状が出る時間はどれくらいかかる?
食中毒と言っても、原因の菌やウイルスによって潜伏時間が異なります。
主な食中毒の原因菌やウイルスの潜伏期間は次のとおりです。
症状が早く出る | 黄色ブドウ球菌 | 30分~6時間 |
腸炎ビブリオ | 4~96時間 | |
サルモネラ菌 | 6~48時間 | |
腸管出血性大腸菌O157 | 12~60時間 | |
ノロウイルス | 1~2日 | |
症状が遅く出る | カンピロバクター | 2~7日 |
黄色ブドウ球菌は早いと30分ほどで症状が出るようですが、ほとんどは感染してから症状が出るまで数時間から数日かかるようですね。
今回は、11月7日の18時過ぎに機内で食中毒が発症していますので、前日か朝食で食べたもので感染してしまった可能性が高いのではないかと思います。
グアム修学旅行で集団食中毒とは?
グアムに修学旅行に行っていた高校生たちが集団食中毒にあったという報道は次の通りです。
グアムから成田空港へ向かう国際線2便の機内で修学旅行中の高校生、少なくとも26人が集団食中毒のような症状を訴えていることが分かりました。
成田空港会社によりますと、きょう午後6時ごろ、日本航空のグアム発、成田行きの機内で高校生の男女11人が発熱や嘔吐の症状を訴え、日本航空は緊急事態を宣言しました。
11人は修学旅行中の高校生で、集団食中毒のような症状がみられるということです。
また、成田市の消防本部によりますと、グアム発成田空港行きのユナイテッド航空の機内でも、修学旅行中の高校生15人が嘔吐などの症状を訴えているということです。
症状が出ている原因や2便の関係など、詳しいことは調査中ということです。
引用:TBS NEWS DIG(11/07 20:07)より
7日20時の時点では、詳しいことはまだわからず調査中とのことです。
徐々に明らかになってくると思いますが、まずは症状の出ている方が早く回復されるといいですね。
まとめ
グアム修学旅行中の高校生たちが集団食中毒になった原因についてご紹介しました。
飛行機内で食中毒を発症していますが、食中毒の原因は機内食ではなく現地で食べたものの可能性が高いです。
ホテルのビュッフェやグループ別行動で食べた食事が原因ではないかと思います。
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