【あなたを奪ったその日から】第3話ネタバレ考察・感想!戸籍をとるために会ったのはあの人!

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ドラマ『あなたを奪ったその日から』の第3話「少女を実の娘にするため母は?」が2025年5月5日に放送されました。

第3話では、萌子を“美海”として育ててきた紘海ですが、美海の小学校入学を前に美海の戸籍を手に入れるため動き出します。

この記事では、第3話のあらすじやネタバレ・感想、気になる点を考察しましたのでご紹介いたします。

目次

『あなたを奪ったその日から』第3話:あらすじ

画像:カンテレ「あなたを奪ったその日から」公式HPより

『あなたを奪ったその日から』公式HPより、第3話のあらすじをご紹介いたします。

萌子が“中越美海(前田花)”として紘海(北川景子)と暮らし始めて3年の月日が流れた。2人は一見、どこにでもいる母と娘のようだったが、紘海は今も変わらず、美海が人目に触れないよう細心の注意を払って生活し、当然、保育施設に預けることもできないため、日中は仕事終わりの初芽(小川李奈)に子守りを頼んで、自分は以前と変わらず保育園で調理師として働いていた。6歳になった美海は、電車好きで明朗快活な女の子へと成長。不思議なことに、3歳までの出来事はまったく覚えていなかった。
娘を失った旭(大森南朋)が、かつての自分と同じように不幸のどん底に突き落とされ、苦しんでいることを願い続けてきた紘海だったが、その旭は、義理の父・木戸雅人(中原丈雄)が経営する大手スーパー『タイナス』に務め、新業態スーパー『スイッチバック』を立ち上げたことで、今や木戸の後継者と目されるほどの存在に。さらにこの3年、萌子の事故死を決して受け入れようとはせず、今もどこかで生きているはずだと、懸賞金を出して萌子を探し続けていた。
そうとは知らない紘海は、美海の小学校進学を前に、ついに戸籍問題に直面する。いずれ、必ず必要になるときがくる――。困り果てた紘海は覚悟を決めて区役所を訪れ、さらに、ある人物に連絡をとり…。

カンテレ「あなたを奪ったその日から」公式HPより引用

それでは第3話の内容を見ていきましょう。

『あなたを奪ったその日から』第3話:ネタバレ

画像:カンテレ「あなたを奪ったその日から」公式HPより

『あなたを奪ったその日から』第3話で起きた主な事柄をご紹介いたします。

↓↓↓『あなたを奪ったその日から』第2話のネタバレ・考察についてはこちらでご紹介しています!

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ネタバレ1:6歳になった美海(萌子)

画像:カンテレ「あなたを奪ったその日から」第3話より

6歳になった美海。

美海は電車の好きな女の子に育っています。

美海は3歳までの記憶をすっかり忘れており、父親のことも生まれ育った家のことも覚えていません。

そのため、紘海のことを実の母親だと信じきっているようです。

紘海と美海の関係は良好でまさに本物の親子のようですが、人目につかないような暮らしをしています。

インターフォンが鳴ると美海に隠れるように言い、遊ぶのも夜の暗い公園だけです。

美海は6歳ですが、保育園に落ち続けたことになっており、昼間紘海が仕事をしている間は隣人の初芽に預かってもらっています。

ネタバレ2:結城旭が新業態のスーパーを立ち上げる

画像:カンテレ「あなたを奪ったその日から」公式HPより

結城旭は、YUKIデリ倒産後、義理の父の元で新業態のスーパーを立ち上げました。

義父は、株式会社タイナスの会長です。

事業の滑り出しは良く、義父は後継者候補として旭に期待しているようです。

記者の砂羽は、旭が新事業を立ち上げたと聞き取材に行きますが旭はそれを拒否。

今度こそ記事にすると宣言し去る砂羽ですが、後日編集長から結城旭はもう追わないように言われてしまいます。

横やりが入ったのかと疑う砂羽に、株式会社タイナスの会長(旭の義父)から止められたことを教える編集長。

株式会社タイナスは週刊誌の広告主のため、編集長は「下手を打ちたくない」と結城旭についてはもう諦めるように言うのでした。

ネタバレ3:結城旭は萌子に懸賞金をかけて探している

画像:カンテレ「あなたを奪ったその日から」第3話より

世間では、萌子は川に落ちて亡くなったと考えられていますが、旭は萌子が亡くなっているとは思っていません。

そのため、まだ葬式も出していない状態です。

旭は、学生時代の後輩たちから慕われているようで、後輩たちが萌子を見つけるためのビラつくりなどを手伝ってくれています。

ビラには情報提供者には報酬金1000万円を支払うと書かれており、報酬金目当ての偽の情報提供の電話もかかってきているようです。

一方、長女・梨々子との関係はよくないようす。

長女は大学には入学したようですが、祖母と大量の買い物をして過ごしているようでどのような生活をしているかはよくわかりません。

ネタバレ4:美海の戸籍取得のために動き出す

画像:カンテレ「あなたを奪ったその日から」公式HPより

電車が大好きな子鉄となった美海は、大きくなったら車掌さんになりたいと紘海に話します。

美海「学校でいっぱいお勉強して車掌さんになる」

今までは、美海の存在を隠して生きてきた紘海ですが、小学校入学を前に美海の将来について考えはじめます。

小学校だけなら戸籍がなくても入れますが、問題はその先。

戸籍がないと高校は入れないし就職どころかアルバイトさえ難しい。

紘海は、美海の過去と普通の暮らしを奪ってしまったけれど、未来まで奪うことはできないと美海の戸籍を取得することを決意します。

ネタバレ5:戸籍取得の条件

画像:カンテレ「あなたを奪ったその日から」第3話より

美海の戸籍を作るため、紘海は役所の戸籍住民課を訪ねます。

職員からは、「戸籍をとるためには法務局や家庭裁判所の承認を得なければならない」と教えられます。

承認を得るためには、出生証明書や母子手帳で紘海の子どもであるということを証明する必要がありますが、「どちらもない」という紘海。

驚く職員に、紘海はそう言われるのを想定していたように、自宅で一人で産んだと話します。

紘海の考えたストーリーは、次のようなものでした。

・当時夫とは別居状態で、美海は行きずりの男性との間にできた子。
・生んだ後も役所に届けなかったのは、自分は保育園で働いており、見知らぬ男性との間に子どもができたなんて世間体を気にして言えなかった。

飽きれたような職員に、「ばかな母親だが、娘には関係ない」などとヒステリックにわめき、紘海の状況での戸籍の取り方を教えてもらいます。

紘海が戸籍をとるためには、

1.元旦那に自分の子ではないと証言してもらう。
2.紘海と娘に血がつながっていることをDNA検査や赤ちゃんの頃の写真などで証明する必要がある。

ということでした。

ネタバレ6:元夫の証言

画像:カンテレ「あなたを奪ったその日から」第3話より

紘海は自分の子ではないと証言してもらうため、元夫・皆川景吾と会います。

景吾は再婚しており、そんな景吾に「幸せそうでよかった」と話す紘海。

「嫌味か?」と疑う景吾。

景吾は、再婚したからといって灯のことを忘れたわけではないといいます。

景吾「このまま一人で生きてくなんてどうにかなってしまいそうで」

そんな景吾に紘海は「嫌味じゃない。支えてくれる人がいて良かった。本当にそう思ってる」と伝えるのでした。

そして、紘海は景吾に「これを証言してほしい。」と無戸籍の人のための【親子関係不存在確認】の申立書を渡します。

・元妻の紘海とはずっと別居していた。
・だから妊娠・出産していたことなんて一切知らなかった。

ということにして欲しいと話します。

どういうことかと訝しむ景吾に、紘海は“子どもと暮らしていること”、そして、“これから先も自分の子どもとして育てていきたい”という意思を伝えます。

景吾は、その子どもとはどういう関係なのかと聞きますが、紘海は「出会っちゃったの、ただそれだけ」と詳細は話しません。

ちゃんと説明するように詰めよる景吾に、紘海は新しい家族に迷惑はかけたくないだろうと「だまされたふりして証言してくれればいい」と言います。

紘海「何も知らなかった、ただそれだけのことだから」

景吾「…どうかしている」

紘海は自分のことを「確かにどうにかしている」といいます。

紘海「あなたと一緒。
このまま一人で生きていくなんてどうにかなってしまいそう。
あの子を失ってからわたしはずっと正気じゃない。
息をすることさえずっと辛い」

悲しみに震える紘海に景吾は「その子は灯の代わりなのか?」と聞きます。

首を振り「違う」と答える紘海。

景吾「でもいまの紘海の支えなんだな?」

景吾は、自分も同じ気持ちだからわかると言います。

しかし、それでも否定しようとする景吾に、

紘海「もう二度とあなたの前に現れないから。お願いします」

そう言って去る紘海に、後ほど景吾から「これきりにするなら証言してもいい」と連絡が届くのでした。

ネタバレ7:親子関係の証明

画像:カンテレ「あなたを奪ったその日から」公式HPより

戸籍取得のための2つ目の条件“親子関係”を証明するために、萌子の実の母親・江身子に会いに行くことに決めた紘海。

事件があったときの週刊誌の記事から、元妻はスナックで働いていることを知ります。

そして、結城家の長女・梨々子のSNSから梨々子の居場所を見つけ出し、尾行。

とあるスナックに入っていくところを見て、紘海も客として店に入りました。

梨々子は一杯飲んだら母親と話もせず帰っていきました。

さらに紘海以外の客が帰った後、紘海は江身子に飲みたい気分だから付き合ってほしいと話し、一番高いボトルを注文します。

江身子が席を外している間に睡眠導入剤を用意する紘海。

高い注文が入っていい気分になっている江身子から情報を聞き出します。

紘海「さっきあそこにいた子、もしかしてお嬢さんですか?」

驚く江身子に「似ていたから」という紘海。

江身子「そうね、似てるかも。どっか歪んでるところも」

江身子は子どもを2人置いて家を出たことを話します。

そして、店にいたのは長女で、長女は月に一度やってきて私が荒れた生活してるの確かめて帰っていくのだそう。

紘海が下の子どもについて聞くと、「死んだ」と答える江身子。

江身子は睡眠導入剤が効いてきたのかフラフラと倒れそうになってしまい、紘海は江身子を支えて店のソファに寝かせます。

フラフラとした状態のまま、江身子はさらに家族のことを話し続けました。

江身子「でもね、一番歪んでるのはあの人かもしれない」

元夫は、娘が死んだっていうのに葬式も出さないひどい男だといいます。

さらに、YUKIデリ事件についても不審点があるかのように話すのでした。

江身子「会社の商品で3歳の子ども死なせたとき、うやむやに事故で終わったけど。実際何があったかわかりゃしない

そういって江身子は眠ってしまいました。

紘海は江身子の言葉に衝撃を受けながらも、眠った江身子の口の中に、DNA採取の綿棒を入れ、採取した綿棒を抜き取り慌てて店をあとにします。

しかし、江身子の言った言葉が忘れられない紘海。

紘海「忘れろ。これで本当に美海と親子になれる」

忘れろと思いつつ、紘海は旭の家までやってきてしまいます。

紘海はずっと望んできました。

結城旭がずっと不幸でいることを。

過去の過ちを悔やんでいることを。

悲しみで別人のように様変わりしていることを。

しかし、ちょうど家から出てきた旭は、楽しそうに望月や友人たちと話しており、悲痛なようすはありません。

家から出てくる旭たちに慌てて逃げようとした紘海は、近くにとめてあった自転車にぶつかって転んでしまいました。

気づいた望月に大丈夫かと声をかけられますが、振り向くことなく去る紘海。

去っていく紘海を見つめながら、望月は3年前萌子がいなくなる前に不審な女が家の前にいたことを思い出します。

気になった望月は紘海の後を追いますが、見つけられませんでした。

望月「考えすぎか」

ネタバレ8:美海が中学生になる

画像:カンテレ「あなたを奪ったその日から」第3話より

結城家をあとにし家に帰った紘海。

紘海「結城旭のことは忘れなきゃいけない。
この子の幸せな未来のために」

美海が寝ている間に、美海のDNAも採取し、江身子のものと一緒に鑑定に出します。

そして返ってきた鑑定結果で親子関係を証明できました。

美海として戸籍も取得でき、戸籍上は紘海と美海は正式に親子として認められます

その後、美海は無事に小学生になり、時は流れさらに7年後、美海は中学校に入学しました。

ネタバレ9:玖村と再会

画像:カンテレ「あなたを奪ったその日から」第3話より

美海が中学生になっても同じ保育園ではたらいている紘海。

紘海が保育園の自販機で飲み物を買おうとしていると、梨々子の家庭教師だった玖村が自販機の補充スタッフとしてやってくるのでした。

『あなたを奪ったその日から』第3話:考察・感想

画像:カンテレ「あなたを奪ったその日から」公式HPより

萌子がどんどん成長していく年月の流れの速さに驚きました。

もう中学生になってしまうのですね。

このドラマ、北川景子さんの演技がすごすぎて、紘海の心の辛さが伝わってきて苦しくなるのですが、紘海のやっていることは間違いなく犯罪なので、ふとすると“怖い”という思いがこみ上げてきます。

紘海が灯を失って息ができないほどつらく感じるのもわかりますし、旭に自分と同じように苦しんでほしい気持ちも理解できます。

紘海の気持ちを知った上でドラマを見ているので切なくなるのですが、もし、こんな人が自分の子どもの友達の保護者だったらと思うと恐ろしいですね。

中学生になるまでに、保護者会とか面談とかいろいろなことがあったと思いますが、しれっと本当の保護者のような顔して参加していると思うと本当に怖いなと思いました。

紘海は、何度も悩みながら美海を育ててきているのだとは思いますが…。

3話では、ラストシーンで玖村が登場しましたが、紘海はまったく覚えていなさそうでした。

玖村が再会したときに思い出しているかはわかりませんが、今後は思い出していく展開になるのでしょうね。

予告では、玖村が「あの親子のせいで…」など言っていましたので、紘海側について復讐していくのかもしれません。

美海も自分の出自を気にする展開になるのではないかと思いますが、どんな展開になっても幸せな未来を想像できなくてつらいです。

美海は結城家で育つより、紘海の家で育った方が愛情をかけられて幸せな幼少期を過ごせたといえるのかもしれません。

しかし、大きくなって誘拐されているということに気づいたら、そして父親がずっと探してくれていると知ったら、紘海のことを信じられなくなってしまうと思います。

まだまだ物語は序盤なのだと思いますが、この2つの家族にどんな未来が待っているのか見届けたいと思います。

↓↓↓『あなたを奪ったその日から』第4話のネタバレ・考察についてはこちらでご紹介しています!

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まとめ

『あなたを奪ったその日から』第4話のあらすじやネタバレ・考察や感想をご紹介しました。

↓↓↓『あなたを奪ったその日から』第1話から全話の復習はこちらからどうぞ!

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