韓国人の父親と日本人の母親のもと、日本で生まれ育った柔道の韓国代表フ・ミミ（ホ・ミミ）選手。
生まれながらに日本と韓国の２つの国籍を持っていましたが、現在は日本国籍を放棄し韓国籍となっています。
しかし、現在も日本で生活し、早稲田大学に在籍しているそうです。
この記事では、フ・ミミ（ホ・ミミ）選手が日本国籍を放棄し韓国籍を選択した理由と早稲田大学に進学した理由、そしてフ・ミミ選手の日本名についてご紹介いたします。
【柔道】フ・ミミ（ホ・ミミ）が韓国籍を選択した理由はなぜか徹底調査！
柔道韓国代表のフ・ミミ（ホ・ミミ）選手が、日本国籍ではなく韓国籍を選択した理由なぜでしょうか。
フ・ミミ選手は日本で生まれ育っており、もともとは両親それぞれの出身国である日本と韓国の2つの国籍を持つ二重国籍でした。
成人するにあたり、2021年に日本国籍を放棄し韓国籍を選択していますが、日本国籍を選択することもできたはずです。
フ・ミミ選手は、初めて韓国に渡ったのは高校1年生のときだったそうで、そのときには韓国語がわからなかったといいます。
このことからも、韓国よりも日本の方が馴染み深い感じがしますよね？
それでも、フ・ミミ選手が韓国籍をしたのには理由があり、それはフ・ミミ選手の「おばあさんの遺言のため」だったといいます。
フ・ミミ選手のおばあさん（韓国籍）は、生前に何度も「ミミが韓国で選手生活をしてほしい」「オリンピックに韓国代表として出てほしい」と話していたそうで、その遺言を叶えるため韓国籍を選択し、韓国の慶北体育会に入団したそうです。
初めて韓国に渡ったときには、韓国語がわからなかったフ・ミミ選手ですが、韓国語の本を買って独学で勉強したり、韓国人の友達を作って実際に会話していくうちにだんだんと話せるようになってきたそうです。
2024年現在はコミュニケーションに不自由がないほど韓国語が流暢になったといいます。
【柔道】フ・ミミ（ホ・ミミ）の大学は早稲田で学歴や経歴は？
柔道韓国代表のフ・ミミ（ホ・ミミ）選手は、現在早稲田大学スポーツ科学部の4年生です。
フ・ミミ選手の学歴や経歴などついてご紹介いたします。
柔道韓国代表のフ・ミミ（ホ・ミミ）選手は韓国籍ですが、前述した通り生まれも育ちも日本なので、日本の学校に通われています。
＜フ・ミミ選手の学歴＞
中学校：帝京中学校
高校：帝京高等学校
大学：早稲田大学スポーツ科学部
フ・ミミ（ホ・ミミ）選手は6歳から柔道をはじめ、帝京中学3年生のときに全国中学校柔道大会52㎏級で優勝しています。
高校1年生のときには全日本カデ柔道体重別選手権大会というジュニア選手による全国大会で2位の成績を収めており、高校1年生までは全日本のカデ（15歳以上18歳未満のジュニア）強化選手でした。
しかし、その後は韓国代表としてアジアジュニア57㎏級で3位、世界ジュニアで5位になっています。
高校卒業後は、早稲田大学スポーツ科学部に進学。
早稲田大学を志望した理由は、勉強面でも競技面でも早稲田大学スポーツ科学部にずっと憧れていたからだそうで、「絶対に入りたい！」と思っていたといいます。
大学では、柔道とは直接関係がない分野も興味を持って学んでいるそうです。
陸上競技や、ウエートリフティングの授業などを受けているといい、そこで学んだ走りや重い物を持つ姿勢などは、柔道の技にも生きていると感じているのだとか。
フ・ミミ（ホ・ミミ）選手は早稲田大学に進学し柔道部に入部していますが、おばあさんの遺言を叶えるため韓国の慶北体育会柔道チームにも入団しています。
そのため、現在は日本と韓国を行き来しながら練習に励んでいるそうです。
早稲田大学柔道部では、日本名・池田海実として柔道部副将を務め、今年（2024年）の世界選手権でも韓国代表として金メダルを獲得。
そして、2024年のパリオリンピックでは、祖母の「オリンピックに韓国代表として出てほしい」という遺言を叶え、銀メダルを獲得しています。
早稲田大学関係者が五輪の柔道でメダルを獲得したのは、1972年ミュンヘン大会で銅メダルを獲得した石井千秋さん（ブラジル代表）に続いて2人目で、現役学生としては初の快挙だそうです。
【柔道】フ・ミミ（ホ・ミミ）の日本名やプロフィールを徹底調査！
柔道韓国代表フ・ミミ（ホ・ミミ）選手の日本名は池田海実（いけだ みみ）さんといいます。
フ・ミミ選手は生まれが日本ですから、おそらく生まれたときから主に日本名を使われて過ごされてきたのではないかと思います。
早稲田大学でも日本名の池田海実として活躍されているようですし、韓国籍を選択した現在も日本にいるときには日本名を使用しているようですね。
フ（ホ）・ミミ （朝鮮語 허미미、英語 Huh Mimi）プロフィール
日本名：池田海実
生年月日：2002年12月19日
年齢：21歳（2024年7月現在）
出身地：日本東京都江戸川区
国籍：韓国
身長：158㎝
階級：57㎏級
得意技：背負い投げ
所属：早稲田大学
まとめ
韓国柔道代表のフ・ミミ（ホ・ミミ）選手は「おばあさんの遺言のため」韓国籍を選択されたということが分かりました。
ご家族思いの方なのですね。
国籍は日本ではなくなってしまいましたが、日本で生まれ育ち、日本で柔道を磨いてきたフ・ミミ選手の活躍を応援したいですね！
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