日本テレビで放送中のドラマ『恋は闇』。
犯人が誰なのかわからないミステリードラマとなっており、誰が犯人なのかと考察が話題です。
主人公の浩暉がとにかく怪しい行動をするのですが、おそらく犯人はJBCテレビの総合演出・野田だと思います!
この記事では、野田が犯人だという理由を考察してご紹介いたします。
【恋は闇】犯人は野田!劇場型犯罪者!
日本テレビ「恋は闇」第1話より
おそらく犯人は野田です。
現時点で5話まで放送が終わっていますが、今思えば、この時点で伏線だったと思われるシーンがいくつもありました。
私が、最初に野田が犯人かもしれないと思ったシーンはこちら↓
第5話 独占スクープに大喜び。
第1話から、「事件はエンタメ」と言い切り、視聴率主義で視聴者の興味をひける番組作りを求めていた野田。
4話くらいまでは、そういうタイプの人っているよな~と思っていました。
しかし、第5話で独占スクープを放送したときの喜びようを見て違和感が…。
ちょっと異常じゃありませんでしたか?
テンション上がりすぎで恐ろしさを感じました。
第1話では、「劇場型犯罪は世の中に注目されればされるほど犯人の欲望が満たされていく」と鑑識の松岡が言っていました。
まさに野田にぴったりではないですか?
第5話でのテンションの高さは、自分の番組だけが注目を集めて欲望が満たされて喜んでいたのでしょう。
また、“承認欲求が満たされたい”という野田の思いがわかるシーンがもう一つありました。
それは、第4話で、野田が20年前にスクープした事件をもう一度取り上げようとしたシーンです。
木下も指摘していましたが、いつもは「ネタの鮮度が大事」だと古いネタを嫌う傾向のある野田。
それなのに、事件から20年目の節目とはいえ、取り上げようとするのは違和感があります。
過去に自分がスクープして注目された事件を取り上げることで、もう一度注目をあびたいと思ったのではないでしょうか。
また、第1話では刑事の正聖と大和田が話しているときにこんなセリフもありました↓
正聖「スクープをとるために事件を起こしている?」
これは、浩暉についての話として出たセリフでしたが、野田がまさにこれでは?
浩暉のことじゃなく野田に当てはまるセリフだったのでしょう。
スクープをとるために『ホルスの目殺人事件』を起こしているのだと思います。
【恋は闇】浩暉は犯人じゃない!
日本テレビ「恋は闇」第1話より
上で述べた通り、犯人は野田だと考えられるため浩暉は犯人ではないと思います。
しかし、どうみても事件に関わっていますよね。
では、なぜ浩暉はあんなに怪しい行動をしているのでしょうか。
おそらく、浩暉は野田に協力をさせられているのだと思います。
そして、それは貫路も同様でしょう。
2人が野田に協力させられている理由は、弱みを握られているからではないかと思います。
弱みとは、浩暉の母親が殺害された事件の秘密を知られたからではないでしょうか。
【恋は闇】浩暉の母親を殺害したのは浩暉の妹
日本テレビ「恋は闇」公式HPより
浩暉の母親・久美子を殺害した犯人として捕まったのは久美子の夫である貫路です。
しかし、本当は浩暉の他にもう一人子どもがいて、その子どもが殺害したのではないかと思います。
そして、その子どもが第5話のラストシーンで登場した謎の女性なのだと思います。
謎の女性は、浩暉の妹だと思います。
貫路と久美子は事件が起こる10年以上前から別居していたようなので、謎の女性は母親の方に引き取られ、浩暉や貫路と一緒に住んでいなかったのだと思います。
こどもの頃の回想シーンで、男の子(浩暉?)が泣きながら誰かを追っていたのは、別居することになった母親と妹を探していたのではないでしょうか。
妹だと思われる女性は、血色がなく健康そうには見えません。
血が必要な病気だったのではないでしょうか。それで、浩暉が血を集めているのかも。(血液については後述)
病院で治療しないのは、戸籍がないからだと思います。
もしかしたら、久美子が不倫をしてできた子で、役所に届け出なかったのかもしれません。
そうすると、この女性と浩暉や貫路は血がつながらないことになりますね。
血を輸血する場合、型の合う血液ではないといけないので、母親の久美子とだけ型があったのかもしれません。
そのため、別居する際に女性は久美子についていきましたが、本当は久美子と女性は折り合いが悪かったのではないかと思います。
なぜなら、浩暉のセリフで意味深なものがありました↓
第4話で、万琴が襲われた後、浩暉が駆けつけましたがそのとき「ごめん、一人にしてごめん」と言っていました。
この時、浩暉は気が動転したように取り乱しており、過去の事件でも思い出したのかなと思いました。
きっとこのセリフ、母親の殺害現場で妹に対して言った言葉なんじゃないかと思います。
妹を母親の元で一人にしてしまった後悔を思い出したのではないでしょうか。
また、そもそも戸籍がないと生活を制限されますし、女性は戸籍を取得してくれない母親を恨んでいたかもしれません。
そして、浩暉の妹が母親を殺害し、浩暉が駆けつけた。
妹を殺人犯にしないために、偽装していて通報が遅くなったのかも。
女性には戸籍がないので、どこかに隠れさせてしまえば警察には目を付けられないはずです。
家の外に逃がしたりしたのを野田に見つかったのではないでしょうか。
それで、本当のことは言わないでほしいと口止めして、貫路が自供したのかもしれません。
そのため、設楽久美子が殺害された事件について秘密を握っており、野田がスクープのために行う連続殺人の協力者として利用しているのではないかと思います。
【恋は闇】浩暉と野田はつながっていた!4つの伏線
野田が貫路とつながっているのは3話で明らかになっていますが、5話の時点で、浩暉と知り合いかはわかっていません。
しかし、浩暉ともつながっていると考えられるシーンがありました。
伏線①:浩暉から万琴に声をかけている。
第1話で、浩暉と万琴が知り合いますが、浩暉から声をかけていました。
浩暉は、はじめから万琴がテレビ局の人間ということもわかっていましたし、野田が浩暉に万琴と知り合うように言ったのでは?
浩暉のサポートで万琴にスクープをつかませようとしたのだと思います。
伏線②:タイミングよく届くメッセージ
第1話で、万琴が番組終了後、パソコンの前に座ったとき「パソコンの前に着いた?」と浩暉からメッセージが届きました。
まるで見ているかのようなタイミングでしたが、これも野田が浩暉に万琴のようすを教えていたのではないでしょうか。
ちなみに、浩暉のメッセージには、雑談のような感じで万琴の番組で取り上げた大福について書かれていました。
野田は番組の後、大福を食べています。これも2人に何かつながりがあるという伏線だったのかも。
伏線③:浩暉と万琴が恋仲になったと知り、別れさせようとする。
第3話で、番組会議の際に木下が「万琴は浩暉と付き合っている」といった内容のことを話した際、野田は考えるような表情をしていました。
4話では、万琴に浩暉の父親は殺人犯だと話し、恐怖心を煽り浩暉と別れさせようとするも不発。
5話では、浩暉が過去に犯人だと疑われていた資料を送りつけ、万琴と浩暉をどうにか別れさせようとしているようでした。
これはおそらく、浩暉が自分よりも万琴の味方に付くことをおそれたのではないかと思います。
伏線④:5件目の事件現場だと推理した場所に浩暉も現れた。
3話では、万琴が番組会議で5件目の事件現場を牛込柳町付近だと予想した後、万琴が牛込柳町に取材に行くと、浩暉もタイミングよくやって来ます。
これも、野田が浩暉に連絡し、一緒に行動するように言ったのだと思います。
【恋は闇】浩暉が協力していたこと
浩暉が協力していたことは、主に次の4つではないかと思います。
① 万琴のサポート
② 事件を広める
③ 被害者選定
④ 証拠隠滅
①万琴のサポート
1つ目は、上述した通り、万琴に近づきサポートすることで、万琴に独占スクープをとらせることです。
②事件を広める
2つ目は、事件を広める係です。
浩暉が『ホルスの目殺人事件』と名付けて事件が有名になっていますし、注目が集まるように凶器などの情報を流し、記事を書かせていたのだと思います。
コンタクトレンズを入れたのもより注目が集まるようにするためだろうと思います。
③被害者選定
3つ目は、被害者決めです。
被害者はみな、上場企業の会社員女性ですが、みな同じ病院で人間ドックを受けていた人の中から選ばれているのだろうと思います。
『恋は闇』公式の考察動画の中に、人間ドックの受信者名簿が映っており、そこには2件目の被害者の名前がありました。
上場企業は健康診断などが義務付けられていそうですし、上場企業の女性を狙ったというより、たまたま上場企業の女性だったのかなと思います。
そして、浩暉が向葵の病院にいるシーンがありましたが、この時名簿を手に入れたのだと思います。
もしかしたら病院側に協力者がいるのかもしれませんね。
そして、名簿の中からどうやって選んでいるのかというと、妹(謎の女性)に合う血液の人を探しているのだと思います。
おそらく、犯行現場の証拠を消すときに被害者の血を抜いているのではないでしょうか。
野田に協力しているのも、この交換条件があったからではないかと思います。
④証拠隠滅
4つ目は、証拠隠滅です。
事件現場には、3件目までは証拠がでなかったようですが、浩暉が証拠を消していたのだと思います。
4件目で足跡が残っていたのは、浩暉がうっかり残してしまったのか、もしくは世間に情報を与えて盛り上げるためにわざと残すように言われたのかもしれません。
万琴が襲われたあと、浩暉はロッカーに犯人が使っていた黒いレインコートや血の付いた手袋を取りに行っていましたが、これも野田がロッカーに預けて浩暉が回収しに行ったのだと思います。
監視カメラの映像を消しているのは、野田のためよりも浩暉自身や貫路が疑われないようにしているのかもしれません。
【恋は闇】貫路が協力していたこと
貫路が協力していたことは、主に次の2つではないかと思います。
① 事件現場付近をうろつく
② 凶器を用意する
①事件現場をうろつく
1つ目は、事件日に現場付近をうろつき、目撃されることです。
そのため、貫路が出所して後すぐのタイミングで、1件目の事件が起きたのだと思います。
あたかも貫路が犯人かのように見せ、自分は捕まらないようにしているのではないでしょうか。
貫路が「あなたの思う通りには動かない」と野田に言っていたのは、「あなたの身代わりになって捕まらない」ということかなと思います。
しかし、野田は4話で、警察の目から貫路を逃がしていました。
これは、貫路が捕まってしまったらこれ以上事件が起こせなくなってしまうため、満足するか大ピンチにならない限りは泳がせるつもりなのではないかと思います。
②凶器の用意
2つ目は、凶器の用意です。
5話で、貫路が包丁の切れ味を確かめているシーンがありました。
これは、野田が使うための凶器の切れ味を確かめていたのではないかと思います。
【恋は闇】万琴を襲った理由は?
4話で万琴を襲ったのはなぜでしょうか。
万琴の傷口には、5件目の被害者の血液が付着していました。
ということは、すでに5件目の事件を起こしており、もうそれ以上事件を起こす必要はなかったはずです。
それなのに、万琴を襲ったのは、万琴たち『モーニングフラッシュ』の取材班がいることを知っていたから。
自分の番組で独占スクープをとるために襲ったのでしょう。
スクープが撮れれば良かったので、万琴じゃなく木下でも良かったはずです。
また、殺すつもりもなかったのでしょう。
そして、この計画を浩暉も知っていたはずです。
なので、万琴に2つある犯行エリアの候補のうち、襲われない方のエリアを担当するように誘導していたのだと思います。
殺されないと分かっていても、怖い思いはさせたくなかったのでしょうね。
しかし、万琴が襲われることになったと知り駆けつけると、怪我までしてるから気が動転してしまったのではないかと思います。
【恋は闇】万琴を襲ったのは誰?
では、万琴を襲ったのは誰でしょうか。
襲った犯人は浩暉と同じ靴を履いていましたが、野田か、貫路のどちらかではないかと思います。
浩暉は、自分で切り付けていればあそこまで動揺しないと思いますし、おそらく5件目の証拠隠滅をしていたと思います。
貫路も野田も175㎝ありますので、どちらも可能性はありますが、もともとモーニングフラッシュのメンバーを襲う予定だったのを考えると、顔が知れている野田ではなく貫路が襲う役目だったのかと思います。
ただ、野田は自分が注目されたい欲求が強いので、野田自身かもしれないなとも思っています。
事件後、野田は万琴に「犯人は設楽貫路だったか?」と聞いていました。
万琴が犯人の顔を見たか確かめたのだと思います。
また、第5話で、独占スクープとして万琴が犯人の性別について「男性のようだったが断言はできない」と話した際、
野田は、テンション高く「犯人は男とは断言しない方がいい」と言っていました。
謎を残すという意味もあるかもしれませんが、野田は男なので自分の保身もあるのかなと思います。
【恋は闇】浩暉の怪しい行動の意味は?
上述した通り、野田が犯人としても、浩暉には怪しい行動が多いです。
気になる点を考察したいと思います。
・採血の練習をしていた
10年前、病院の警備員のバイトをしていた際、付き合っていた看護師の元カノから採血の仕方を教わっていました。
10年前は、母親が亡くなった時期です。
妹に血をあげる人間がいなくなってしまったため、誰かからもらえるようにと採血の練習をしていたのだろうと思います。
・冷蔵庫の血液パック
これは、被害者の血か、闇ルートで購入した血液ではないかと思います。
血液は、成分ごとに保存期間が異なるようですが、全血では冷蔵保存で21日持つそうです。
そのため、すぐに使わない分は冷蔵庫で保存しているのでしょう。
また、母親が亡くなってから『ホルスの目殺人事件』が始まる前の期間は、まだ採血も練習中ですし、
闇ルートで血液のパックを購入していたのではないかと思います。
「ヤクザに取材をしていた」という話もありましたし、そういった人たちから高額な血液パックを買っていたのかもしれません。
そのため、お金を集めるためにホストになったのだと思います。
『ホルスの目殺人事件』が始まってからも、事件間隔はほぼ1カ月で21日以上となってしまいますので、現在も不正な血液パックを購入しているのではないでしょうか。
編集長からもらった時計を売ったということからも、現在もお金を必要としていることが分かります。
また、編集長が「(大金を)女に使ってる?」と聞いていたのも、妹に使っているという伏線だったのかもしれません。
・戸籍住民課を訪れている
戸籍住民課にいたのは、無戸籍の妹が戸籍を取得する方法を聞きに行ったのではないかと思います。
戸籍が取れれば、病院で治療が受けやすくなります。
そうすれば、遺体から血を抜くという方法をとらなくていいので、野田の言いなりにならなくていいと考えたのかもしれません。
浩暉は犯罪を犯している(手を貸している)自分は、万琴にふさわしくないと思っているようです。
しかし、「万琴を守る」と言っており、万琴を本当に好きなってしまったのだと思います。
そのため、正しい道に進もうと、野田から離れようとしているのではないでしょうか。
・ごめんねと言いながら注射針を刺す
第5話のラストで登場した謎の女性ですが、実は1話にも登場していたようです。
浩暉に「ごめんね」と言われながら注射針を刺されているのが、この女性なのだと思います。
注射針が刺さっているのはわかりますが、血を抜いているのか入れているのかはわかりませんでした。
でも、血を入れているのだと思います。
定期的に血を入れないといけないような病気で、浩暉が血を入れているのではないでしょうか。
では、なにが「ごめんね」なのかというと、被害者の遺体からとった血を入れているからだと思います。
“犯罪を犯して手に入れた血”を入れていることに対して「ごめん」なのかと思います。
まとめ
ドラマ『恋は闇』の犯人が野田である理由についてご紹介しました。
どうでしょうか?当たるでしょうか??
気になるのは、
・血液ってとったのをそのまま使えるの?
・採血できれば血を入れることもできるの?
・輸血が必要なら注射器で入れられるほど少ない量で足りるの?
詳しいことはわからないのでどれも可能として考えているのですが、これが不可能なら今回の考察は完全崩壊かも…。
現時点では、5話が終わったところなので放送はまだ中盤位だと思います。
今後もいろいろな情報が出てくると思いますので、今後もこの考えがあっているか考察しながら楽しみたいと思います!
↓↓↓『恋は闇』全話のナレーションをまとめています!真相のヒントになるかも?

↓↓↓『恋は闇』は小道具が考察のヒントになっているそうです!詳しくはこちら↓

↓↓↓『恋は闇』万琴の自宅マンションのロケ地はどこかこちらでご紹介しています!

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