日本テレビ系ドラマ『恋は闇』が面白いと話題です!
毎回放送の度に、少しずつ謎が明かされたり、より謎が深まったりと目が離せない展開が続いています。
このドラマでは、毎回主演2人のナレーション(モノローグ)が流れるのですが、それには事件の真相や真犯人のヒントが秘められているのではないかと思います。
この記事では、ドラマ『恋は闇』の各話のナレーションとその考察をまとめてご紹介いたします!
【恋は闇】ナレーションまとめ!
『恋は闇』の各話のナレーション(モノローグ)には、万琴と浩暉の心情や過去がほのめかされていると考えられます。
このドラマでは、冒頭と終盤の2か所でナレーションが入ることが多いです。
冒頭では万琴と浩暉がそれぞれナレーションを行い、終盤のナレーションは主に浩暉が担当しています。
真犯人や事件の真相のヒントになるかと思い、それぞれ全文をまとめました。
それでは、ご紹介していきます!
第1話:あなたは私が愛しちゃいけない人
日本テレビ「恋は闇」公式HPより
第1話の冒頭ナレーションは万琴だけでした。
愛おしくて 愛おしくて どうしようもない
あなたを強く求めると どこかへ消えてしまいそうで怖くなる
あなたに近づくと 近づいた分だけ見えなくなる
あなたは… 誰?
あなたは 私が愛しちゃいけない人
終盤は浩暉のナレーションになっています。
人は生きているだけで いくつ罪を犯すのだろう
誰も傷つけず 生きていくことが不可能だとしても
僕が犯した罪は あまりにも大きい
幸せな結末はないのに
この衝動は 抑えきれない
第1話のポイント
・浩暉から万琴に声をかけ、『ホルスの目殺人事件』を追うジャーナリストとして2人は知り合う。
・浩暉の取材方法は何でもあり。
・浩暉の考えるメディアの在り方は、忘れられたら事件は終わってしまうため、世間の興味が持続するようにメディアは大衆を煽って盛り上げるべき存在。
・浩暉の報道する内容な誠実。「真実は誰かに重心が寄ってると見えなくなるものがある」と発言。
・謎の男(3話で浩暉の父・貫路と判明)がエジプト神ホルスについて調べている。
第1話のナレーションからは、万琴も浩暉もどちらも葛藤しているようすが伝わってきますね。
万琴は浩暉に惹かれながらも、近づくほどどんな人なのかわからなくなっているようです。
「私が愛してはいけない人」と言っていますので、犯罪者なのか自分とは分かり合えない価値観を持っている人なのかなと思います。
『生きてる世界が違う人』みたいな感じでしょうか。
そして、このナレーションに被せて、第1話の冒頭では、今後起こるであろうシーンとして、浩暉が万琴に注射器を刺しているような場面がありました。
自分に対して注射器刺してくる人とは、確かに愛し合っちゃいけない感じです。
一方、浩暉はいくつも罪を犯していると言っています。
それが殺人や逮捕されるような犯罪なのかはわかりませんが、過去に何かしら秘密があるのでしょうね。
また、「この衝動」というのは“万琴を愛したいという気持ち”なのかと思います。
しかし、もしも浩暉が犯人だとすると“殺害衝動”だと考えられるかもしれないなと思います。
“殺害衝動”だとすると、それが抑えきれないというのはサイコパスとか二重人格っぽい感じがしますけど、そういう結末は嫌だな~…と思います。
第2話:僕はもう何も選べない
日本テレビ「恋は闇」公式HPより
第2話のナレーションは冒頭のみでした。
冒頭では、万琴と浩暉それぞれのナレーションがありました。
万琴はこちら↓前回までのまとめ的な内容です。
『ホルスの目殺人事件』と呼ばれ 世間をにぎわせている連続殺人
被害者は全員女性会社員で その目には左右色違いのコンタクトレンズ
1月1日、2月2日、3月3日と ゾロ目の日に犯行が行われ
4月4日 この事件の4件目の現場で 私は不思議な男に出会った
彼の名は 設楽浩暉
スクープを連発する有名なフリーライターで 『ホルスの目殺人事件』の名付け親だ
軽薄で 嫌なヤツ
なのにハッとさせられて その笑顔の奥が知りたくなる
だけど 引き寄せられる力が強いほど たどり着く先は 闇の中
浩暉のナレーションはこちら↓
人は 欲しいものをすべて手に入れることはできない
何かを選ぶことは 何かを捨てること
僕はもう 何も選べない
たとえ 君を愛したとしても
第2話のポイント
・浩暉は『ホルスの目殺人事件』の犯人と同じスニーカーを履いている。サイズも一致。
・浩暉のスニーカーからルミノール反応(血液反応)は出なかった。
・浩暉が不審者が映っているとされるドライブレコーダーの映像データを消した。その映像には浩暉が映っていた。
・浩暉と万琴は『ホルスの目殺人事件』の遺族に取材した内容が報道できなくなってしまったことに涙を流して悔しがる。
第2話のナレーションは、冒頭は前回までの説明のような感じなので、気になるのは終盤の浩暉のナレーションです。
「何かを選ぶことは 何かを捨てること」「僕はもう 何も選べない」
何かを選ぶことは何かを捨てることで、僕はもう何も選べないのだとしたら、浩暉はこれ以上捨てることが出来ないという意味でしょうか。
そして、たとえ君を愛しても君の手をとることは出来ないということですよね。
浩暉はきっと、
・いくつも罪を犯してきた
・その状態で万琴と一緒になるということは、万琴も闇に落としてしまうことになる。
・だから、万琴を選ぶことは出来ない
…と考えているのかなと思います。
浩暉は愛する人が出来たとしても、今後、罪をやめる(なかったことにする?)ことが出来ないということですよね。
第1話のナレーションでも思いましたが、浩暉は自分の生きる世界が、万琴の世界と違うと思っているんだろうなと思います。
とにかく、浩暉が秘密を抱えているということだけはよくわかりますね。
第3話:君と僕が出会ったことも運命?
日本テレビ「恋は闇」公式HPより
第3話のナレーションは、冒頭と終盤にありました。
冒頭では、万琴と浩暉それぞれのナレーションが挿入されています。
万琴はこちら↓やはり前回までのまとめ的な内容です。
世間を震撼させる『ホルスの目殺人事件』
被害者は全員女性会社員で その目には左右色違いのコンタクトレンズ
この4件目の現場で 私はその男と出会った
設楽浩暉 週刊誌のエース記者で この事件の名付け親だ
一体どこから情報を得ているのか
軽薄で適当な顔の裏に隠しているのは
被害者と遺族を思う気持ち
どうしても惹かれてしまう
だけど たどり着いた そこはもう 闇の中
浩暉の冒頭ナレーションはこちら↓
すべての出来事には はじまりがある
それはいつも偶然で 衝動的
偶然出会って 衝動的に恋に落ちる
それを 運命という人もいる
君と僕が出会ったことも 運命なのだろうか
そして、終盤の浩暉のナレーションはこちらです↓
すべての出来事には はじまりがある
はじまりは いつも偶然で 衝動的
それを 運命と呼ぶ人もいる
僕に起きたことも全部 運命のせいにできたら
第3話のポイント
・子どもの頃、浩暉と万琴は会っており、浩暉はそれに気づいた。
・浩暉の母・久美子は10年前に殺害されており、その犯人として逮捕されたのは浩暉の父・貫路。
・浩暉の母が殺害された状況は『ホルスの目殺人事件』と似ている。(コンタクトレンズは入れられていない)
・浩暉の母を殺害した犯人として最初に疑われていたのは、第1発見者である浩暉だった。
・万琴が不審者に襲われそうになるが、浩暉が事前に阻止。
・浩暉と万琴が恋人同士になる。
浩暉のナレーションは、冒頭部分と終盤部分でほとんど同じでしたが、最後の一文が
「運命なのだろうか」と「運命のせいにできたら」で異なります。
この2つのナレーションは似ていますが、指している内容は全く別のことなのではないかと思います。
まず、冒頭のナレーションの“出来事”とは“万琴と恋に落ちたことについて”だと思います。
浩暉と万琴は子どもの頃に会っています。
浩暉が万琴と出会ったとき、浩暉は走りながら泣いていました(4話で判明)。
何か悲しいことかショックなことが起きたのでしょうね。
浩暉がこのとき走っていたのは、誰かを追ってか探していたからかと思います。
なので、ショックなこと(?)が起きなければ、浩暉はその場所を走っておらず万琴とも出会っていなかったかもしれません。
浩暉は、万琴がそのときの少女だと気づく前から万琴を気にしているようでしたが、その時の少女だと知ってより万琴に惹かれていったのだと思います。
そのため、万琴と恋に落ちることになるはじまりは、“子どもの頃に起きたショックな(?)出来事”なのだろうと思います。
一方、終盤のナレーションの“出来事”とは“現在、浩暉の身にふりかかっていること”かと思います。
そして、このはじまりというのもきっと子どもの頃に起きたショックな(?)出来事なのではないでしょうか。
それが、浩暉の母親が殺害されたことや、『ホルスの目殺人事件』につながっているのではないかと思います。
そして、この終盤のナレーションでは「運命のせいにできたら」と言っています。
なので、偶然起きたことばかりではなく浩暉自らが望んで行動したこともあるのではないでしょうか。
だから、“自分のせいではなく運命のせいにできたら”という意味合いで話しているのではないかと思います。
第4話:いつまで闇から逃れられる?
日本テレビ「恋は闇」公式HPより
第4話のナレーションは、冒頭と終盤にありました。
冒頭では、万琴と浩暉それぞれのナレーションが挿入されています。
万琴のナレーションはこちら↓
世間を震撼させる 『ホルスの目殺人事件』
少しずつ 浮かび上がってきた 犯人像
それは…
(身長175㎝~180㎝くらい黒のレインコートを着てフードを目深にかぶった不審な人物)
そんな中 次なる5件目の犯行場所を予測した私たちは
危険区域の 絞り込みをすることに
優しいのか 冷たいのか
幸せなだけの 人生はない
光の中だけ 歩く人はいない
私たちが歩く この道の先は
浩暉のナレーションはこちらです↓
人は 勝手な生き物だ
目の前の闇に 気づかないふりをする
愛とか 運命とか 使命とか
もっともらしい理由を見つけて
僕はいつまで
その闇から 逃れられるのだろうか
終盤の浩暉のナレーションはこちら↓
人は 勝手な生き物だ
目の前の闇に 気づかないふりをする
愛とか 運命とか 使命とか
もっともらしい理由を見つけて
いつか必ず その闇に 飲まれると分かっているのに
第4話のポイント
・万琴が『ホルスの目殺人事件』の犯人と思われる男に襲われる。
・浩暉は万琴を襲った犯人と同じ服装を持っていた。(手袋には血がついている)
・5件目の被害者に注射痕があった。
・浩暉は注射針を持っている。
第4話のナレーションも第3話と同じく、浩暉の冒頭と終盤のナレーションが似ています。
異なるのは、
「僕はいつまで その闇から 逃れられるのだろうか」と
「いつか必ず その闇に 飲まれると分かっているのに」の部分です。
浩暉はこれまで、万琴は自分と違う世界の人間で万琴の手をとってはいけないと考えているようでした。
しかし、万琴と恋人になってしまいます。
迷ったりしているそぶりもあり、万琴に冷たくしたりすることをありましたが、結局は自ら望んで万琴と一緒にいることを選びました。
けれど、このナレーションからは、“いつかはこの関係を解消しなければならない”と思っているように感じます。
“いつまで万琴に自分の正体を明かさずにすむか”という感じでしょうか。
特に、終盤のナレーションからは、いつかは正体を明かさざるを得ない場面が来ることが分かっているようにも感じます。
第1話の冒頭では、後に浩暉が万琴に注射器を刺すことを予想させるシーンがありましたし、タイムリミットはそろそろなのかなと感じます。
第5話:どこからやり直せばいいんだろう
日本テレビ「恋は闇」公式HPより
第5話のナレーションは、冒頭だけでした。
冒頭では、万琴と浩暉それぞれのナレーションが挿入されています。
万琴のナレーションはこちら↓
世間を震撼させる 『ホルスの目殺人事件』
新たな犯行が予測された5月5日
私は 犯人らしき人物と遭遇し 九死に一生を得た
あまりの非常時に 誰もが平常心でいられないさなか
向けられていく 疑惑の目
私だけが知っている 優しくて温かい本当の彼
だけど…
本当のことを知らないのは 私かもしれない
浩暉のナレーションはこちらです↓
人は 誰しも嘘をつく
少しでもそばにいたくて 重ねてきた嘘が
いつか必ず 君を傷つける
もしも 時を巻き戻せたら
僕は 一体どこから やり直せばいいんだろう
第5話のポイント
・万琴が浩暉のことを疑いはじめる
・浩暉は昔、看護師の元カノから採血の方法を教えてもらっていた。
・浩暉はホスト時代に客に「血をちょうだい」と言っていた。
・浩暉の部屋に謎の女がいる
5話は、かなりミステリー色が強くなる回でした。
第5話は、ラストシーンが浩暉の部屋に謎の女がいるという衝撃的な展開でしたので、終盤のナレーションはありませんでした。
謎の女はかなりキーパーソンぽいですが、ここで登場人物が増えると、今までの考えていたことが全部揺らぎますね。
間違いなく、万琴は浩暉の本当の姿を知りませんよね。
浩暉のナレーションで「嘘を重ねてきた」とありますので、今の浩暉も偽りの姿なんだろうなと思います。
でも、被害者の気持ちを考えていることに偽りはないような気がするので、人を苦しめたくて嘘をついているわけではないのではないでしょうか。
ラストで出てきた謎の女は、浩暉と一緒に暮らしているようですので、浩暉にとって大切な人なのではないかと思います。
浩暉は、この女性のために何か行動をしているのかもしれませんね。
でも、万琴に対する恋心も前回までのナレーションから本物な気がするので、この女性に対しては恋愛ではなく家族として大切なのかもしれません。
浩暉が戸籍住民課に行くシーンがありましたし、血縁者かな?
でも、母親が殺された事件で、警察が家族構成を把握していないとは考えにくいので、無戸籍の妹とか?
それで、無戸籍のために病院に行きにくかったりするのかもしれませんね。
この女性は血の気がなくて、かなり病弱っぽい感じがします。
なにかの病気があって、助けるために血を集めているのかも?
第6話:とうに捨てた当たり前の幸せ
日本テレビ「恋は闇」公式HPより
第6話のナレーションは、冒頭と終盤にありました。
冒頭では、万琴と浩暉それぞれのナレーションが挿入されています。
万琴のナレーションはこちら↓
世間を震撼させる 『ホルスの目殺人事件』
その5件目の犯行が起きた5月5日
私は犯人に遭遇し 九死に一生を得た
新たに判明した事実は… (被害者の腕から注射痕が見つかった・犯人が血を抜いたのでは?)
その犯人像と一致するのは… (浩暉)
わからない あなたが
見えない 真実が
私は あなたを愛することに精一杯で
大切なものを ずっとずっと 見逃してきたのかもしれない
浩暉のナレーションはこちらです↓
人は 誰しも 欲望にまみれてる
僕は とうに捨てたはずの 当たり前の幸せを
どこかで まだ諦めていなかったのかもしれない
だけど これ以上進むと
君に鎖をつけてでも
僕のそばに置いておきたくなる
そんな自分が恐ろしくて
君から手を離してくれないかって
ずっと そんなずるいことを考えていた
終盤のナレーションは、初めて万琴が担当していました↓
人は嘘をつくから
真実を見極めるのは難しい
信じて 肌を寄せ合っていれば
この愛だけでも 本物になるのだろうか
この道の先に 普通の幸せはない
それでも
明日の私が 地獄へ落ちたとしても
それでも私を 愛してほしい
第6話のポイント
・浩暉と一緒に住んでいる謎の女性(みくる)は浩暉のことを「私のヒロ君」「共犯者」呼び。
・浩暉にも、万琴にも、それぞれにもう相手と会わないでと言う。
・浩暉の母親はC型肝炎のキャリアだった。
・浩暉が、10年前に母親が殺害された事件について、被害者遺族として記事を執筆する。
・浩暉と父親の貫路はつながっていた。
・刑事の大和田が殺害された。
6話で気になるのは、浩暉と住んでいる〝みくる〟という謎の女性の存在です。
みくるは浩暉のことを「私のヒロ君」と言ったり、万琴には浩暉との関係を「共犯者」と言っています。
浩暉はみくるに対し優しく接しており、庇護の対象と言った感じ。
浩暉は恋人ではないと言っていますし、やはり家族なのでは?
浩暉の冒頭のナレーションで「とうに捨てたはずの 当たり前の幸せ」とありますが、きっとみくるを守るために自由に生きることを捨てたんだろうなと思います。
みくるからすると、浩暉はずっと自分を守ってくれているので、執着してしまっているのではないでしょうか。
過去の看護師との交際は、採血の方法を知るためだったから許していたけど、万琴に対しては本気だから「もう会わないで」なのかと思います。
母親がC型肝炎キャリアということですが、みくるが母子感染して血が必要なのかもしれませんね。
「共犯者」というのは同じ罪を共有しているということ。
“血を得る”という、罪を犯しているのでしょうね。
また、母親が殺害された事件でも「共犯者」なのかもしれません。
母親を殺害したのはみくるなのかも。
浩暉はそれを隠しているのかもしれません。
第7話:僕はずっと闇の中
日本テレビ「恋は闇」公式HPより
第7話のナレーションは、冒頭だけでした。
冒頭では、万琴と浩暉それぞれのナレーションが挿入されています。
万琴のナレーションはこちら↓
世間を震撼させる 『ホルスの目殺人事件』
判明した犯人の異様な行動
結び付く事実
もう愛せないと 何度もそう思うのに
どうしても引き戻されてしまう
迷い込んだ闇が どこまでも深まる
浩暉のナレーションはこちらです↓
人は 誰しも 守りたいものがある
地位 名誉 家族
愛する人 秘密
だけど 守り方を間違えると
それは 破壊へとつながる
守っているのか 壊しているのか
愛しているのか 傷つけているのか
その答えを知るのが怖くて
僕はずっと闇の中を歩いているのかもしれない
第7話のポイント
・みくるは浩暉の母親違いの妹。
・浩暉の母・久美子はみくるの母親からみくるを押し付けられ、みくるに対してネグレクト状態だった。
・みくるが高校に入る年、浩暉はみくるを連れて家を出た。
・『ホルスの目』の被害者は全員が、事件の前、半年以内に同じ病院で人間ドックを受けていた。
・浩暉が病院で警備のバイトをやめる直前、院内の血液製剤の数が合わないことが頻繁に起きていた。
7話では、浩暉とみくるの関係が母親違いの兄妹であると明かされました。
浩暉の母・久美子はみくるのことをいないものとして扱い、ほとんど世話をしない状態。
そんなみくるを守ってきたのが浩暉です。
浩暉のナレーションに、“守り方を間違えると 破壊へとつながる”とありますが、浩暉はみくるを守るために何かしらの犯罪は犯していそうな感じがします。
みくるが両手と顔に血がついているシーンもありましたし、やはり久美子を殺害したのはみくるなのでは?
浩暉はそれを隠蔽してそう。
また、みくるの口にも血がついていましたので、久美子を殺害したときの返り血でC型肝炎に感染してしまったのかもしれません。
何に使うのかわかりませんが、血液製剤をとったのも浩暉っぽいですよね。
第8話:私だけが…
日本テレビ「恋は闇」公式HPより
第8話は、万琴の冒頭ナレーションだけでした。
それがこちら↓
予想外の事件が起こり 新たな局面を迎えた『ホルスの目殺人事件』
アリバイのない浩暉
彼によって語られる真実と
彼以外がもたらす事実
私だけが 見えてない?
違う 私だけが…
また、ナレーションとは違うかもしれませんが、万琴が浩暉にインタビューするシーンで、万琴の心情が語られていましたのでそちらも載せておきます↓
浩暉は インタビューに際して顔出しはなしで と言った
敵が多いからと
その代わり 何を聞いてもいいと言った
浩暉の覚悟なのだろう
私はその覚悟を使いきれるのか
どう使おうとしているのか
何度も問いかけてここに座ったはずなのに
私は みくるさんのことは聞かなかった
きっと 浩暉はそれだけは答えないんじゃないかと思ったから
だけど 聞いて答えてもらえないのと 聞かないのでは 大きく意味が違う
私は 聞かなかった
第8話のポイント
・浩暉がモーニングフラッシュの取材に応じ、世間から疑惑の目を向けられる。
・野田は貫路との関係を「少なくともこちらは敵ではない」と発言。
・浩暉・みくる・貫路が一つの部屋に集まり、貫路は「2人のためなら何でもやる」と発言。
・浩暉は病院に頻繁に足を運んでおり、その時、女性に話しかけている。
・浩暉が向葵に、向葵の裏の顔を知っていることを匂わせる。
・万琴と浩暉・みくるは子どもの頃に会っていた。
・ホルスの6件目の事件現場で犯人らしき姿でいたのは浩暉だった。
今回は浩暉のナレーションがないので、事件の真相について匂わせている感じの内容ではないですね。
浩暉はインタビューを受ければ、疑惑が自分に向くと分かっていたようでした。
それなのに受けたのは、真犯人から目をそらさせるつもりだったのではないでしょうか。
第8話は、「人には裏の顔がある」というエピソードがいくつも出てきました。
浩暉は最初から怪しい行動が多かったですが、6件目の事件現場で犯人のように立っていたのもまだ見ぬ顔があるのでしょうね。
また、万琴の「違う 私だけが…」の言い方がちょっと怖かったです。
「私だけが浩暉を理解できている」ということでしょうか。
そうだとするとなんだか闇落ちしそうなセリフですね。
まさに『恋は闇』でしょうか。
万琴は正義感の強いキャラクターですが、浩暉をかばって正義感を殺す新たな顔を見せることもあるのかも?
第9話:真実とともに終わらせるしかない
日本テレビ「恋は闇」公式HPより
第9話のナレーションは、冒頭だけでした。
冒頭では、万琴と浩暉それぞれのナレーションが挿入されています。
万琴のナレーションはこちら↓
世間を震撼させる『ホルスの目殺人事件』
次の反応が予測される 6月6日が迫る中
まだ見ぬ顔を持つ者たち
絡み合う それぞれの思い 思惑
私が受け止めるべき事実
それは…
浩暉のナレーションはこちらです↓
誰も 自分の人生の正解は知らない
だけど 僕の人生が正解じゃないことだけは明らかだ
もう正すことが出来ないのなら
真実とともに終わらせるしかない
第9話のポイント
・浩暉が事件現場から逃走。
・逃亡中に自分が犯人だと手記を書き、週刊新流で公開する。
・浩暉は、10年前に母を殺害したのも自分だと明かす。
・貫路は久美子を殺害したのは浩暉だと思っており、浩暉を守るために代わりに罪を被った。
・しかし、母を殺害したのはみくる。
・みくるには戸籍がなく、再生不良性貧血という病気の治療のためお金が必要だった。
・しかし、お金を工面しきれず久美子を頼ったが、久美子が包丁でみくるに襲い掛かり、もみ合いの末みくるが久美子を刺してしまった。
・万琴は浩暉の部屋で何かを見つけ、浩暉が何をしようとしているか気づいた。
最終話:君へのこの思いだけは真実
日本テレビ「恋は闇」公式HPより
最終話のナレーションは、終盤の浩暉のものだけです。
浩暉のナレーションで物語が締めくくられました。
そのナレーションがこちら↓
真実は難しい 角度を変えれば 見え方が変わる
どれが真実なのか 何が真実なのか
本当は どこにも真実なんてものはないのかもしれない
だけど 僕の中に揺るぎないことが一つだけある
きっと 10年経っても 20年経っても
君へのこの思いだけは 真実
最終話のポイント
・久美子殺害、ホルス事件ともに犯人は夏八木唯月だった。
・浩暉は久美子が殺害された後実家へ行き、唯月と出会っていた。
・浩暉は唯月に脅され協力させられていた。
『恋は闇』というタイトルで、恋した相手が殺人犯かもと疑わしい話だったこのドラマ。
最終的には、万琴への恋(というよりも愛)が真実だという終わりがとってもステキでした。
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まとめ
『恋は闇』の第1話から最終話まで(随時更新)のナレーションをまとめてご紹介しました。
放送時は何となく聞いているナレーションですが、一度文字に起こして考えてみると、特に浩暉の思いが込められているようで、真意を考えるのは楽しいですね。
最終話まで終わった今読んでみても、そのときの浩暉の思いが答え合わせ出来るようでこれもまた楽しかったです。
最後までお読みいただきありがとうございました!
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