2024年夏の甲子園で初優勝した京都国際高校。
校歌が韓国語だったことで話題ですが、生徒は韓国人ばかりなのでしょうか。
この記事では、京都国際高校は韓国の学校なのか。
また、京都国際高校の日本人生徒の割合はどれくらいなのか調べてみましたのでご紹介いたします。
【京都国際高校】校歌が韓国語なのはなぜ？韓国の学校だったから？
2024年の夏の甲子園では初優勝した京都国際高校。
校歌が韓国語で歌われ始め驚いた方も多いのではないでしょうか。
京都国際高校は韓国の高校だと思われるかもしれませんが、それはある意味正解です。
京都国際高校は、現在は正規の日本の学校ですが、もともとは1947年に京都朝鮮中学として開校された在日韓国人のための民族学校でした。
創立時は在日韓国人のための学校だったため校歌が韓国語になっているのだと思われます。
2004年度から日本の正規の学校となり、名称も現在の京都国際高等学校に変更されましたが、校歌はそのまま変更されなかったのでしょうね。
また、京都国際高等学校は、日本の学校としてだけでなく、韓国の正規の学校としても認可されています。
そのため、韓国の学校としての側面を残し、校歌は韓国語なのかもしれませんね。
京都国際高校の韓国人の割合は多いのか徹底調査！
もともとが在日韓国人のための学校なら、生徒のほとんどが韓国人なのでしょうか。
京都国際高校の韓国人生徒の割合は、公表はされていないようです。
しかし、中央日報の記事によると、2024年時点での生徒の約90％は日本国籍だそうです。
京都国際は１９４７年に在日同胞が設立した京都朝鮮中としてスタートし、韓国政府の認可（１９５８年）、日本政府の認可（２００３年）をいずれも受けた。生徒数減少により、生徒数は現在、中高合わせて計約１６０人に過ぎず、約９０％が日本国籍だ。
引用：中央日報
京都国際高校には生徒向けの寮があり、全国からの生徒や留学生も在籍しているとのこと。
留学生のすべてが韓国籍かはわかりませんが、日本国籍以外の生徒のほとんどは韓国籍だと考えられますので、韓国人生徒の割合は約10％だと考えられます。
韓国人生徒の割合はおそらく年々減少しているのではないかと思われます。
2021年3月時点では、全校131名のうち日本人が93名、在日韓国人が37名だったそうです。
そのため、2021年3月時点では韓国人の割合は約28％でした。
これは日本での京都国際高校の知名度や人気が上がり、日本人の割合が増えたためかもしれませんね。
2021年には野球部が甲子園に初出場しており、それで京都国際高校の知名度が上がりました。
その後、日本人の入学希望者が増えたのかもしれません。
2024年には甲子園で初優勝をしましたので、ますます日本人の入学希望者が増え、韓国人の生徒の割合は減っていくかもしれませんね。
まとめ
京都国際高校の校歌が韓国語なのはなぜなのか。また、韓国人生徒の割合についてご紹介いたしました。
京都国際高校はもともと在日韓国人のための民族学校であり、現在は日本だけでなく韓国の正規の学校として認められているため校歌が韓国語なのだと考えられます。
また、京都国際高校の韓国人生徒の割合は約10％のようです。
京都国際高校の日本での知名度が上がるにつれ、日本人生徒の割合が増え、韓国人の割合は少なくなっていっているのではないかと思います。
2024年の甲子園優勝や、日本での韓国人気により今後はより日本人の割合が増えていくかもしれませんね。
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