2024年10月7日からフジテレビにてドラマ『噓解きレトリック』の放送が始まりました。
『嘘解きレトリック』は、“人のウソが聞き分けられる能力”があるために周囲から疎まれていた少女が、貧乏探偵の助手となり難事件を解決していくレトロミステリードラマです。
時代設定は昭和初期となっており、ドラマで出てくる街並みや衣装も昭和を思わせるようなレトロさを感じます。
調べてみると、『噓解きレトリック』の九十九夜町のロケ地は、他のドラマや映画でも多数使用されている商用撮影施設でした!
この記事では、『嘘解きレトリック』の舞台となっているで九十九夜町のロケ地がどこか。
また、同じロケ地が使われたドラマや映画作品もご紹介いたします!
『嘘解きレトリック』九十九夜町のロケ地はどこ?
出典:フジテレビ「嘘解きレトリック」第1話より
『嘘解きレトリック』の舞台となっている九十九夜町のロケ地はどこでしょうか。
上の画像が、『嘘解きレトリック』で登場した九十九夜町の町並みです!
活気のある昭和の商店街というイメージでしょうか。
他にも次のようなシーンも!
出典:フジテレビ「嘘解きレトリック」第1話より
これらの町並みは、おそらく茨城県つくばみらい市にあるワープステーション江戸という商用撮影施設で撮影されています。
ワープステーション江戸は、時代劇のオープンセットが建ち並ぶ、国内でも数少ない野外型ロケ施設です。
名前の通り、江戸時代はもちろんですが、戦国から昭和の時代の撮影まで幅広くカバーできる施設となっているようです。
画像引用:つくばみらい市観光協会HPより
上の画像は、つくばみらい市観光協会のHPで掲載されているワープステーション江戸のようすを写したものです。
ドラマで出てきた町並みと似ていますよね!?
ワープステーション江戸は大きく分けると2つのエリアに分かれています。
・中近世エリア…お堀の太鼓橋や周囲の家々、城郭や武家屋敷などの他、長屋、旅籠街、明治の下町通りなど
・近現代エリア…看板建築通り、オフィス街、遊楽街、路面電車
『嘘解きレトリック』では近現代エリアで撮影されたのだと思います。
上述した商店街のようなところの他に、『噓解きレトリック』にはモダンな建物が立ち並ぶシーンも登場しました。
出典:フジテレビ「嘘解きレトリック」第1話より
このシーンは路面電車の中から窓越しに外を眺めているところです。
このモダンな街並みが、ワープステーション江戸「近現代エリア」のオフィス街ととてもよく似ていました。
画像引用:ワープステーション江戸HPより
上の画像は、ワープステーション江戸の公式ホームページからお借りしたものです。
どこが似ているか画像を比較してみましょう。
建物の扉や街灯、電柱などが一致していますね!
エキストラの募集もされていた!
2024年9月には、『噓解きレトリック』の撮影に当たり、ワープステーション江戸でのエキストラが募集されていました。
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引用:いばらきフィルムコミッションHPより
場所:ワープステーション江戸
住所:茨城県つくばみらい市南太田1176
日付:9月17日(火) 18日19日雨予備日
時間:7:00~20:00予定
※MAXでこの時間帯なので、短くなる可能性あり
年齢:5歳~70歳の男女
人数:100人
内容:昭和初期、街を行きかう人々
▼募集要項
・昭和初期設定なので茶髪、パーマNGのみ
・男性の方はロン毛NG、出来るだけ短髪の方希望
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やはり『噓解きレトリック』の九十九夜町のロケ地にはワープステーション江戸が使われているのだと思います。
『嘘解きレトリック』の九十九夜町のロケ地は他作品でも多数利用されていた!
『嘘解きレトリック』の舞台となった九十九夜町のロケ地(ワープステーション江戸)は、他の作品でも使用されているのでしょうか?
ワープステーション江戸は、株式会社NHKエンタープライズが管理・運営している撮影施設なので、NHK作品で多数使用されています。
『噓解きレトリック』で使用された近現代エリアは2018年に完成したエリアなので、2018年以降の朝ドラなどでよく使用されていました。
どのような作品で『嘘解きレトリック』のロケ地であるワープステーション江戸が利用されてきたのかご紹介いたします!
①ちむどんどん
#ちむどんどん【ワープステーション江戸】銀座のど真ん中でロケ? まさかや~!と思ったら、銀座の街並みは いつものロケ地 ワープステーション江戸であるね。よく見ると 暢子の背後に #エール で コロンブスレコード本社に使われていた建物が 確認できるわけさ。#朝ドラロケ地リスト pic.twitter.com/fgFJa4gxk1
— ひぞっこ (@musicapiccolino) May 15, 2022
2020年に放送された朝ドラ『ちむどんどん』でも『嘘解きレトリック』と同じくワープステーション江戸がロケ地として使われています。
上のXの投稿の見ると「東京・銀座」と書かれた画像の町並みが、『嘘解きレトリック』でも使われた町並みと似ているのがわかりますね。
また、右上の画像の背景に映っている建物が、朝ドラ「エール」で〝コロンブスレコード本社ビル〟として使われていた建物とのこと。
朝ドラ「エール」でもワープステーション江戸がロケ地として使用されていたことがわかります。
②虎に翼
#虎に翼【ワープステーション江戸】AKで昭和初期のドラマである今作では やはり つくばみらい市のワープステーション江戸が多用されますね。優三さんが夜学に通う明律大学(モデルは明治大学)の建物は #エール では コロンブスレコード本社ビルとして使われていました。#トラつば #朝ドラロケ地リスト pic.twitter.com/nhLy2nnxby
— ひぞっこ (@musicapiccolino) April 2, 2024
2024年に放送された朝ドラ『虎に翼』でもワープステーション江戸がロケ地として使われています。
上のXの投稿では、「虎に翼」で登場した建物が、「エール」で〝コロンブスレコード本社ビル〟として使用されていたものと同じだと指摘されています。
この建物はワープステーション江戸「近代エリア」のオフィス街にあるものです。
画像引用:ワープステーション江戸HPより
上の画像の道の突き当りに映っている建物と同じものだと思われます。
オフィス街の象徴的な建物なのかもしれませんね。
③その他
アトロクで黒沢清監督が言っていた、『スパイの妻』で使用した『いだてん』のオープンセット@つくばみらい市のワープステーション江戸。確かにー!! pic.twitter.com/ZO9wM9BDRg
— sail (@hysknttnkk) October 21, 2020
ワープステーション江戸は『虎に翼』や『ちむどんどん』、『エール』の他にも多くの作品のロケ地として使用されています。
<撮影に利用された主な作品>
ドラマ 『らんまん』、『なつぞら』、『いだてん』など
また、ワープステーション江戸には「近現代エリア」だけでなく、江戸時代から明治時代の撮影ができる「中近世エリア」もあります。
【Back to shoot time!!】
— 『信長協奏曲』公式アカウント (@nobuconofficial) September 13, 2015
5月10日。ロケ再開!こちら、茨城県つくばみらい市のワープステーション江戸。http://t.co/z8qZQtAr17 #信長協奏曲 pic.twitter.com/5DkC6ROxzR
中近世エリアではより多くの作品がロケ地として使用しています。
<中近世エリアで撮影された主な作品>
ドラマ 『真田丸』、『花燃ゆ』、『軍師官兵衛』、『信長協奏曲』、『天皇の料理番』、『仁』など他多数
映画 『銀魂』、『曇天に笑う』『るろうに剣心』『永遠の0』など
大河ドラマなどの撮影でよく使われているようですね。
まとめ
『嘘解きレトリック』の舞台となった九十九夜町のロケ地はどこかご紹介いたしました。
『嘘解きレトリック』の舞台となった九十九夜町のロケ地は、多くの作品でもロケ地として使用されているワープステーション江戸です。
過去には一般公開されていた施設だそうですが、現在は撮影専用施設となってしまって残念ですね。
撮影専用になったことで、今後も多くの作品で目にするかもしれませんね!
↓↓↓『降り積もれ孤独な死よ』洋館(灰川邸)のロケ地はどこ?多数の作品で使用される有名なハウススタジオでした!
↓↓↓『降り積もれ孤独な死よ』に登場する蔵土村(灰川の故郷)のロケ地はどこ?棚田が美しいあの場所でした!
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