暴力とも子さんの大人気マンガ『VRおじさんの初恋』が2024年4月にNHK夜ドラにてドラマ化されました。
冴えない中年のおじさんがVR世界で少女の姿になり、さらにそこで出会った美少女に恋をしてしまうという驚きの設定で話題になっています。
物語は、VRの中だけではなく現実世界とバーチャル世界を行き来して進んでいきます。
このドラマは、2つの世界がそれぞれ影響しあい、今までとは違う人生を見つけようとする主人公を描く新しい形のヒューマンドラマとなるそうです。
放送時間は毎週月曜日から木曜日まで22時45分から各話15分間。全32回の放送となる予定です。
この記事では、4月1日に放送された『VRおじさんの初恋』第1話のあらすじとネタバレ、視聴した感想をご紹介いたします。
この記事は、『VRおじさんの初恋』第1話のネタバレをしています。
まだ見ていない方はご注意ください。
ドラマ『VRおじさんの初恋』第1話 あらすじ
#夜ドラ【#VRおじさんの初恋】
— NHKドラマ (@nhk_dramas) March 31, 2024
\4/1(月)夜10:45スタート/
いよいよ放送まであと1日!
人物相関図を公開しました!
VRおじさん・直樹の恋の行方は―?#VRおじさん #野間口徹 #倉沢杏菜 #井桁弘恵#堀内敬子 #田中麗奈 pic.twitter.com/T85zmv33WF
NHK『VRおじさんの初恋』公式HPより、第1話のあらすじをご紹介いたします。
直樹(野間口徹)はタイヤメーカーに勤めるさえない中年会社員。唯一の楽しみは、VR(仮想現実)世界を体感するゲーム「トワイライト」。その中で直樹は制服姿の女の子・ナオキ(倉沢杏菜)として生きていた。しかしそのトワイライトもまもなくサービスを終了するという。その最後を静かに見守ろうとするナオキは、ある日天真爛漫な美少女・ホナミ(井桁弘恵)と出会う。ホナミは基礎操作すらおぼつかない初心者のようで…
NHK『VRおじさんの初恋』公式HPより
家でVRのゲームができるってうらやましいですね。
現実世界とは違う別の自分となって過ごすVRの世界。
そこでの人間関係はどのようになっていくのでしょうか。
それでは第1話の内容を見ていきましょう。
ドラマ『VRおじさんの初恋』第1話 ネタバレ
第1話で起きた主な事柄を2つに分けてご紹介いたします。
中年おじさんとVR世界
仕事帰りに人を避けるようにしながら歩くおじさん・直樹。
直樹は、さびれたアパートで一人で暮らしています。
直樹「どこにいても居心地が悪い。誰といても落ち着かない」
直樹は現実がわずらわしく、静かな場所を求めてVR世界“トワイライト”で過ごしています。
“トワイライト”での直樹の姿は、制服を着た女子高生・ナオキ。
みんなが仲間と楽し気に過ごす中、ナオキはVR世界でも誰かと関わるのを避け常に1人です。
“トワイライト”はサービス終了間近で、ナオキは静かに世界の終焉を見届けようと思って過ごしています。
現実の自分とはかけ離れた姿になれるVRはとても魅力的ですよね。
自分ならどんなアバターにしようか考えてしまいます。
初心者プレイヤー
“トワイライト”にウサ耳姿の奇抜な格好をした女性(ホナミ)が現れました。
周囲にいる人たちに話しかけようと近づいていきますが、歩くこともおぼつかないようす。
そのため「今更初心者かよ」と面倒くさがれて避けられてしまいます。
ホナミの目線の先には、1人で木を見つめたたずむナオキの姿が。
ナオキは見られていることに気がつかないままカフェへ移動していきます。
ナオキがいちごの乗った大きなパフェを食べていると、ナオキを追ってきたホナミがニコニコとナオキのパフェを一緒に食べ始めます。
ナオキは驚き、ホナミの不審な行動に恐怖を感じて店から走り去ってしまいます。
自分のパフェを知らない人にいきなり食べ始められたらかなり怖いですよね。
私ならつい電源ボタンを押してゲームから消えてしまうかもしれません。
ホナミも慌てて追いかけますが、ナオキはさらに逃げます。
逃げるナオキのスマホに、ホナミから何件も通知が届きます。
直接話しかけてこないホナミに「ヘッドセットを使っていない人?」と気づくナオキ。
ホナミはキーボード操作で「話しませんか?」とナオキを誘います。
ナオキはホナミと話すことにしますが、口は動いているのに声が出ていないホナミに、声を出す設定方法を教えてあげます。
声は出るようになりましたが、操作がわからなくなってフラフラと倒れてしまうホナミ。
そんなホナミに「基本操作覚えてから来い」とナオキはあきれ気味です。
その後、2人は座って会話を続けます。
ホナミ「ここは景色がとてもきれい」
ナオキ「時代遅れの過疎ワールドですけど」
ホナミ「なんて美しい世界」
ナオキ「地味でさみしいところだよ」
ホナミ「この世界が好きなんですね」
ナオキ「言ってない。言ってない」
ホナミ「このさみしい美しさを共有できるあなたと出会えてよかった」
ナオキは言葉を詰まらせます。
静かに世界の終焉を見届けようと思ってただけなのに
観光スポットとかなら案内できるというナオキに喜ぶホナミ。
現実世界で直樹は、「自分は1人でいたいタイプのはずだったのに」とでもいうように、自分でも自身の行動に驚いているようすでした。
ホナミは1人で木を見つめるナオキの姿を見たときから、ナオキがこの世界が好きだと感じたのかもしれませんね。
ドラマ『VRおじさんの初恋』第1話 感想
VRの世界と現実の世界が行ったり来たりして面白そうなドラマでした。
VRゲームって一般的なテレビゲームと何が違うのかと思っていたのですが、ゲームの中で移動するときは現実世界の自分も実際に動いて楽しむものなんですね。
ナオキがホナミから逃げるために、現実では薄暗い自分の部屋で走っている姿にちょっと笑ってしまいました。
VR世界の「トワイライト」は、サービス終了間近とあって少しすたれているような感じだと思うのですが、
現実とは少し違う風景に、さまざまな服装のアバターたちが過ごしているようすがメルヘンな感じで惹かれました。
現実から離れたちょっと不思議な空間で、静かに過ごしたい気持ちわかります。
現実ではない場所だからこそ、現実を忘れて一人でゆっくりできるんですよね。
ナオキも最初はホナミと関わらず過ごそうとしていましたが、自分の好きな静かな世界を美しいと言ってくれたホナミだから関わろうと思ったのかもしれませんね。
VR世界では、お互い本当の姿や年齢はわかりませんが、わからないからこそ好みや価値観が似ている人とつながれるのかもしれません。
ホナミとの出会いがナオキに今後どんな影響を与えていくのか楽しみです!
↓↓↓ドラマ『VRおじさんの初恋』第2話ネタバレ・感想についてはこちらでご紹介しています!
まとめ
『VRおじさんの初恋』第1話のあらすじとネタバレ、感想をご紹介しました。
第1話の今回は、2人のVR内での出会いが描かれるくらいでしたが、これから2人がどのような時間を過ごしていくのか気になりますね。
次回を楽しみに待ちたいと思います。
↓↓↓『VRおじさんの初恋』でナオキ役を演じている倉沢杏菜さんのwiki風プロフィールはこちらでご紹介しています!
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