暴力とも子さんの大人気マンガ『VRおじさんの初恋』が2024年4月にNHK夜ドラにてドラマ化されました。
第10話では、ホナミと会えなくなった後の直樹のようすが描かれました。
この記事では、4月16日に放送された『VRおじさんの初恋』第10話のあらすじとネタバレ、視聴した感想をご紹介いたします。
この記事は、『VRおじさんの初恋』第10話までのネタバレをしています。
まだ見ていない方はご注意ください。
『VRおじさんの初恋』第10話 あらすじ
#夜ドラ【#VRおじさんの初恋】
— NHKドラマ (@nhk_dramas) March 31, 2024
\4/1(月)夜10:45スタート/
いよいよ放送まであと1日!
人物相関図を公開しました!
VRおじさん・直樹の恋の行方は―?#VRおじさん #野間口徹 #倉沢杏菜 #井桁弘恵#堀内敬子 #田中麗奈 pic.twitter.com/T85zmv33WF
NHK『VRおじさんの初恋』公式HPより、第10話のあらすじをご紹介いたします。
ホナミ(井桁弘恵)との突然の別れに茫然自失となった直樹(野間口徹)は、会社を休んでしまう。3日ぶりの会社で希望退職を進められ、仕事でもミスをする。気分を変えようとバイクで海に向かうも、海辺のカフェでホナミの妄想を見てしまう。ホナミと行った誰もいない神社に向かい1人で花火を見るナオキ(倉沢杏菜)の目からは涙が溢れていた。
NHK『VRおじさんの初恋』公式HPより
妄想を見てしまうなんてかなり思いつめている感じですね。
年を重ねてからの失恋は辛そうです。
それでは第10話の内容を見ていきましょう。
『VRおじさんの初恋』第10話 ネタバレ
第10話で起きた主な事柄を3つに分けてご紹介いたします。
↓↓↓ドラマ『VRおじさんの初恋』第9話ネタバレ・感想についてはこちらでご紹介しています!
何も期待しない
ナオキは、祭壇の下で動かなくなったホナミを特別列車まで運び、席に座らせます。
動かないホナミに「俺、どうしたらいい?」と問いかけ、ホナミの肩にもたれかかるのでした。
会社では、直樹が無断欠勤したまま3日が経っています。
加藤が直樹に電話をかけますがやはり出ません。
さすがに本当に倒れているのかもと佐々木が自宅まで見に行こうとしたとき、直樹が出社してきます。
体調を崩していたと謝罪する直樹。
澤田からは「ちょっといいですか」と別室に連れていかれます。
澤田から希望退職の件は考えたかと聞かれます。
まだ決めていない直樹に、「自分だったらやめる」と話す澤田。
澤田は結婚しており、こどももいるそう。
同期より出世して生きていくことに不自由はないが、これから長年この会社で働き続けると思うと嫌になることも多いといいます。
澤田は、直樹はどうかと尋ねます。
直樹は、自分は仕事にも人にも未来にも何も期待しないと話します。特に自分には全く期待していないとも。
それでは、寂しすぎないかという澤田に“寂しい世界は住めば安全な世界”と答える直樹。
未来に期待するから会社が嫌になるのでは?期待しなければ幸せだと感じられる。
と、悟ったように語ります。
澤田は、「遅刻常習犯と無断欠勤は社会人として失格。生産性のない不良債権はまっさきに首になるのは当然」と厳しく伝えます。
直樹のいる部からも最低1人はリストラしなければならないそう。
直樹が辞めなければ佐々木か加藤をやめさせることになる。
佐々木は旦那さんの収入が不安定で佐々木が生活を支えている。加藤は新人。
よく考えるように、と伝えて澤田は去っていきました。
直樹が辞めなければならないような言われ方ですが、無断欠勤を続けていたら上司としては仕方ない判断かもしれませんね。
妄想
家に帰り、直樹は薄暗い部屋でホナミに渡すはずだった花を見つめています。
花は少ししおれてきています。
そこへ会社にいる加藤から仕事の不備があると電話がかかってきます。
直樹はすぐに会社に戻ると伝えますが、片道1時間以上かかるのだから代わりにやっておくと言われます。
バイクなら40分くらいで着くという直樹に、加藤は「だったら気晴らしにツーリングでもしてみては」と提案。
直樹は加藤に言われた通りツーリングに出かけます。
外は、晴天。太陽の光が降り注いでいます。
直樹は現実世界を偽物めいて感じています。
現実の現実味がない。きれいなものが嘘くさい。
気晴らしのはずのツーリングでも考えるのはホナミのことばかり。
仲のいいアカウントが消えるなんてVRの世界ではよくあること。全部忘れて元通り1人でサービスの終わりを見届ける。
そう自分に言い聞かせます。
途中、カフェに入りパフェを頼む直樹。
近くの席には女性客3人組が注文した商品の写真を撮っています。
直樹も自分の頼んだパフェの写真と撮ろうとしたとき目の前にホナミがやってきます。
「どうしてここに?」という直樹に、「ナオキが誘ってくれたんじゃないか」というホナミ。
直樹はホナミに会えたことがうれしくてたまらないといったようすです。
「俺の食べる?」とパフェを差し出す直樹。
ホナミはおいしそうに1口食べ、その後「あ~ん」と直樹に食べさせようとスプーンを向けます。
直樹は「あ~ん」と言いながら口を開けますが、そのようすを近くの席の女性客に見られ笑われてしまいます。
目の前にホナミはいません。直樹の会いたい気持ちが浮かび上がらせた妄想でした。
直樹からすると妄想と現実がわからなくなるくらい思いつめているのだと思いますが、
1人で「あ~ん」としている人がいたらかなり衝撃ですね!笑
思い出を巡る
ホナミはもういない。忘れた方がいい。
そう思いながら直樹は再び青い花を買って帰ります。
家に帰ると、直樹は“トワイライト”にログインし、ホナミと回ったお祭り会場を1人でまわります。
ホナミとの時間を思い出しながら歩いていると、ホナミと過ごしたときと同じように花火が打ちあがります。
2人で花火を見上げたベンチで、今は1人花火を見つめるナオキ。
ホノミのことを思いながらナオキは涙を流すのでした。
翌日、直樹はきちんと会社に出勤します。
佐々木からは目が赤くなっていることを指摘され、「最近眠れなくて」と答えます。
「失恋ですか?」と聞く佐々木に直樹はためらいながらもうなずきます。
そんな直樹に「いい人を紹介する。任せて!」と意気込みますが、頼んでいないと断る直樹。
佐々木が熱心に話しかけてくる中、加藤と澤田が少しもめています。
何事か聞けば、澤田は「加藤さんが退職するそうです」と2人に伝えるのでした。
1人花火を見つめるナオキが切なすぎでした。こうやって自分の気持ちと向き合いながら失恋を乗り越えていくのでしょうか。
↓↓↓ドラマ『VRおじさんの初恋』第11話ネタバレ・感想についてはこちらでご紹介しています!
↓↓↓直樹の上司・澤田役の細田善彦さんが出演されている『約束~16年目の真実~』第1話のネタバレ・伏線考察はこちらでご紹介しています!
『VRおじさんの初恋』第10話 感想
切ない回が続いていますね。
カフェで目の前にホナミが現れたときは、観ていて私もうれしくなってしまいました。
自由奔放なホナミの笑顔を見るだけで癒されます。
その後、ホナミがいないことに気づいてからの展開はいたたまれなかったですが。
一方、職場の方でも動きがありましたね。
無断欠勤や近くをくり返していればリストラ候補の筆頭になってしまうのは仕方ないと思いますが、年を取ってから転職するのは大変そうです。
澤田の胸中も意外でした。仕事にプライドがあり厳しいのかと思っていましたが、澤田も仕事に対する情熱があるわけではないんですね。
この職場の人たちは仕事が楽しそうじゃありませんよね。職場の空気がどんよりしているというか、覇気がないというか…。
ラストシーンで、加藤さんが退職すると言い出していますが、この職場に早めに見切りをつけて、楽しいと感じたりやりがいを感じられる仕事へ転職するのはいい決断ではないかと思います。
加藤さんは不器用そうですが、やさしい子なので幸せになってもらいたいですね。
↓↓↓『VRおじさんの初恋』でナオキ役を演じている倉沢杏菜さんのwiki風プロフィールはこちら。
↓↓↓倉沢杏菜さんの演技の評価やその理由についてはこちらでご紹介しています!
まとめ
『VRおじさんの初恋』第10話のあらすじとネタバレ、感想をご紹介しました。
失恋した直樹のようすが痛々しかったですね。
ホナミの笑顔が恋しいです。
↓↓↓ドラマ『VRおじさんの初恋』第1話ネタバレ・感想についてはこちら。
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