【約束16年目の真実】第1話のネタバレ12選！考察や伏線11個を徹底紹介！

2024年4月15日2024年8月27日

中村アンさんが主演を務める日本テレビ系ドラマ「約束～16年目の真実～」（毎週木曜23：59～）の放送が2024年4月11日より始まりました。

このドラマは、16年前に父が連続殺人犯の容疑者として逮捕され、全てを奪われた主人公・葵（中村アン）が、刑事となって過去の真相を探る予測不能×完全オリジナルの〝心理サスペンス〟です。

初回放送から、登場人物全員が真犯人に見えると話題ですが、第1話では事件の真相や犯人につながる伏線がたくさん張り巡らされているそうなんです！

この記事では、第1話のあらすじからネタバレ、そして伏線について考察をしていきたいと思います。

この記事は、１話の内容のネタバレをしています。まだ見ていない方はご注意ください。

約束～16年目の真実～第1話　あらすじ

「約束～16年目の真実～」公式HPより第1話のあらすじをご紹介いたします。

将来を嘱望されていた刑事・桐生葵（中村アン）は、長年の希望が叶い、東京郊外にある望野町の警察署に着任する。葵のバディとなった望野署の刑事・香坂慧（横山裕）は、なぜ彼女が望野署に来たのか不審に思い、探り始める。

望野町は葵の故郷であり、16年前に2件の殺人事件が起こった町。その事件の被害者はいずれも若い女性で、遺体の口にはビー玉が詰められていた。当時高校生だった葵は、想いを寄せていた同級生の不破翔（細田善彦）の妹の遺体を発見。葵はショックのあまり、遺体発見直前の記憶を失ってしまう。
まもなく、葵の父が連続殺人犯として逮捕され、留置所内で病死。凶悪犯の娘となった葵は、この町を去ることとなった。

あれから16年、父の無実を信じる葵は、事件の真相を探るために望野町に戻ってきたのだった。
葵は、同級生で映像研究部の仲間だった尾藤恵（佐津川愛美）、天草勇樹（森永悠希）、飛鳥桃（織田梨沙）と再会。もう一人の仲間だった不破は、16年前の事件後、行方知らずとなっていた。

そんな中、望野署に女子高生が失踪したと連絡が入る。一条健人（岡部たかし）率いる、望野署のメンバーたちは、彼女の足取りを追っていく。そこで葵と香坂が見つけた手がかりは、あの事件を彷彿とさせるビー玉だった。一方、香坂の元上司・有村毅（杉本哲太）は香坂に、葵を監視するよう指令を出す。

望野町をめぐる新たな事件を機に、葵は連続殺人事件の真犯人、そして、16年間、この町に隠された真実へと突き進んでいく――！
「約束～16年目の真実～」公式HPより引用

真犯人を見つけるのは町に隠された秘密を解くのが鍵になってきそうですね。

それでは第1話の内容をみていきましょう。

約束～16年目の真実～第1話　ネタバレ

第1話で起きた主な出来事を12個に分けてご紹介いたします。

葵と香坂

被害者の思考を読み、数々の事件を解決してきたエリート刑事の桐生葵。

葵は強い思いがあり、故郷である望野署への配属を希望し続けていた。

望野町は、16年前は連続殺人事件で注目されたが、現在は空き巣が起きるくらいでここ数年大きな事件は起きていない田舎町。

そんな町にエリート刑事である葵が異動してきたことを香坂慧は訝しんでいた。

香坂は、警察官になる前は大学院で犯罪心理学を学んでいた署内一のエリート。

そのため、葵の視線の動かし方から何か秘密を抱えていることは明白だと、葵にこの町に来た目的を尋ねる。

昔ここに住んでいたと答える葵に、それだけの理由かと納得しない香坂。

一方、桐生も香坂みたいなエリートがなぜこの町にいるのかと聞くが、香坂は上の意向と答えるのみ。

香坂は課長の一条に葵の経歴について探りを入れるが、一条は特別な事情はないと言われるだけだった。

一条は葵の父親と旧知の仲

望野署の課長・一条健人は葵の父親・速水康男と旧知の仲だった。

葵が加害者家族にも関わらず警察官になれたのは一条のおかげ。

康男に“何かあれば葵のことを面倒みる”と約束したのもあり、康男の死後は葵の親代わりとなり助けてくれていた。

16年前、葵が世間から犯罪者の娘と責められていたときにかばってくれたのも一条で、今回の望野署への異動も一条が尽力してくれたため叶ったものだった。

同級生たちとの再会

高校の同級生・飛鳥桃と再会する葵。

洋食店を営む桃は、高校生のときに生徒会長と映像研究部の部長を務めていたしっかりもの。

葵がいつ帰ってきてもいいように葵の実家を掃除してくれていた。

現在も、おなかを空かせたこどもたちに無料でご飯を提供する面倒見のいい性格で町の人から頼られている。

16年前、桃が高校を卒業する間際に母親が「留守番よろしく」と旅に出ていってしまったことで、自分が店長となり店を守っている。

桃が、尾藤恵と天草勇樹を呼び出し2人とも再開する葵。

現在、恵は結婚して母となり自身の父親の会社BITOコーポレーションで働いている。

天草はタクシー運転手をしているが、昔からの先輩に今でもパシられており先日も呼び出されていた。

葵はみんなに受け入れてもらえるか怖かったと吐露。

桃たちは葵に罪はないから戻ってきたら笑顔で受け入れようと決めていた。

ただ一人不破翔を除いて。

不破も16年前の事件のあと姿を消し行方知れずになっている。

ただ、恵は昨年お墓で不破に似ている人物を見ていた。

映像研究部

葵と桃、恵、天草、不破の5人は高校で映像研究部の仲間でお互いが親友と呼べる間柄だった。

天草は当時から葵のことが好きだったようす。

映像研では不破が監督と脚本と務め映画を制作していた。

文化祭で発表する予定の映画はミステリーとサスペンスを融合させた物語。

内容は連続殺人。撮影は北見が丘。

“傷ついた者たちが登るこの丘に魔の手が忍び寄る”

主役は葵にやってもらいたいという不破。

葵と不破は2人でいることが多く、特に仲が良かったように見える。

雑貨屋と客の女性

ビー玉ありませんかと雑貨屋を訪ねてくる女性。

店主は“ビー玉”という言葉に反応を見せるが女性の問いには答えず本を読み始めてしまう。

女性は「この町にあるわけないか」とつぶやき去っていく。

去っていく女性を店主は意味ありげに見つめていた。

セキュリティ特区構想

尾藤恵の父親・尾藤誠が社長を務める大手ITセキュリティ会社BITOコーポレーションのイベントが開催。

尾藤誠と国会議員の間宮菜緒が、望野町で進めている“セキュリティ特区構想”について演説をしている。

警備のため一条たち望野署の刑事たちも何名か駆り出されている。

そのため署内には葵と香坂の2人のみ。

香坂も席を外したところで、葵は16年前の殺人事件の資料を探り始める。

16年前の事件

2008年、望野町で2件の女性殺害事件が発生。
被害者はどちらも若い女性。

1件目は7月23日夜。

当時家出中だったフリーター山名恵里香が遺体で発見。

2件目はその1週間後の7月30日。

不破翔の妹である高校生の不破玲の遺体が発見された。

死因は、どちらも首をロープでしめられたことによる窒息死。
被害者の口には複数のビー玉がつめられていた。

司法解剖や検視結果から2件は同一犯による犯行と推定された。

翌31日には電気作業員であり自治会長でもある葵の父親、速水康男が不破玲殺害容疑の疑いで任意同行を求められる。

不破玲殺害現場の凶器のロープから採取した皮膚片のDNA型が速水康男のDNA型と一致し、さらに事件時刻に現場にいた康男を目撃した人物がいたことから逮捕にいたった。

それからほどなく、速水康男は犯行を全面自供。山名恵里香殺害でも再逮捕し、2件の殺人につき送致。

送致から2ヶ月後、持病の狭心症が悪化し康男は留置所内で死亡した。

事件の経緯に矛盾や不整合はない。

葵は康男がやっていないと刑事にうったえたが、葵には事件直前の記憶がなく康男のアリバイを証明できなかった。

その後、葵は町を出て速水葵から桐生葵へと名前を変えた。

女子高生の失踪

イベント会場では、高校生の娘が行方不明になったから助けてくれと母親がやってくる。

娘の名前は石岡紗季。

一条たちは署に戻り葵と香坂にも情報を共有する。

葵と香坂が防犯カメラの映像を確認すると、紗季が誰かともめているようすが映っていた。

何か落としたように見え、現場を確認しに行くと落ちていたのはビー玉だった。

16年前の犯人が動き出したのではと考える葵に、「あの事件はもう解決している。思い込みで捜査するのはよくない」と言う香坂。

さらに、紗季は北見方面へ向かったという目撃情報が入る。

“北見”と聞いて葵は昔から言われていることを思い出す。

“悲しいことがあったら北見が丘にのぼり景色を見るといい”

葵は、紗季が北見が丘で一晩過ごし、空腹になり無料で食事ができる桃の食堂にいると推測し見事的中。

紗季は自身の母親と血がつながっていないことを知り、ショックを受け家を出ていた。

葵は紗季に対して“ずっと一緒に過ごしてきた家族。これまで自分が見て感じてきたものが何より大切な真実”と話すのだった。

葵は、紗季にもめていたビー玉を持っていた相手の事を聞く。

相手は女性だったと言い、その女性はいろんな人に聞いて回っているようだったが、紗季はそれどころではなく話の内容は覚えていないようす。

葵を監視せよ

女子高生の家出事件が解決すると、葵に「あなたの素性は調べた」という香坂。

香坂は、16年前の連続殺人事件の加害者の娘がなぜこの町にやってきたのかと葵に尋ねる。

葵は「誰にでも秘密くらいある」と去っていく。

香坂に警視庁本部刑事部長・有村から着信。

有村は率直に見て葵についてどう感じると香坂に尋ねる。

“警戒が必要な人物”だと答える香坂。

有村は香坂に葵を監視するよう命じるのだった。

不破翔、現る

香坂とわかれた葵は、道すがら木の枝にチェックのハンカチが結ばれているのを見つける。

それは高校生の時、不破と話した秘密のメッセージをやり取りする方法と同じだった。

当時聞いたようにベンチの下を調べると暗号のメモが隠されていた。

それを解き、神社へ行く葵。

そこへ不破が姿を現した。

不破に対し、「不破の妹のことは自分も苦しかった。真実を見つけたいと思っている」と話す葵。

不破は「お前の父親は犯人じゃない、まだ何も終わっていない、これから全てが明らかになる」と葵に伝える。

すると女性の悲鳴が聞こえ、不破は逃げるように去っていった。

再び起きた殺人事件

悲鳴の聞こえた方へかけつける葵。

女性が何かを見つけ腰を抜かしたようすで座り込んでいる。

葵が女性の見つめる先を確認しに近づくと、16年前の事件と同じように女性が口にビー玉を詰められ殺害されていた。

殺害されたのは雑貨店でビー玉を探していた女性。

警察が集まり操作しているようすを雑貨店の店主が見に来ている。

葵はこの事件を目の当たりにしてある感覚が胸を支配していた。

“それは期待だったのかもしれない。これで目的を成し遂げられる”

葵は不敵な笑みを浮かべるのだった。

そして、そんな葵を香坂が見つめていた。

一条の怪しげな行動

セキュリティ特区構想のイベント時、16年前の事件について調べていた葵のようすを防犯カメラで確認する一条。

真剣な表情は切実な思いを抱えているように見える。

約束～16年目の真実～第1話【考察】伏線か⁉気になる11ポイント

第1話を視聴して気になった11ポイントと考察をご紹介します。

1．タイトルの『約束』はどういう意味？
一条が葵の父親・康男に葵の面倒を見ると約束していますが、このエピソードからタイトルにしたりはしないと思いますので別の意味があるはずですよね。

誰が誰にした約束なのでしょうか。
何となくですが、葵と不破が何かを約束していたのではと感じます。

2．望野町の空き巣事件の犯人は誰？
ささいな世間話のような雰囲気で出てきた話ですが、こういうのが実は重要な伏線だったりしないかなと思いました。
空き巣の犯人は天草勇樹かなと思います。
天草は昔の先輩から急に呼び出されているようでしたが、それが空き巣に入るように指示を出されているにでは？なんとなくですが、天草のエピソードも伏線ではないかと感じるのでここにつながってくるのかなと思いました。何のために空き巣に入らされているかはわかりませんが、今のところはこの予想です。

3．殺害時に使われるビー玉の謎
なぜ大量のビー玉を口に詰めるのでしょうね。
ビー玉自体が殺害の道具というわけではないので、何か意味があってのとこだと思いますが今のところまるで想像がつきません。

4．桃の母親はなぜ出ていった？
桃の母親が出ていったのは16年前の桃が高校卒業間際ときです。
18歳といえば1人では生活できると思いますが、それにしても何年もこどもを置いて出ていきます！？
自由すぎにもほどがありませんか？
このエピソードもそんなに重要な感じで描かれていない印象でしたが、桃の口ぶりからは母親から連絡さえないように感じましたし異常な状況だと思います。
出ていった時期が16年前というのもあり、事件と何か関係がありそうですね。

5．映像研究部
葵たちが高校で入っていた部活ですが、一般的にそんなにメジャーな部活ではないですよね。
あえて映像研究部という設定にしたのは何か意味があると思います。
公式HPのドラマ放送前の紹介動画では「創られた犯行」というテロップが出ていたんです。
“創られた”って創作という意味ですよね？映像研究部では不破がストーリーを考えて映画をつくっていたようですし、映像研究部と事件も関係がありそうですね。
制作していた映画の内容も、連続殺人で16年前の事件とリンクしていそうです。
16年前の事件が誰かによって筋書きされて行われたという意味でしょうか。

6．ビー玉を買いに来た女性は何者？
公式HPによると、この女性は梅崎若菜という人物で、望野町に観光で訪れていたようです。
しかし、ビー玉のことを「この町にあるわけないか」といっているので、事件のことを知っているみたいですし、ただの観光客という感じはしませんよね。
行方不明になった女子高生がもめていたというビー玉を落とした人物も女性ということでしたし、その女性もこの人なのでは？
梅崎は記者か何かで警察とは別で事件のことを追っているのではないかと思います。
口論していたのではなく、事件について何か聞き込みをしていたのではないでしょうか。
16年前では、女子高生はまだ生まれたばかりか母親のおなかの中かもしれませんが…。
まさか女子高生の親が事件に関わっていたり…？？
また、この梅崎という女性は不破と何か関係があるようです。
年齢が31歳で葵たちよりも3歳年下ですね。もしかしたら不破の妹の同級生かもしれません。

7．有村が香坂に葵の監視をさせる目的は？
香坂はエリートにも関わらず、上層部の意向で大きな事件が起きない望野町にいると言っていましたよね。有村の意向ということではないでしょうか。
有村が監視の依頼をしたのはこれよりも後ですし、有村からすると元々葵が望野町に帰ってくる可能性を考えて香坂を望野町にいさせたのでは？
有村にとって葵が望野町にいるのは都合が悪いのかもしれませんね。

8．不破が女性の悲鳴を聞いて逃げるように去ったのは何故？
逃げるなんて怪しいですよね。犯人だから逃げたのか、誰かに見つかるとまずいから逃げたのか。
不破と葵が再会する場所でたまたま事件が起こるなんてことはないと思うので、不破は事件が起こることを知ってはいたのかなと思います。

9．遺体発見現場で捜査のようすを見つめる雑貨屋店主
この雑貨屋の店主も見るからに怪しかったです。
公式HPによると井出尚哉という人物のようで、なんと年齢が葵たちと同じ34歳でした！
同級生かもしれませんね！だとするとやはり何か事件の鍵を握っていそうです。

10．葵が不敵な笑みを浮かべたのは何故？
最後の最後に葵が犯人かも⁉と思わせるような描写でした。
ただ単に、“やはり事件の真犯人は父親ではなく自分で真相を暴くことができる”という喜びからきているのではないかと思いたいですが、“目的が成し遂げられる”というのは、葵が犯人で不破の考えた映画のストーリーを実際に行っているのかもしれないと思いました。不破が「まだ終わっていない」と言っていたのはストーリーにはまだ続きがあり、それを成し遂げるために望野町へ戻ってきてストーリーが動き出したことに興奮しているのではないでしょうか。

11．葵が16年前の捜査資料を見ている防犯カメラの映像をじっと見る一条
このシーンを見ると、一条がすごく怪しく見えましたよね。
“主人公を支えていてくれた人が実は犯人だった…！”みたいな展開はありがちな感じがしますが、一条はミスリードではないかと思います。
葵が警察官になれるように助けてくれたのも一条ですし、もし一条が犯人なら事件を調べやすくする立場にはさせないのではないかと思います。
葵は一部の記憶を失っていますし、もしかしたら自分が犯人ということを覚えていないのかもしれません。
そのため、監視しているように見えるのは、思い出させないように見守っているのではないでしょうか。
真剣な表情だったのは思い出してくれるなという気持ちからかもしれませんね。

↓↓↓こちらでは【約束16年目の真実】第2話のネタバレと伏線15個を徹底紹介しています！