中村アンさんが主演を務める日本テレビ系ドラマ「約束 ~16年目の真実~」の第9話が2024年6月7日に放送されました。
第9話では、ついに連続殺人の真犯人が明かされました!
第8話の終盤で井出が自分が犯人だと自首しに来ましたが、真犯人は井出ではありませんでした。
井出は真犯人をかばっているようすです。
この記事では、怪しすぎた雑貨屋店主・井出尚哉と飛鳥桃のつながりについて、また井手尚哉のこれまでの言動をまとめてご紹介いたします!
本編第9話までと、Hulu限定の第7.5話、第8.5話のネタバレについても記載しています。
未視聴の方はご注意ください!
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【約束16年目の真実】井出尚哉は真犯人じゃない!
森優作さん演じる井出尚哉は、望野町にある雑貨屋の店主です。
第1話から登場していましたが、第5話くらいまでは全くしゃべらずに誰かをこっそり見つめる描写が多く、はじめから怪しい雰囲気の人物でした。
葵たちと同じく34歳で、同じ高校に在籍。
葵たちは名前を聞いても顔を見ても井出のことを覚えていないようでしたが、文化祭実行委員をしており、不破のシナリオを読んでいました。
第8話では、自分が犯人だと自首!
しかし、真犯人が別の人物だと判明し、井出がなぜ自分が犯人だと名乗りを上げたのか気になることろです。
真犯人をかばっているのでしょうか?
【約束16年目の真実】井出尚哉と飛鳥桃のつながりは?
まず、第9話で判明した真犯人は飛鳥桃でした!
葵の同級生で、洋食店を営んでいる桃。
第9話のラストシーンで、笑いながら葵の首を絞めているさまは狂気を感じました。
9話では、桃と井出のつながりについては触れられていませんでしたが、本部へ送致されることになった井出に、香坂が小声で何事か話しかけると、井出は「俺だ!俺だ~!!」と自分が犯人だと訴えるように叫びます。
おそらく香坂は、“飛鳥桃が真犯人だと判明した”とか、“これから飛鳥桃のところに行く”とか桃について何かほのめかしたのではないかと思います。(「飛鳥桃」と言っていたことが最終話で明かされました。)
そうすると、井出は桃をかばうような動機があると思うのですがそれは何でしょうか。
動機を探るため、井出尚哉と飛鳥桃のつながりをご紹介いたします!
書き加えたシナリオを桃の店のポストに入れた
桃の部屋には、不破のシナリオに書き足されたシナリオがありました。
これは、桃の話によると店のポストに入っていたとのこと。
井出は取り調べの際に「あの店は映像研究部のたまり場になっているみたいだから見せてあげようと思った」と話しています。
先述しましたが、まだ井出と桃のどちらが書き加えていたのかわかっていません。
シナリオにこだわりを持っていたのは犯人である桃なのではないかと思うのですが、井出も主役を気にしたりしていましたし、2人ともシナリオに対して思うところがあるのでしょうか。
桃は井出にお弁当の配達をしている
桃は当初、井出のことは知らないと言っていましたが、実際には数年前から近所の人に頼まれて引きこもり気味のの井出にお弁当の配達をしていたようです。
桃の話していたことなので、経緯のすべてが事実なのかはわかりませんが、井出雑貨店の外に置かれたごみ袋の中には桃の店の宅配用の容器が捨てられており、宅配していたのは間違いなさそうです。
最近配達したときは、「もう来るな」と井出から言われたと桃は話しており、それが事実なら井出は自分と桃の関係が知られないようにするためもう会わないようにしたのではないかと思います。
関係に気づかれないように「もう来るな」と言ったなら、お弁当の容器を見えるように捨てているのはわざとなのかとも感じます。
井出は、葬儀場でも不破にぶつかってビー玉を落としていますし、葵には「このままじゃまた死ぬ」と聞こえるように言ったりしていますし、不破や葵に何か伝えたいことがあるのでしょうか。
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【約束16年目の真実】井出尚哉と飛鳥桃の関係は?
事件は16年前から始まっているので、16年前に何か2人に接点があったのではないかと思います。
9話で、桃は葵に「約束を破った」と言っていますが、その約束の内容がどれだけのことかわかりませんが、ドラマのタイトルになるくらいなので、作中にはいろいろな約束が散りばめられているのではないかと思います。
今のところ登場しているのは次の2つです。
①一条が葵の父・康男に「葵のことは任せろ」と言った約束
②桃が葵としたであろう約束
もう1つくらい作中で出てきそうじゃないですか?ただの勘ですが。
そうすると、井出と桃の間にも何か約束したことがあるのではないかと思います。
特殊詐欺組織のルームとして使われていた場所がもともとは児童養護施設で、井出尚哉はそこの出身という設定もあまり触れられていませんし、児童養護施設と桃もなにかつながりがあるのかもしれませんね。
そこで2人は何か約束をしているとか。
桃の母親は殺害されていますが、桃は虐待されていて井出のいた児童養護施設に保護されていた時期があったのかもしれません。
虐待を知った井出と2人で母親を殺害していたり?
ただ、井出は一方的に桃をかばっている感じもするので、桃の何気ない一言が井出にとっては大事な約束になっていたりするのかもしれません。
一方的にかばっていても、シナリオを共有していることから、桃は井出の動きを知っていると思いますので、守られているのをいいことに利用していたりするのかも?
いい人そうだった桃が殺人鬼だなんて理解が追い付かなくて、桃の思いを考えるのはちょっと難しいですね。
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【約束16年目の真実】井出尚哉のこれまでの言動まとめ!
井出尚哉のこれまでの言動をまとめてご紹介いたします!
ビー玉という言葉に反応する(第1話)
フリーライターの梅崎が望野町へ来たとき、井出の雑貨屋へ来て「ビー玉ありませんか」と尋ねてきました。
そのとき、井出はビー玉という言葉に反応を示すも無視して本を読み始めてしまいます。
その後、あきらめて帰る梅崎をこっそり見つめていたり、梅崎が殺害された場所の近くにいたり、1話から何かと怪しく描かれています。
16年前の事件を怪しんでいる人物を確認していたのかもしれませんね。
梅崎は尾藤誠に殺されてしまいましたが、梅崎が生きていたら井出はどうにかするつもりだったのでしょうか。
葬儀場でビー玉を1つ落として去っていく(第5話)
尾藤誠の葬儀の際、葬儀場で不破とぶつかりビー玉を落として去っていきました。
わざとでしょうか?普通、大人が理由なくビー玉持ち歩かないですよね?
葬儀場にいたということは、尾藤やBITOコーポレーションとつながりがある人なのでしょうか。
葬儀場にいた理由や、ビー玉を落とした理由が判明していませんね。
不破たちに自分の存在を知らせるためだけに来たのでしょうか。それもなぜ知らせる必要があるのかわかりませんが…。
和田瑠璃の殺害現場に来る(第6話)
警察が和田瑠璃の現場検証をしているとき、殺害現場に向かって手を合わせていました。
そして、葵と香坂が現場にやってきたタイミングで「このままじゃまた死ぬ」とつぶやき去っていきました。
井出は真犯人をかばっているようですが、殺人自体は止めたかったのでしょうか。
不破のシナリオを読んでいた(第8-9話)
不破が井出を訪ねシナリオを読んだか聞くと「悪くはなかった。書いた意味あったな」という発言をしており読んでいたことがわかりました。
また、シナリオを読んだ委員は“誰が主役をやるのか”気にしていたそうです。
井出とは明かされていませんが、井出の発言だと思います。
主役が葵なのは井出にとってよかったのか悪かったのかどちらでしょう。
桃に主役をやってほしかったのかもしれませんね。
右手で左肩辺りをかくような癖がある(第8話)
葵をつけていた人物も、桃たちが女子高生を送り届けていたときにつけてきた人物もどちらも右手で左肩をかいていました。
また、つけていた人物がきていた黒のパーカーは、井出雑貨店の奥の部屋から同じようなパーカーが見つかっています。
真犯人が自分だと思わせるため、怪しい行動をしているのでしょうか。
葵を暗号で呼び出したり後ろから襲ったりなど、殺人とは直接関係ない怪しい出来事は、真犯人の桃から目を背けさせるため井出がやったことかもしれませんね。
井出雑貨店の奥の部屋に連続殺人事件に関するものがある(第8話)
井出雑貨店の中には、壁に連続殺人事件に関する新聞の切り抜きがあちこちに貼られ、奥の部屋には黒のパーカーやロープ、ビー玉、葵の残した暗号のメモなど犯人と思われるようなものが置かれていました。
康男が犯行を自供したという内容の新聞の記事には、黒い字で「悪魔」、裏には赤い字で「犠牲」と書かれています。
モニターも複数あり、書き加えられたシナリオが映し出されているものや、葵が「16年前の事件が冤罪の可能性もある」と報道陣に答えている映像が映し出されているものもありました。
シナリオを書き加えていたのは本当に井出なのでしょうか。まだ、桃が書いている可能性もあるかなと思います。
井出は取り調べで、不破のシナリオについて、「影響されたのではなく自分が正しい形で実際に作り上げた」と答えています。
唯一無二の作品を文章で後世に残しておきたかったとのこと。
井出は真犯人ではなかったので、もし井出が書き加えているなら、桃の起こした事件を受けて、事件の通りに書き加えているのかもしれませんね。
望野署へ自首しに行く(8話-9話)
「自首しに来たんですけど」と自ら望野署に訪れます。
何をしたのかと聞かれると「殺人です。何人だったっけな」と連続殺人事件の犯人だというような返答をしていました。
真犯人をかばって捕まったとしても、自分が捕まっても事件が起き続ければ他に犯人がいると思われてしまいますよね?
自分が捕まったら、桃は殺人をやめるという自信があったのでしょうか。
なんとなく井出は勝手に桃をかばっているような気がするのですが、どうなのでしょう?
不破が捨てた映画の企画書のメモを拾っていた!(第8.5話)
Hulu限定の7.5話で、不破が“映画の内容が書かれている企画書のメモ”を桃の店のごみ箱に捨てたのですが、それを取りに来る人物がいました。
7.5話では誰だかわかりませんでしたが、8.5話でそれが井出尚哉だったことが明かされました。
そのため井出は、不破が正式に実行委員に見せる以前に、企画書から内容を知っていたことが明らかになっています。
事件の内容は、実行委員に見せたシナリオではなく、企画書の段階の内容と一致しているようでした。
井出雑貨店の庭から遺体が発見される(9話)
井出が犯人ではないと香坂に言われ焦った井出は、自分の家に遺体があることをほのめかします。
自分が犯人だと納得させるための材料だったようですが、葵は事件現場周辺のようすから、井出が疑われることなく女性をここまで連れてくるのは不可能と、井出が犯人でない思いを強くします。
確かに、井出の雰囲気は怪しい感じがしますし、声をかけられてもついていこうと思う人は少なそうですね。
わざと事件現場から出て行く姿を目撃されるようにした(第9話)
和田瑠璃が殺害された現場から、白い手袋でロープを持ち黒いパーカーのフードをかぶった男が目撃されています。
これは井出だと考えられていますが、井出が真犯人でないとするとなぜこのような行動をとったのか。
葵は、目撃者が日課のジョギングのため毎日同じ時間に同じルートを通っていることを聞き、わざと目撃されるように仕向けたのだと推理しました。
このときと同じ格好で葵をつけたり女子高生をつけたりしたのも、自分の存在を印象付けさせる目的があったのかもしれませんね。
まとめ
真犯人は井出尚哉ではなく、飛鳥桃でした。
井出と桃のつながりはシナリオをお互いにもっていることと、お弁当の配達で顔を合わせていたこと。
過去には、児童養護施設で会っていたのかもしれません。
ドラマは次週いよいよ最終回です。
すべての謎が明かされると思いますので楽しみですね!
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