ユーミンストーリーズ冬の終り最終話ネタバレ感想!2人の関係は?

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幅広い層に愛される松任谷由実さんのデビュー50周年記念に出版されたトリビュート小説「ユーミンストーリーズ」が2024年3月にNHK夜ドラにてドラマ化されました。

3月4日から、3つのお話がオムニバスとして3週にわたって放送されており、3月11日から14日までは第2週『冬の終り』が全4回で放送されました。

この記事では、3月14日に放送された『冬の終り』最終話のあらすじとネタバレ、視聴した感想をご紹介いたします。

この記事は、ユーミンストーリーズ『冬の終り』最終話までのネタバレをしています。
まだ見ていない方はご注意ください。

目次

ユーミンストーリーズ『冬の終り』最終話 あらすじ

NHK公式HPより、『冬の終り』最終話のあらすじをご紹介いたします。

自宅で父の介護をする仙川(篠原ゆき子)は、昔、母が家出した日に母からの呼びかけに応じなかったことを思い出す。苦い感情を押し殺しながらシフトに入る仙川。そんな気持ちを知らない朋己(麻生久美子)は、前田(クリスタル ケイ)、定岡(浅田美代子)、みつき(伊東蒼)との事前の作戦どおりに店内放送で「冬の終り」をかける。しかし、突然仙川が店の外に飛び出していく。定岡とみつきに促されて朋己は仙川を追いかけるが…

NHK公式HPより

第3話では、ついに店内放送で『冬の終り』を流せた朋己でしたが、仙川は流れる曲を気にもとめず店の外へ走り去ってしまいましたよね。

このあと、朋己と仙川の関係はどうなるのでしょうか。

それでは第4話の内容を見ていきましょう。

ユーミンストーリーズ『冬の終り』最終話 ネタバレ

第3話で起きた主な事柄を2つに分けてご紹介いたします。

仙川の家庭

場面は仙川がパート面接を受けに来た時までさかのぼります。

面接で採用が決まり、面接官の西岡から「藤田さんという人が同い年くらいだからきっとすぐ仲良くなれますよ」と言われます。

家では、毎日父親の介護に追われているようす。

ヘルパーの人はきていますが、父親のお世話は仙川がしており、ヘルパーは身の回りの雑務をしてくれているようです。

また、ヘルパーは仙川にいろいろと話しかけてきますが、仙川が答えようとしても話をきちんと聞いてくれないため会話がかみ合いません。

ヘルパー「お父さん厳格な人だったんでしょう」

仙川「倒れる前は、飲む、打つ、買うでひどい人でしたよ」

ヘルパー「特に男の人は奥さんに先立たれるとカターン(倒れる動作)だから」

仙川「母は私が中学の時に家出てってそれっきり」

ヘルパー「そういえばパートどうです?」

ヘルパー「お父さんのことも大事ですけど、自分の将来のことももっと考えていいと思いますよ。」

そんなことは分かっているという感じでしょうか。
分かっていてもそんな余裕がないからできないんですよね。

父親は話すことも動くことも難しいほどで、介護の負担は大きそうです。

父親はヘルパーのことを別れた妻だと勘違いして呼ぼうとすることもあり、そんな父にイライラしてしまいます。

家族の介護をするのってつらいですよね。
他人だと聞き流せたりすることでも、家族だと感情がおさえられずイライラしてしまうんですよね。

仙川の過去

朋己がスーパーの店内放送で『冬の終り』を流す日のことが再び描かれています。

仙川は店頭に立つ前、泣くのをこらえるようすで鏡の前で笑顔の確認をしています。

何度か無理やり笑顔を作ってから店頭へ。

『冬の終り』が流れてくると、店の外にエプロンをつけた女性を見つけて驚いたようす。

朋己に「すぐに戻る」と伝えて、仙川は店の外へ走り去ってしまいます。

エプロンの女性を追いかけているとき、仙川の過去の回想シーンが流れます。

<<回想シーンの内容>>
中学生の仙川が家でテレビを見ている。
テレビでは『冬の終り』が主題歌のドラマが放送中。
仙川の母が話しかけるが仙川は無視。
「本当お父さんにそっくり」とつぶやいて母親は家から出ていってしまう。

仙川は「おかあさーーん!」と叫びながら母親を探しますが見つけられません。

後ろから仙川を探す朋己の声が聞こえ、フラフラと立ち止まります。

マスクを落としてしまい、それを拾いあげながら、泣きながらもあきらめたように笑っています。

仙川にとって『冬の終り』という曲は、母親が出ていったときを思い出させる曲でもあったのですね。

一方、朋己は1人で店に戻ります。

定岡たちに曲を流す作戦が失敗したことを励まされ、また明日やろうと提案されますが朋己は「もういい」と断ります。

朋己「曲がかかったところで仙川さんが饒舌になるのはその間だけ。
たかが4分38秒で仙川さんの心をつかむなんてできない。」

朋己たちのようすを店に戻ってきた仙川が少し離れたところから見つめています。

少し泣きそうになりながらも職場に戻っていく仙川。

そんな仙川を朋己も見つめています。

これでおしまいです。
少しの希望を感じるような、後味の悪さが残るような何とも言えない終わり方に感じました。

ユーミンストーリーズ『冬の終り』最終話 感想

率直な感想は、「えー⁉これで終わり?」という感じでした。

朋己と仙川の関係が何かしら変化するのかと思っていたので、この終わり方はちょっとモヤモヤします。

みつきと元クラスメートの関係も大事な要素かと思ってましたが、2話で話題にのぼったきりその後描かれませんでした。

ただ、朋己の心境の変化は大きかったかもしれませんね。

今までは感情を飲み込んで過ごしていたのが、同僚との気まずい関係を変えようと思って行動して、協力してくれる人ができて、その人たちと仲良くなって。

今後仙川との関係が変わらなかったとしても、朋己にとって職場が今までほど辛い場所だとは感じなくなるのではないかと思います。

自分のことを話せる相手ができると、家庭でのことも相談できそうですし、これから朋己の生活は少しずつ変わっていくのかもしれませんね。

また、仙川が店に戻ってきたときに朋己たちのようすをみて少しほほ笑んでいるようすでしたが、朋己たちの会話は聞こえていたのでしょうか。

朋己が仙川との関係を変えたいと思っているのが伝わっているといいなと思います。

前回は、曲とは関係なく仙川が誰かを見つけたのかと思いましたが、

過去に母が出ていってしまったときに流れていた曲を聞き、曲がきっかけとなって母の幻覚が見えたのかもしれませんね。

仙川は今までずっとマスクをしていましたが、戻ってきたときには外していたので、母との過去に心の整理がついたのかな。

それとも落としたマスクだから、つけなかっただけかな?笑

どちらにせよこれからはマスクを外して、仙川には自分らしく自分のために生きていってほしいです。

それにしても、仙川も朋己も店を留守にしてしまって、お店は大丈夫だったのか気になってしまいました。笑

でも、友達と学校をサボって抜け出すような感じもあり、少し青春ぽさも感じました。

このあと一緒に怒られたりして、仲良くなる未来もいいかもしれませんね!

↓↓↓こちらに第3週ユーミンストーリーズ『春よ、来い』第1話ネタバレ感想についても書いていますので気になる方はチェックしてみてください!

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まとめ

ユーミンストーリーズ『冬の終り』第4話のあらすじとネタバレ、感想をご紹介しました。

このお話は、リアルにありそうな話で短時間で分かりやすい結末にならないのもリアルなのかなと思いました。

来週は第3週『春よ、来い』が放送されるようです。

『春よ、来い』。この曲大好きなんです!

出演者の方も宮﨑あおいさん、池松壮亮さん、岡山 天音さんなど超豪華!

どんなお話になるのか楽しみです!

↓↓↓ユーミンストーリーズ『冬の終り』第1話ネタバレ感想についてはこちら。

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