藤沢志月さんの大人気マンガ『柚木さんちの四兄弟。』が2024年5月にNHK夜ドラにてドラマ化されました。
第14話では、湊の苦悩が続きます。また、尊が湊を溺愛するきっかけも語られます。
この記事では、6月18日に放送された『柚木さんちの四兄弟。』第14話のあらすじとネタバレ、視聴した感想をご紹介いたします。
この記事は、『柚木さんちの四兄弟。』第14話までのネタバレをしています。
まだ見ていない方はご注意ください。
ドラマ『柚木さんちの四兄弟。』第14話 あらすじ
出典：「柚木さんちの四兄弟。」公式HP
NHK『柚木さんちの四兄弟。』公式HPより、第14話のあらすじをご紹介いたします。
椿（一色香澄）を傷つけてしまったと悩む湊（山口暖人）に、岳（永瀬矢紘）が話しかけ、湊は元気を取り戻す。一方、椿の姉の桜（星乃あんな）は不機嫌な妹に対してどう接していいのか戸惑っていた。尊（大野遥斗）は桜と話す中で、小さい頃は湊のことが苦手だったことを告白する。幼稚園児の頃のある出来事をきっかけに、母・千恵子（山口紗弥加）に気づきを与えられた尊は、湊のことを一転して好きになったのだった。
「柚木さんちの四兄弟。」公式HPより引用
尊のブラコンエピソードが気になりすぎますね。
それでは第14話の内容を見ていきましょう。
ドラマ『柚木さんちの四兄弟。』第14話 ネタバレ
出典：「柚木さんちの四兄弟。」公式HP
第14話で起きた主な事柄を5つに分けてご紹介いたします。
↓↓↓ドラマ『柚木さんちの四兄弟。』第13話ネタバレ・感想についてはこちらでご紹介しています！
姉妹喧嘩
出典：「柚木さんちの四兄弟。」公式HP
出典：椿を傷つけてしまったことに悩む湊。
放課後、椿が校舎から出てくるのを待ち、椿に声をかけます。
湊「明日の昼、弁当一緒に食べようぜ。待ってるから」
しかし、椿は無視して湊の前を通り過ぎます。
———–
日が暮れた後、普段より遅く家に帰った椿。
家では姉の桜がシチューをつくってくれています。
「一緒に食べよう」という桜に「いらない」とそっけない態度の椿。
桜は、椿が最近おかしいと心配します。
姉妹の父親は、現在入院しており、父親のかわりに母親が仕事を増やして頑張っているそう。
椿は、父親のお見舞いにも行かないそうで、成績もすごく下がってしまったそうです。
桜は「忙しいお母さんに心配かけちゃダメ」だとやさしく言いますが、椿はイライラしているようすです。
椿「うるさいな。偉そうにすんな」
続けて椿は、「どうせ私が何もかも悪い」「私なんかいないほうがいいんでしょ」と吐き捨てます。
桜はそんなこと言っていないと言いますが、椿は見ていればわかると聞く耳もちません。
桜「人も気持ち、勝手に決めないで」
椿「うるさい優等生。一生お母さんのご機嫌取りしてれば」
ケンカのシーンは見てるだけでつらい気持ちになりますね。
姉妹の関係は？
翌日の昼休み。湊はお弁当を持って椿を待っていますが、椿はやって来ませんでした。
一方、尊、二階堂、宇多の3人は、桜に生徒会関係の書類を渡しに生徒会室を訪れます。
宇多が桜にお弁当を一緒に食べようと無邪気に誘うと、桜は了承しながら「うちの妹も宇多ちゃんみたいだったらいいのに」と言葉をこぼします。
妹とは仲が悪いのかと二階堂が聞くと、桜は話を聞かせてくれました。
妹の椿が中学に入る前くらいから、椿は家族ともあまり話をしなくなってしまったそう。
ちょっとしたことで驚くほど怒ったりするそうで、桜へのあたりが特に強いといいます。
父親が入院して母親が仕事を増やして家に帰らなくなったから寂しいのかもしれないという桜。
寂しいなら桜と仲良くすればいいという宇多に、二階堂はそう単純じゃないとたしなめます。
もともとすごく仲が良かったわけではないそうで、桜はしょうがないのかなと悩んでいるようすです。
桜は尊に、湊とは昔から仲良しだったのかと聞きます。
尊は「いがみ合っていた時期もある」と小さいころの話をしはじめるのでした。
溺愛するきっかけ
出典：「柚木さんちの四兄弟。」公式HP
幼稚園児だったころ、湊はやんちゃで四六時中家の中で暴れまくっていたそうです。
尊は、湊が自分につきまとってきたり、尊のもっているものを狙ってきたりしてうっとうしいと思っていたといいます。
その上、湊はよく熱を出す子どもだったようで、母親は湊にかかりきり。
尊は湊に対する不満を募らせていたそうです。
そんなある日。
尊が先生から花丸をもらった答案を見せようと母親を探していたら、テーブルの上に置いていた答案がクレヨンでぐちゃぐちゃに塗りつぶされていたといいます。
尊は、湊がやったと思い湊を責めますが、湊は違うと否定。
しかし、湊の手はクレヨンで汚れておりバレバレです。
2人は取っ組み合いのケンカになりますが、「離せ！」と手を振り払った湊に、「大嫌いだ！」と言い放つ尊。
尊は家の外へ駆け出しますが、家を出たところで転んで泣いてしまいます。
尊の異変に気付いた母親は泣いている尊に駆け寄りどこが痛いか心配します。
しかし尊は、「僕は湊のお兄ちゃんになれない」と湊との関係に泣いているようでした。
母親は、湊は尊に憧れてるんだと思うと伝えます。
母「だから尊のことが取っても気になるし、尊と同じようなことをする。
尊のことが大好きだから。」
「でもどうしてもできないからああいう態度になってしまう」という母。
尊が家に戻ると、湊が泣きながらクレヨンで書いたところを消そうとしていました。
尊が声をかけると、湊は尊のところへやってきて「どうしても消えない」と言います。
尊「いいよ。ひどいこと言ってごめんね」
湊「ごめん…」
尊は、落ち込んでいる湊を抱きしめるのでした。
———–
それから湊のことを弟として受け入れられるようになったという尊。
そして、いつしか「どんな湊もすべてかわいい！」と思うようになったのだとか。
湊が自分につんけんするほど、湊は自分のことが好きなんだと思えてますますかわいいと瞳をキラキラさせて語る尊。
桜は、尊の圧に若干引き気味です。
しかし、桜は自分が尊のようにやさしい姉だったら、妹にやさしくできたかなと考えるのでした。
人を構成するものは？
出典：「柚木さんちの四兄弟。」公式HP
湊は、家のソファに寝そべり元気がないようすです。
そんな湊に気づいた岳は、「いりこでも食べるか？」と自分の好物を勧めます。
湊は、「俺が食べたら岳の好物が減っちゃう」と断りますが、岳は湊の元気に貢献できるなら構わないといいます。
岳の気持ちに胸を打たれた湊は、なんで自分の弟がこんなに優しいのかと「奇跡！」と感激します。
大げさだと笑う岳。
岳は自分が兄たちにやさしくするのは兄たちが自分にやさしくしてくれたからだといいます。
岳「人は与えられたもので構成されていく」
しかし湊は、自分が岳にやさしくするのは、岳がかわいいおかげだといいます。
岳が赤ちゃんだったとき、岳が湊の指をはじめて握りました。
そのとき湊は、胸があたたかくなって、おなかの底から岳のことをかわいいと思ったそう。
だから岳のおかげだという湊に、岳はやはり湊がやさしいからだとかえします。
赤ん坊が手を握るのは、単なる反応のようなもの。
岳はそれにかわいいと意味づけしたのは湊だといいます。
岳「その湊兄さんのやさしい心が今の俺をつくってくれたんだ」
岳の言葉を聞き、湊は「やっぱ最高に奇跡！」と岳を抱きしめるのでした。
テンションの上がった湊は岳の手をとり踊り始めます。
そのようすをこっそり隼が撮影していました。
隼「あの2人かわいすぎるだろ～」
そんな隼に、尊は何をしているのかと声をかけます。
出来心で撮ってしまったと慌てる隼に、尊はその動画をあとで送るように頼むのでした。
犯人は誰？
岳と踊りながら、湊は明日椿と話すことを決意します。
翌日学校へ行き、下駄箱から上履きを取り出す湊。
取り出した上履きのひもが誰かに切られているのでした。
↓↓↓『柚木さんちの四兄弟。』で柚木湊役を演じている山口暖人さんのwiki風プロフィールはこちらでご紹介しています！
↓↓↓『柚木さんちの四兄弟。』で隼役の藤原大祐さんは英語がペラペラなのだそう！大学・高校はあの名門でした！
ドラマ『柚木さんちの四兄弟。』第14話 感想
出典：NHKドラマ公式X
嫌な展開ですね。
湊の靴紐を切ったのはやはり椿なのでしょうか。
イライラの矛先が湊に向いてしまったようですね。
椿も姉に対する劣等感があったのかと思っていましたが、それだけではなさそうですね。
父親が入院し、母親が仕事のため話したりする時間が減ったことで、不安や寂しさが募り、それが姉に対する反抗という形で表れてしまったのでしょうね。
はじめに椿が湊に対し、「あなたとは一緒にしないで」と言っていましたが、たしかに湊が尊に思うものとは違う気持ちを抱えているようです。
早く解決してほしいですね。
ところで、尊と湊にもいがみ合っていた時期があったというのが意外でした。
年の近すぎる兄弟ですから、たくさんケンカをしてきたのかもしれませんね。
でも、湊もクレヨンで書いてしまったのを消そうとしていますし、尊も湊のことを受け入れて、ひどいことを言ったことを謝っていますし、本当にやさしい兄弟だと思います。
それこそ奇跡のようです。
こどもの頃の話を終えた尊が、ブラコンっぷりをもう隠す気がゼロ過ぎなのは笑ってしまいました。
湊の靴紐事件でも、尊のブラコンっぷりを発揮してほしいです。
↓↓↓ドラマ『柚木さんちの四兄弟。』第15話ネタバレ・感想についてはこちらでご紹介しています！
↓↓↓『柚木さんちの四兄弟。』で霧島宇多役を演じている泉有乃さんのwiki風プロフィールはこちらでご紹介しています！
まとめ
『柚木さんちの四兄弟。』第14話のあらすじとネタバレ、感想をご紹介しました。
天原姉妹の関係がだいぶ険悪になってしまいました。
椿は姉への劣等感というのとはちょっと違う感じもしますが、イライラの矛先が湊になってしまったようで、良くない展開ですね。
険悪ムードが続くのは、見ていてつらいので早く関係が改善されてほしいと思います。
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