藤沢志月さんの大人気マンガ『柚木さんちの四兄弟。』が2024年5月にNHK夜ドラにてドラマ化されました。
第20話では、柚木家に不思議な電話がかかってきます。
この記事では、6月27日に放送された『柚木さんちの四兄弟。』第20話のあらすじとネタバレ、視聴した感想をご紹介いたします。
この記事は、『柚木さんちの四兄弟。』第20話までのネタバレをしています。
まだ見ていない方はご注意ください。
ドラマ『柚木さんちの四兄弟。』第20話 あらすじ
出典：「柚木さんちの四兄弟。」公式HP
NHK『柚木さんちの四兄弟。』公式HPより、第20話のあらすじをご紹介いたします。
ある日、柚木家に１本の電話がかかってくる。聞こえてきたのは、若い女性が何かに悩む様子の声。それはちーちゃんと名乗る女性（早瀬憩）からの間違い電話だったようだが、隼（藤原大祐）、尊（大野遥斗）、湊（山口暖人）、岳（永瀬矢紘）の四兄弟は彼女の悩み相談に乗ることにする。実はちーちゃんは、バイト先の喫茶店に来る常連客（松本怜生）のことが気になっていたが、声をかけられないでいた。
「柚木さんちの四兄弟。」公式HPより引用
それでは第20話の内容を見ていきましょう。
ドラマ『柚木さんちの四兄弟。』第20話 ネタバレ
出典：「柚木さんちの四兄弟。」公式HP
第20話で起きた主な事柄を4つに分けてご紹介いたします。
↓↓↓ドラマ『柚木さんちの四兄弟。』第19話ネタバレ・感想についてはこちらでご紹介しています！
間違い電話
出典：「柚木さんちの四兄弟。」公式HP
柚木家の家の電話に1本の電話がかかってきます。
湊が電話に出ると、女の人が泣きながら話しだしました。
女性「なっちゃん、今日こそって思ったのに全然無理。
もう一生声なんかかけられない。」
間違い電話のようで戸惑う湊は、「女の人が“もうダメ”って泣いてる」と、隼に電話を代わります。
隼がどちらにかけているかやさしく聞くと、電話口の女性は友達の家にかけたつもりだったと慌てて謝ります。
女性のようすを心配し大丈夫かと尋ねる隼。
湊が途中でスピーカーに切り替え、下の兄弟たちも声をかけます。
湊「思いつめんなよ」
尊「よければ相談にのりますよ」
岳「話せば心が軽くなるのでは？」
それなら…と、女性は話し始めます。
女性はみんなからちーちゃんと呼ばれているそう。
ちーちゃんは、昔ながらの喫茶店でウエイトレスの仕事をしているといいます。
ある日の仕事中、ガラの悪そうな男性2人組に絡まれてしまったちーちゃん。
そのとき、いつも3番テーブルに座っている男性がさりげなく助けてくれたと言います。
ちーちゃんはその男性を心の中で“3番さん”と呼んでいるそうで、3番さんに何度も話しかけようとしているそうですが、勇気が出ず話しかけられないそう。
湊「話しかけちゃえよ！後悔しても知らねえぞ」
迷っているうちに3番さんが店に来なくなってしまったら連絡先もわからず、もう会うことは出来なくなるという兄弟たち。
一言声をかけるだけでもがんばってみたらどうかとアドバイスします。
4人の言葉を聞き、ちーちゃんは「明日声をかけてみる」と決意しました。
また電話してもいいかというちーちゃんに、兄弟たちは「もちろん！」と返すのでした。
ちーちゃんは、古いアンテナが伸びるタイプの携帯電話を使っていました。
友達に電話をかけるのに、家の電話にかけている感じも違和感ありますね。
変な人…？
出典：「柚木さんちの四兄弟。」公式HP
翌日。
3番さんは喫茶店で何かノートに書いて作業をしています。
ちーちゃんは、3番さんのコーヒーがなくなっているのに気づき「お代わりいかがですか？」と聞くのでした。
おかわりのコーヒーを渡すとき、ちーちゃんは勇気を出して声をかけます。
ちーちゃん「いつも何か書いているんですね。
がんばってください」
店員に声をかけられた3番さんは驚きつつも、「ちょっと聞いてもいい？」と自分からちーちゃんに話しかけるのでした。
仕事が終わり、ちーちゃんは3番さんと話せたことを柚木家のみんなに報告します。
どんな話をしたのかという兄弟たちにちーちゃんは3番さんに聞かれたことを話します。
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3番さん「もしタイムマシンに乗れたらどうする？」
そして、ちーちゃんの答えを一生懸命ノートにメモしていたと言います。
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兄弟たちは3番さんがちょっと変わっている人なのかと感じたようす。
湊「3番さんって変な人？」
尊「お笑い芸人さんかな？ネタ帳とか」
隼は、自分たちの父親も同じようなことをしていたと思い出します。
ちーちゃんにも、自分たちの父親が小説家で、思いついたことをよくメモしていたと話します。
湊「父さんと同じなら変な人じゃない」
SNSなど連絡先を交換したらいいのではないかとアドバイスします。
ちーちゃん「何それ…？」
ちーちゃんはSNSが何のことかわからないようす。
ちーちゃんの帰りのバスが来てしまったようで、電話を切ることになりました。
だいぶ怪しい展開…。
どうして会えないの？
3番さんに話しかけて以来、3番さんは喫茶店にやってこなくなってしまいました。
10日も来ていないことを柚木家のみんなに話すちーちゃん。
ちーちゃん「私が話しかけたのがいけなかったのかな…？」
電話口からでも、落ち込んでいるようすが伝わってきます。
湊「俺、ちーちゃんに会いたい！お店どこ？」
ちーちゃんも「私も会いたい」といい、5人はちーちゃんのはたらく喫茶店で会う約束をしました。
しかし、なかなか店にたどり着けません。
インターネットにも載っていないお店のようで、ちーちゃんからの情報を頼りに探しますがどんなに探しても見つかりません。
ちーちゃんもなかなかやってこない4人を心配し、お店の近くを探しますが出会うことはできませんでした。
隼「ちーちゃんごめんなさい。お店の場所がわからなくて帰ってきたんです」
なぜ会いないのか不思議がる5人。
しかし、会えなかったのは仕方がないので、電話でちーちゃんを激励します。
湊「今度3番さんに会ったら、絶対気持ち伝えなよ」
湊の言葉に、次こそは絶対に気持ちを伝えると約束するのでした。
映像では、橋の上ですれ違っていましたが、お互い気づけないようすでした。
3番さんの名前は？
出典：「柚木さんちの四兄弟。」公式HP
ちーちゃんが喫茶店で働いていると、久しぶりに3番さんがやって来ました。
3番さんは、店に入りちーちゃんを見つけると、自分が小説家志望だということを話しだします。
最近は、小説のコンクールがあったため10日間家にこもって小説を書いていたという3番さん。
3番さん「よかったらこの小説読んで下さい」
仕事終わりに、3番さんが見守る中小説を読むちーちゃん。
ちーちゃん「すごくよかったです。感動しました。」
作者の欄には『柚木春一』と書かれていました。
春一「次も、この先もずっと読んでもらえる、かな？」
ちーちゃん「もちろんです！」
そうだろうなとは思いましたが、やはり兄弟たちの父親でしたね。
ちなみに、母親の名前は千恵子です。
きっとまたかかってくる
その後、柚木家に電話で報告するちーちゃん。
兄弟たちは、ちーちゃんが3番さんと友達になれたことを喜びます。
岳「3番さんの本当の名前もわかったんですか？」
ちーちゃん「うん。名前はね、ゆ…」
ちーちゃんが名前を伝えようとすると電話が切れてしましました。
尊「壊れちゃったのかな、ちーちゃんの電話」
湊「じゃあ、今度こそ会いに行こうぜ」
またかかってくるんじゃない？という隼に、そうだなと同意する3人。
ちーちゃんも電話がつながらないことに驚いたようですが、ちーちゃんのすっきりとした表情でお話が終わりました。
↓↓↓『柚木さんちの四兄弟。』で柚木湊役を演じている山口暖人さんのwiki風プロフィールはこちらでご紹介しています！
↓↓↓『柚木さんちの四兄弟。』で霧島宇多役を演じている泉有乃さんのwiki風プロフィールはこちらでご紹介しています！
ドラマ『柚木さんちの四兄弟。』第20話 感想
出典：NHKドラマ公式X
今回は、ちょっとファンタジー要素がある不思議な話でしたね。
ちーちゃんが古すぎる携帯電話を持っているのが気になったんですけど、まさか過去からの電話とはビックリでした。
ドラマやマンガならではという感じで楽しめました。
最後の電話で、名前まで伝えられるのかと思いましたが伝わらず残念です。
時空を超えていても、母親とまた話せたのだと知れたら兄弟たちはきっとうれしいのではないかと思います。
いつか、両親の知り合いから、父と母の馴れ初めなんかを聞いて気づいたりする時が来るかもしれませんね。
そうしたらきっと、切なくもあたたかい気持ちになるのではないかと思います。
隼が「またかかってくるんじゃない？」と言っていますが、ちーちゃんと3番さんの正体に気づくまでは、本当にまた時空を超えた電話がかかってくるかもしれませんね。
正体を知ったときが最後の電話となるのかも。
そう思うと今回は知らないままでよかったのかもしれませんね。
↓↓↓『柚木さんちの四兄弟。』で隼役の藤原大祐さんは英語がペラペラなのだそう！大学・高校はあの名門でした！
まとめ
『柚木さんちの四兄弟。』第20話のあらすじとネタバレ、感想をご紹介しました。
時代を超えた間違い電話がかかってくるという不思議なお話でした。
電話の相手が自分たちの母親だったと気づいてほしかったという気持ちもありますが、わからないままでも今後が期待出来てよかったかもしれません。
なんだかやさしい気持ちになれるお話でした。
↓↓↓ドラマ『柚木さんちの四兄弟。』第1話ネタバレ・感想についてはこちら！
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