藤沢志月さんの大人気マンガ『柚木さんちの四兄弟。』が2024年5月にNHK夜ドラにてドラマ化されました。
第23話では、スーパー生徒会長が再登場します。
この記事では、7月3日に放送された『柚木さんちの四兄弟。』第23話のあらすじとネタバレ、視聴した感想をご紹介いたします。
この記事は、『柚木さんちの四兄弟。』第23話までのネタバレをしています。
まだ見ていない方はご注意ください。
ドラマ『柚木さんちの四兄弟。』第23話 あらすじ
#夜ドラ【#柚木さんちの四兄弟。】
— NHKドラマ (@nhk_dramas) May 24, 2024
5/27(月)よる10時45分放送スタート!
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相関図を公開!!
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四兄弟を取りまくのは、こんな人々です。#藤原大祐 #大野遥斗 #山口暖人 #永瀬矢紘#泉有乃 #七瀬瑠斗 #山口紗弥加 #杉浦太陽#前田旺志郎 #中島歩 #臼田あさ美 #イッセー尾形#柚ドラ pic.twitter.com/xiVLpOG2FA
NHK『柚木さんちの四兄弟。』公式HPより、第23話のあらすじをご紹介いたします。
スーパー生徒会長と呼ばれる天原桜(星乃あんな)には悩みがある。実は、彼女は同級生との付き合いが苦手なのだ。最初は自分から桜に近づいてきた友人たちが、なんでもできる桜に劣等感を抱いて離れていくという経験を何度となくしてきたからだ。今も桜は二人の友人たちとの距離の取り方で悩み、公園で思わず泣いてしまうが、たまたま居合わせた尊(大野遥斗)や湊(山口暖人)、妹の椿(一色香澄)たちにその姿を見られてしまう。
「柚木さんちの四兄弟。」公式HPより引用
今回のお話は、第13話で登場したスーパー生徒会長がメインのお話になるみたいですね。
それでは第23話の内容を見ていきましょう。
↓↓↓ドラマ『柚木さんちの四兄弟。』第13話ネタバレ・感想についてはこちらでご紹介しています!
ドラマ『柚木さんちの四兄弟。』第23話 ネタバレ
第23話で起きた主な事柄を4つに分けてご紹介いたします。
↓↓↓ドラマ『柚木さんちの四兄弟。』第22話ネタバレ・感想についてはこちらでご紹介しています!
スーパー生徒会長
スーパー生徒会長と言われている天原桜は、下級生たちから慕われ憧れられています。
学校内でも桜が通ればキャーキャー言われるほど。
しかし、同学年の生徒の中には桜をよく思わない人たちもいるようです。
桜が登校すると、桜と同じクラスの百香とみかげが声をかけてきます。
話し始める2人を、「職員室に行かないといけないから」とさえぎる桜。
2人の「職員室まで付き合う」という申し出も断り、桜は一人職員室へ向かいます。
桜が廊下を歩いていると、別のクラスの女子たちが桜の陰口を言っています。
桜には聞こえなかったようですが、陰口に気づいた百香とみかげが「桜の悪口を言わないで」とくぎを刺しました。
昼休み。生徒会室で仕事をする桜の元に百花とみかげが一緒にお弁当を食べようと誘いに来ます。
「仕事をしながら食べる」という桜に、何か手伝うという2人。
ここでも桜は「気持ちだけでうれしい」と断ります。
残念そうにしながらも引き下がった2人は、先ほど別のクラスの女子が桜の悪口を言っていたと報告。
百花「でも大丈夫。ちゃんと言っといたから」
桜「え…」
桜は2人が去ったあとため息をつくのでした。
苦手なもの
桜は、下級生や上級生とは普通に接することができるけれど、同学年の子たちが苦手なのだそう。
別の日の下校時間。
桜が歩いていると百花とみかげが「今日は一緒に帰れる?」と話しかけてきます。
まだやることがあると謝る桜に、やはり手伝うという2人。
しかし桜は、ここでも「大丈夫」だというのでした。
桜のこたえに寂しそうな表情をする百香。
一方、みかげはまた別のクラスの女子が悪口を言っていたと報告します。
みかげ「桜忙しそうだし、また釘差しとこうか?」
桜「いい!余計なことしないで!」
「余計」と言われ、ショックを受ける2人。
自分達のことが邪魔なのかと聞く百香。
桜はそんなことないと答えますが、百香はいつもなにも手伝わせてくれず自分達は役に立たないと思ってるんじゃないかと詰めよります。
みかげは自分たちのことを信用しているようには見えないといい、桜は否定しますが「もういい」と2人は去っていってしまいました。
桜の悩み
放課後、桜は一人公園のベンチで下を向き泣いています。
桜「全然ダメ。なんでいつもうまくいかないの?」
顔をあげると、そこには妹の椿と、尊・湊・宇多・二階堂の5人がいました。
5人は、この公園でかくれんぼをして遊んでいたといいます。
二階堂「隠れ方がうますぎてすみません…」
桜は、恥ずかしかったのか「帰る」と去ろうとしますが、宇多たちが引き止めます。
宇多「なんで泣いてたんだ!?」
二階堂「俺らでよかったら、話、してみません?」
話しづらそうにする桜を見て、妹の椿は宇多と湊を連れてジュースを買ってくるとその場を去ります。
宇多「どうしたんだよ!?」
椿「私は聞いちゃいけない気がして」
椿は、今までたくさん桜に八つ当たりしてきたのに、何でも出来る姉があんなに苦しんでいたなんて知らなかったと泣き出してしまいます。
湊は、泣いてしまった椿を励まし、みんなでジュースを買いに向かいました。
一方、公園に残った尊と二階堂は桜の話を聞いています。
こどもの頃から、大人と接する方が楽だったという桜。
運動や勉強をがんばったり、いいことをすればほめてくれるのがシンプルで大人は接しやすかったようです。
しかし、同い年の友達となるとそうはいかなかったといいます。
あるとき、ピアノの習い事を始めたという友達が、桜のことを一緒にやろうと誘ってくれたそうです。
しかし、桜の方が先に上達していくにつれて、その子は話してくれなくなったそう。
これと似たようなことは今まで何度もあったといいます。
はじめはみんな仲良くしてくれるのに、親しくなればなるだけ離れていくことに気づいた桜。
そのため桜は、“はじめから近づかなければいい”と同い年のことは距離をとることにしていたそうです。
しかし、それが今回、百香とみかげを傷つけることになってしまって後悔しているといいます。
桜「私ってダメだよね」
桜の話を聞いた尊と二階堂は桜のしたことはダメなことではないと言います。
二階堂「桜先輩は今までの経験から友達と距離を詰めないことを選択しただけ」
尊「それはもう傷つきたくないからですよね?
自分を守って何が悪いんですか?」
尊の言葉に戸惑う桜。
尊はさらに、友達を傷つけないために桜がずっと我慢するのかと聞きます。
それはつらいけれど、他人からどう思われているか気にならないかと2人に聞く桜。
二階堂は、気になるけれどそれで自分が我慢したりはしないといいます。
桜「尊くんは?」
尊「俺は湊以外の人間からの評価はどうでもいいです」
尊らしい答えだと笑う桜。
二階堂は桜と話してみて、桜が以外にもすごく普通の人なのだと驚いたといいます。
二階堂「それだけ何もかも持っていたら物事の解釈とか違いそうなのに、すごく普通だなと思って」
普通なんて初めていわれたという桜。しかし、それがうれしいといいます。
二階堂「桜先輩はみんなと同じでいたいんですよね?」
二階堂の言葉に桜ははっとします。
自分は、誰かの近くにいることをあきらめたくなかったんだと気づいた桜。
本当の友達を作ることはもうずっとあきらめていたという桜は、「まだ間に合うかな」と不安になりながらも百香とみかげを探して走り出します。
本当の友達
学校内で2人を見つけた桜は、2人に謝ります。
桜「この前はごめんなさい。
私の個人的な問題で2人に嫌な思いさせちゃって」
百花「個人的な問題?」
桜は、今まで誰かと仲良くなっても、相手が自分と比較されることが嫌になって逆に嫌われてばかり来たことを話します。
桜「でも、2人とはそうなりたくなくて、ちょっと距離を置いて付き合おうとしてました」
再度、頭を下げて謝る桜。
そして、もう一度ちゃんと友達になりたいと2人に伝えます。
今まで、自分たちは信用されていないと思っていたという百香。
百香は、何でもできる桜は、自分たちのことが本当は邪魔だと思っていると感じていたと話します。
百香「でも、そうじゃないんだよね?」
百香とみかげと仲良くしたいと伝える桜。百香は、うれしそうに桜に抱きつきます。
一方、みかげも桜に思いを伝えます。
桜は人並み以上にできることがたくさんあるから、凡人の自分達には想像できないことがたくさんあると思うというみかげ。
でも、だからこそ桜のことをたくさん話してほしいと言います。
みかげ「違う人間だからこそ話そうよ」
桜は目を潤ませながら、「自分の話をたくさん聞いてほしい。そして、2人の話もたくさん聞かせて」と言うのでした。
桜たちが3人で仲良く帰るようすを、見かけた尊たち。
尊たち5人も桜の笑顔を見てうれしそうな表情をしていました。
↓↓↓『柚木さんちの四兄弟。』で柚木湊役を演じている山口暖人さんのwiki風プロフィールはこちらでご紹介しています!
↓↓↓『柚木さんちの四兄弟。』で霧島宇多役を演じている泉有乃さんのwiki風プロフィールはこちらでご紹介しています!
ドラマ『柚木さんちの四兄弟。』第23話 感想
とびぬけた才能がある人でも、その人なりの悩みがあるんですね。
大人や下級生たちから好かれても、一番多くの時間を過ごす同学年の子たちとの関係に悩んでいたのはつらかったろうなと思います。
それにしても、尊と二階堂のアドバイスが中学1年生とは思えない程しっかりした意見で、やっぱり秀才たちは違うなと感じました。
それとも、今の中学1年生ってみんなこんなにしっかりとした意見を持っているのでしょうか?
尊と二階堂は自分がどう思われているか気にしなかったり、気にしてもそれで自分を犠牲にしないというのはちょっと男性的な考えかもしれないなと思いました。
でも、そういう考え方って自分を大事にするために必要だったりもしますよね。
桜は、気にしすぎな面もありそうなので、自分の心も大事にしながら友達のことも大事にしてほしいですね。
あと、今回ちょっと思ったのは、尊って湊の評価しか気にしないといっていますが、尊以外の人間がどうでもいいわけではないんですよね?
桜のことも心配していますし、他の兄弟のことももちろんですが、きっと友達のことも心配したり大切におもっているんだろうなと思います。
それってけっこうすごいことなのではないかとちょっと思いました。
↓↓↓ドラマ『柚木さんちの四兄弟。』第24話ネタバレ・感想についてはこちらでご紹介しています!
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まとめ
『柚木さんちの四兄弟。』第23話のあらすじとネタバレ、感想をご紹介しました。
何でもできて恵まれているように見える人でも、その人ならではの悩みがあるのですね。
今回、その悩みが少し解決し、本当の友達ができそうでよかったです。
↓↓↓ドラマ『柚木さんちの四兄弟。』第1話ネタバレ・感想についてはこちら!
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